2023年2月5日で4周年を迎えた『Apex Legends』(エーペックスレジェンズ)。本作を手掛けるアメリカ・カリフォルニアの開発スタジオRespawn Entertainmentへの訪問取材が実現した。同社への訪問は国内メディアとしては初めて。ロビーからモーションキャプチャースタジオまで、内部の様子を画像とともにお届けする。
“伝説”が生まれる場所
スタジオ内には実物大のサプライボックスやレジェンドたちのパネルといった『Apex Legends』のグッズが所狭しと飾られている。出勤状況を記入するホワイトボードには、手作り感満載のパスファインダーの姿もあった。
世界中の多くのファンに愛されるレジェンドたちは、作品への愛に満ちたスタジオで生まれたのだ。
ファンの想いとともに
スタジオの各所にユーザーコミュニティーから寄せられた数多くのファンアートが展示されていた。上で掲載しているトロフィーよりも多くのスペースを使って飾られており、ファンへの想いの大きさをうかがうことができた。
ファンアートの数々は、同スタジオのスタッフにとって何よりも大事なトロフィーと言えるのかもしれない。
脈々と受け継がれる遺伝子
『Apex Legends』の前身とも言えるFPSタイトル『タイタンフォール』シリーズのフィギュアや武器も多く飾られていた。
ちなみにレジェンドのアッシュはもともと『タイタンフォール2』のキャラクター。ヴァルキリーも同作のキャラクター・バイパーの娘という設定だ。
武器に関しても、一部名称は少し異なるもののR-301や、オルタネーター、ウィングマンといった武器は『タイタンフォール』シリーズから登場している。同シリーズの遺伝子は『Apex Legends』でも色濃く残っている。
動きで命を吹き込む
レジェンドたちの動きが収録される、バスケットコートほどの広さのモーションキャプチャースタジオ。
Twitterなどで公開されたメイキング映像で見たことがある人も多いのでは? レジェンドたちの表情豊かなアニメーションの数々はここで作られるのだ。キャプチャーは複数のモニターを確認しながら行われるようだ。
胎動する新たな巨星
『Apex Legends』の開発チームの棟の近くには『スター・ウォーズ』関連タイトルの開発を行うセクションがある。現在、Respawn Entertainmentでは3本の『スター・ウォーズ』タイトルの開発が進行中だ。
『スター・ウォーズ』に登場する惑星である“クラウド・シティ”の名を冠する会議室など、セクション全体が作品愛に満ちていた。『Apex Legends』の今後の展開とともに、新作にも期待が高まる。