スクウェア・エニックスより2023年2月16日からサービス開始予定のツガイ育成バトルファンタジーRPG『トワツガイ』。その舞台版が、2023年6月に池袋サンシャイン劇場にて上演することが決定した。
1月22日には、都内で製作発表会が開催され、同作のスタッフ&キャスト陣が集結。舞台化の経緯や現時点での進捗の説明に加え、それぞれが演じる役どころへの意気込みなどが語られた。
『トワツガイ』は『SINoALICE -シノアリス-』プロデューサーの藤本善也氏のもと、原作・世界観設定に白本奈緒氏(ILCA)、音楽に岡部啓一氏(MONACA)と瀬尾祥太郎氏(MONACA)、オリジナルキャラクターデザイナーに雪醒(ゆきさめ)氏という豪華スタッフで開発中の注目タイトル。
このたび発表された舞台版には、舞台劇『ヨルハ』(『NieR:Automata』の舞台化作品)の演出を手掛けた松多壱岱氏をはじめ、同作を手掛けたスタッフが数多く集結。新たな興奮と感動をもたらす、珠玉の名作になることが予想される。
ちなみに、『トワツガイ』の世界観および、あらすじは以下の通り。
世界観
世界は“黒い海”に包まれ、“魔獣”と呼ばれる異形の存在が人々を蹂躙し始めていた。
そんな“魔獣”たちと戦うことができるのは“トリ”と呼ばれる少女たちだけだった……。
“黒い海”に侵食され始めた世界。
突如海から現れた異形の存在“魔獣”。
そしてその最たるもの“災禍の魔女”たち。
魔獣に対抗するべく人々が作り上げた組織“特殊災禍対策本部CAGE”は作戦を立案する。
それは、コードネームに鳥の名前を冠し、異能の力を手に入れた“トリ”の少女たちを戦線に送り込むことだった。
強大な敵。戦い続ける組織。壊れていく心と体。
それでも彼女たちは抗う。
唯一無二の“ツガイ”だけを心の支えにして。
あらすじ
「やめろ!離せ!このクソ野郎!」
カラスは敵からの攻撃に倒れ悪夢を見ていた。
ハクチョウの声で目覚めるカラス。
そこは魔獣との戦いの最前線だった。
戦いのさなか、カラスとハクチョウはスズメとエナガのふたりの少女に出会う。
彼女たちはまだ子どもだが、同じようにCAGEから派遣された“トリ”だった。
突如現れた異形の存在に、為す術もなく追い詰められる少女たち。
激戦の末、ハクチョウがカラスを庇い怪我を負ってしまう。
カラスは敵を追うことを諦め、ハクチョウに手を伸ばした。
その瞬間、繋いだ手から光があふれ、重傷だったハクチョウの傷が回復。
“ツガイ”と呼ばれるふたりの絆の力で、敵を追い詰めたのだった。
“トリ”とは?
“ツガイ”とは?
異形の正体とは?
謎ばかり増えていく中、否応なく戦いに巻き込まれていくトリの少女たち。
カラスとハクチョウのふたりもまた、その運命に翻弄されていく……。
キャスト人の意気込みを写真とともに紹介!
このたびの製作発表会では、松多壱岱氏(脚本・演出)、岡部啓一氏(音楽)、瀬尾祥太郎(音楽)、白本奈緒氏(原作 ※音声のみの出演)に加え、主要キャストのうち11名が登壇。それぞれが語った意気込みを、写真と併せて紹介しよう。
カラス役:大西桃香(AKB48)
カラス役を預からせていただきます大西桃香です! こうしてカラス役を預からせていただけることを本当に光栄に思います。とってもかっこよくてクール、少し怖そうにみえるけど、不器用で愛のある女の子。凛としていて前に進むことができる女の子。女性だけの座組、みんなと、そしてツガイのハクチョウとともに、この世界を精いっぱい生きていけるようにがんばります。舞台『トワツガイ』よろしくお願い致します!
ハクチョウ役:渡辺みり愛
ハクチョウを演じます渡辺みり愛です。ハクチョウのキャラクターって、きっと繊細で儚いものだけど、その中にある真の強さにみんな惹かれるのかな……と、そういう風に感じます。それをうまく出せるように私の中でのハクチョウとなって、皆さんに舞台上でお届けできたらいいなと思っています。劇場でお待ちしております!
エナガ役:星守紗凪
エナガ役を務めさせていただきます星守紗凪です。まずはビジュアル撮影を終え、『トワツガイ』の世界に1歩足を踏み入れることができたような気がしています。ここから稽古を重ねて、作品の深い部分を知っていけること。そしてはてしないこの物語を、皆様といっしょに体感できる日がくること。そのすべてが待ち遠しいです! エナガが心に抱えているものを私もいっしょになって抱えて、ツガイのスズメとともに一生懸命に生きていきます。ぜひとも劇場で見届けてください!
スズメ役:各務華梨
スズメ役を演じさせていただきます各務華梨です。はじめてスズメの衣装に袖を通したとき、『トワツガイ』の世界観を全身で感じて、とてもワクワクしました。 そして何より、武器を持つのは初めてなので、いまからとても緊張しています……! ですが、きっとスズメはいつも堂々と戦っていると思うので、そんなスズメを舞台の上でもしっかり表現できるように、精いっぱいがんばります。劇場でお待ちしております!
