配信者・k4sen(かせん)が主催する『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のトーナメント大会“League of Legends The k4sen”week2が、本日2023年4月7日19時より開催されます。
先週の3月31日に開催された“League of Legends The k4sen”は、『LoL』初心者を多く含む構成となっており、各チームにはそれぞれコーチがつけられました。優勝したのは、JapaneseKoreanUGがコーチを務め、主催者k4senがメンバーの“ファッキン無料講座”!
“ファッキン無料講座”は『LoL』を触り初めてから約3ヶ月の初心者枠・夜よいちのジャングル(以下、JG)が上手すぎると話題になりました。試合序盤はk4senが、後半はおぼが的確にコール(指示)を出して試合をコントロールしていたのも勝因のひとつでしょう。コーチのJapaneseKoreanUGが、試合中はチームメンバーのファンボーイと化し大興奮で、フィードバックではきっちりコーチの顔をしていた切り替え具合も印象的でした。
“League of Legends The k4sen”week2概要
week2では、前回に引き続き“らいじん士官学校”、“増永アカデミー”、“ファッキン無料講座”、“Rainbrainアカデミー”の4チームに分かれてBO3(2本先取制)でトーナメント戦が行われます。
week1ではコーチだったJapaneseKoreanUG、しゃるる、らいじん、Rainbrainがサポート(以下、SUP)として試合に参加。また、前回それぞれのチームでSUPについていたうるか、k4sen、葛葉、SHAKAはチームを継続したまま違うロールについています。
※ロール=役割
前回はBANにプロテクトという制限がありましたが、week2ではその制限はなくなりました。ファーストストライク禁止、アイテム制限なし、レーン変更なし、SUPルーンのメインパスは不滅もしくは天啓、といったルールは継続。これに加え、JGルーンのメインパスは不滅もしくは天啓、というルールが追加されます。
※編注:『LoL』プレイヤーの皆さんにはなじみ深いものですが、本稿ではロールを以下のように表記しています。
TOP:トップ
JG:ジャングル
MID:ミッド
ADC:アタックダメージキャリー
SUP:サポート
“らいじん士官学校”はらいさまの命令は絶対!
メンバー
- TOP:スタンミじゃぱん(SHAKAと変更)
- JG:Zerost
- MID:叶
- ADC:ローレン・イロアス
- SUP:らいじん
「らいさまの言うことは? ぜったーい!」がスローガンの“らいじん士官学校”。このチームのポイントは、どれだけらいじんの指示通りにほかのメンバーが動けるか。とくにBOT(ボット)レーンでらいじんと組むことになるローレン・イロアスの動きが注目されています。
また、対面する相手が全員格上であるSHAKAも注目株。SHAKAがレーン戦に集中できるかどうかでチームの動きが変わってくると予想されます。
顔合わせ初日から士官学校らしく厳しい雰囲気を漂わせていました。らいじんの“チクチク”をどれだけ引き出せるかが面白さの要であり、逆にどれだけ“チクチク”を出させないかが勝利のカギです。
“増永アカデミー”はギャンブルに勝って試合にも勝つ
メンバー
- TOP:葛葉
- JG:たかやスペシャル
- MID:Sasatikk(スタンミじゃぱんと変更)
- ADC:ふらんしすこ
- SUP:しゃるる
メンバーのレート平均は最も高いチームですが、下馬評では「何か良くないことが起きそう」との声も。リーダーのしゃるるはこのチームの“ギャンブル性”に不安を感じていました。
とはいえ、スタンミじゃぱんはもともとMIDがメインロール。彼を起点にそれぞれのロールがカチッとハマれば最強のチームになるかもしれません。
week1でも“増永アカデミー”は「もっとも弱いがもっともおもしろいチーム」と言われていましたが、week2でももっともおもしろいチーム……そしてギャンブルに勝てば強いチームになること間違いなし!
“ファッキン無料講座”はなぜか変なピックをしたほうが勝つ
メンバー
- TOP:乾伸一郎
- JG:象先輩
- MID:k4sen
- ADC:イブラヒム
- SUP:JapaneseKoreanUG
象先輩は最上位レートのチャレンジャー。彼がメインロールではないJGでどのように動くのか、関心が集まります。スクリム中は象先輩が変なチャンピオン(JGのメタではないキャラクター)ばかりピックするので、JapaneseKoreanUGが「1回普通にピックしてみましょう」と指示を出し、象先輩がその指示に従って普通にプレイしようしたところ負ける、という出来事もありました。やはり象先輩には少々トリッキーな動きが似合っているのかもしれません。
対面予想が厳しめのk4senも、“らいじん士官学校”のSHAKA同様に注目株です。また、k4senとJapaneseKoreanUGはweek1の優勝者でもありますので、無事王座を守れるのかにも期待しましょう。
“Rainbrainアカデミー”強すぎたがゆえに職員会議開催
メンバー
- TOP:うるか
- JG:たぬき忍者
- MID:SHAKA(Sasatikkと変更)
- ADC:なぎさっち
- SUP:Rainbrain
下馬評では「隙がなく強そう」ということで、優勝候補に挙がっているチームです。得意なレーンをそのまま担当しているメンバーが多いのが理由のひとつかもしれません。スクリムであまりに強すぎたがゆえに、緊急でメンバー構成を見直す職員会議が開かれました。
また、苦手レーンであるJGを担当するたぬき忍者が注目が浴びています。練習の成果がどのように発揮されるのか、楽しみですね。
“League of Legends The k4sen”week2は各参加者の配信から視聴可能
本大会の模様は主催者・k4senのtwitch配信ページはもちろん、参加者個人もそれぞれ配信されます。LJL(日本プロリーグ)の公式キャスターであるJaegerとリクルート、LJLの元解説/元選手のDAY1による実況・神視点配信もおすすめです。
きっとハイレベルな試合運びになるに違いない“League of Legends The k4sen”week2。コーチ陣が選手として参戦することにより、自分のプレイとコーチング、両方に脳のリソースを割かれてテンパるコーチたちが見られるかもしれません。本日19時から行われる本番配信をお見逃しなく!
※画像は公式Twitterアカウントより引用。