フクロウ役:小泉萌香 ※製作発表会には音声のみの出演
フクロウ役の小泉萌香です。私はゲームと舞台、どちらも同じ役で出演させていただきます! ゲーム内キャラクターの厳つい武器を持ったり、カッコかわいい衣装を実際に着ることができてうれしいです。しかも再現度が本当にすごい! フクロウの武器は弓なのですが、私は舞台で弓を扱うのは今回が初めてなので、ちゃんと扱えるかドキドキしてます! きっと激しい稽古の日々になるんじゃないかなと思いますので、みんなと支え合って生き抜いていこうと思います! ぜひ劇場に遊びに来てくださいね!
フラミンゴ役:長谷川玲奈
フラミンゴ役を務めさせていただきます長谷川玲奈です。初めてフラミンゴを見たとき、見た目がとてもかわいくて守ってあげたい子……と感じました。ですが現場で、ゲームではシナリオ監修を、そして舞台では脚本・演出家をされる松田壱岱さんからお話をうかがったときに「心が強い子」なんだと感じました。2月から開始されるゲーム『トワツガイ』はじめ、台本をしっかりと読んでフラミンゴちゃんの心情、ツガイのフクロウへの想いを落とし込めるように精いっぱいがんばります! よろしくお願い致します。
ハチドリ役:藤井彩加
ハチドリ役を演じさせていただくことになりました藤井彩加です。ハチドリは一目見たときから「絶対に演じたい!」と強く惹かれた子でした。かわいいとかっこいいが共存した彼女を輝かせられるように精いっぱい演じたいと思います。稽古はまだ先ですが、どんなお話になるのか、いまからとても楽しみです。『トワツガイ』の儚くも素敵な世界の中で、ハチドリといっしょに舞台上で暴れまくります!
ツル役:野本ほたる
ツルを演じさせていただきます野本ほたるです! 『トワツガイ』の世界に携わることができてとても光栄です! お姉様なビジュアルのツルちゃんにドキドキしつつ、これから始まる物語に胸をわくわくさせています。ツルとして、ツガイであるハチドリといっしょに最高の舞台になるよう努めます。よろしくお願いします!
ツバメ役:飯窪春菜
ツバメ役の飯窪春菜です。キャラクタービジュアルから世界観から、最高に魅力いっぱいな『トワツガイ』。携わることができてとてもうれしいです。いままで王子様的なキャラクターは、自分とはかけ離れていると思っていたので、ツバメ役が決まったときは「本当に私ですか!?」と驚きでした。かっこよくスマートに、ツバメを演じられたらなと思います。これから明かされていくドラマも楽しみです!
司令役:松田彩希
舞台『トワツガイ』にて司令役を演じさせていただきます松田彩希です。トリたちをサポートするCAGE(特殊災禍対策本部)のトップとして、美しい立ち振る舞いができたらと思います。たくさんの方に『トワツガイ』の世界に触れていただけたら幸いです。
副司令役:倉知玲鳳
『トワツガイ』の世界観に魅了され、皆様と同じく一プレイヤーとして、ゲームのリリースを楽しみにしてきました。そんな作品にキャストとして参加できることがとても光栄ですし、身の引き締まる思いです。私はゲーム・舞台ともに副司令(ウグイス)を演じさせていただきます。ふたつのフィールドの結びつきを強くする存在としての責任をはたせるよう、誠心誠意努めてまいります!
カッコウ役:堀越せな ※製作発表会には音声のみの出演
このたび、舞台『トワツガイ』にてカッコウ役を演じさせていただきます。そして、アプリゲームでもカッコウのお声を担当させていただきます! 私自身、ゲームと舞台両方の担当をさせていただくことは初めてで、キャラクターに最初から携わっている身として、最大限のパフォーマンスを皆様にお届けできるようにがんばります! ゲーム・舞台どちらも応援よろしくお願い致します!
ミヤマ役:梅原サエリ
舞台とアプリゲームでミヤマ役を務めます、梅原サエリです!美しい『トワツガイ』の世界が舞台で現実になることが、いまからとても楽しみです。冷静で大人なミヤマを演じることができてとてもうれしいです。世界のために戦うトリたちを、舞台でもゲームでも、しっかりサポートしていきます! よろしくお願い致します!
公演情報
- 公演名:舞台 トワツガイ
- 日程:2023年6月16日(金)~25日(日)全13公演
- 劇場:サンシャイン劇場(〒170-8630東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ 文化会館4F)
スタッフ
- 原作:白本奈緒(ILCA)
- 脚本・演出:松多壱岱
- 音楽:岡部啓一(MONACA)、瀬尾祥太郎(MONACA)
- 美術:松生紘子
- 衣装・特殊造形:早瀬昭二(マッシュトラント)
- メイク:M's Factory
- 映像:曾根久光(co:jin projects)
- 舞台プロデューサー:小林諸生(ABC&SET)
- 制作:ABC&SET(株)
- 協賛:スクウェア・エニックス
- 主催:舞台 トワツガイ製作委員会(ABCフロンティア、HIKE、サンライズプロモーション東京)