2022年10月8日、『サガ』シリーズと佐賀県のコラボ企画“ロマンシング佐賀2022”の県内イベントの開始に合わせ“ロマンシング佐賀列車 出発式”が開催された。

 今年は唐津線・筑肥線の山本駅~伊万里駅に、全16車両のオリジナルラッピング列車が運行。 “乗りたくなる列車”、“降りたくなる駅”をキーワードにさまざまな企画が実施される。

 出発式にはスクウェア・エニックスの『サガ』シリーズ総合ディレクター河津秋敏氏、プロデューサー市川雅統氏なども登場し出発の合図などを行い、式を盛り上げた。

Amazon.co.jpでロマンシング・サガを検索する

ロマンシング佐賀列車 出発式レポート 全16車両が運行開始!ロマ佐賀列車による県内周遊イベントスタート!

 佐賀県は、人気ゲーム「サガ」シリーズとのコラボレーション企画「ロマンシング佐賀2022」の県内イベントの開始に合わせ「ロマンシング佐賀列車 出発式」を開催いたしました。

 本年は九州旅客鉄道株式会社及び関係自治体が連携し、JR唐津線・筑肥線(山本~伊万里)に全16車両のオリジナルラッピング列車が運行するなど、“乗りたくなる列車”“降りたくなる駅”をキーワードにした様々な企画を実施します。そのお披露目の場として、JR唐津駅においてロマンシング佐賀列車出発式を開催しました。

“ロマンシング佐賀列車”が今年も出発! 全16車両が運行開始。佐賀県を『サガ』ラッピング列車が走る。唐津駅には“ロマ佐賀ステーション”が登場

 出発式では、(株)スクウェア・エニックス「サガ」シリーズ総合ディレクター河津秋敏氏、プロデューサー市川雅統氏、九州旅客鉄道(株)代表取締役社長執行役員古宮洋二氏らが登場。山口知事、沿線駅の各市長5人とともに16車両の運行開始を記念した鏡開きや出発の合図を執り行いました。

佐賀県 山口祥義知事「万感の思い。バーチャルからリアルの冒険へ飛び出して欲しい」

 佐賀県山口知事は「万感の思い。佐賀県にとっても大きな冒険である」とコメント。今後の期待について語りました。(株)スクウェア・エニックス河津氏は「『サガ』シリーズがはじまって33年。こんなイベントができるとは思いませんでした」とコメント。最後に、九州旅客鉄道(株)古宮社長が「全16車両にラッピングし、ここまで沿線エリア全体が一つにまとまるというのはJR九州としても初めてのことだ」と述べた。

ロマンシング佐賀列車 出発式イベントの様子

“ロマンシング佐賀列車”が今年も出発! 全16車両が運行開始。佐賀県を『サガ』ラッピング列車が走る。唐津駅には“ロマ佐賀ステーション”が登場
“ロマンシング佐賀列車”が今年も出発! 全16車両が運行開始。佐賀県を『サガ』ラッピング列車が走る。唐津駅には“ロマ佐賀ステーション”が登場
“ロマンシング佐賀列車”が今年も出発! 全16車両が運行開始。佐賀県を『サガ』ラッピング列車が走る。唐津駅には“ロマ佐賀ステーション”が登場
“ロマンシング佐賀列車”が今年も出発! 全16車両が運行開始。佐賀県を『サガ』ラッピング列車が走る。唐津駅には“ロマ佐賀ステーション”が登場
  • 日時:2022年10月8日(土曜日)9時50分開始
  • 会場:JR唐津駅(〒847-0043 佐賀県唐津市新興町)
  • 出席者:
    佐賀県知事 山口祥義
    九州旅客鉄道(株)代表取締役社長執行役員 古宮洋二
    (株)スクウェア・エニックス「サガ」シリーズ総合ディレクター 河津秋敏、
    (株)スクウェア・エニックス「サガ」シリーズプロデューサー 市川雅統、
    佐賀市長坂井英隆
    唐津市長 峰達郎
    小城市長 江里口秀次
    多久市長 横尾俊彦
    伊万里市長 深浦 弘信

佐賀県 山口祥義知事 コメント

 万感の思いです。ロマンシング佐賀のコラボも1年1年積み重ねてきて8年目になりました。唐津線・筑肥線の16車両すべての列車と、17駅の駅名標をラッピングして皆さんをお待ちできることを嬉しく思います。

 スクウェア・エニックス、JR九州、沿線市のみんなが大いなる冒険の旅に出ます。バーチャルの世界の中からリアルの世界に飛び出して、本当に色々な人と人との出会いがあって、人生が豊かになり、まさに冒険の旅になることを心から祈っています。

(株)スクウェア・エニックス 河津秋敏「サガ」シリーズ総合ディレクター コメント

 『サガ』シリーズ、1989年に始めて、33年になります。それがここまで、こんなイベントができるとは、思いませんでした。また、前回2015年のラッピング列車、2両のみだったのが、今回は16両ということで8倍になりました。佐賀内を広く走らせていただけるということで、本当にありがたいことです。

 佐賀県だけでなく、我々ゲームの方もこれを機会にまた、一段とファンが増えて、楽しんでいただければなと思っています。

“ロマンシング佐賀列車”が今年も出発! 全16車両が運行開始。佐賀県を『サガ』ラッピング列車が走る。唐津駅には“ロマ佐賀ステーション”が登場

九州旅客鉄道株式会社 古宮洋二代表取締役社長執行役員 コメント

 今まで色々なラッピング列車をJR九州でもやってきましたが、全16両にラッピングということで、ここまで沿線エリア全体が一つにまとまるというのは初めてでございます。

 ゲームの舞台にもなり、マンホールが設置されるなどこの線区全体が一つとなって、盛り上げていきたいと思います。たくさんの方々が訪れて、もっと佐賀県のことを知ってもらえればと思います。

全16車両の「ロマ佐賀列車」と沿線駅を中心とした大型コラボ

unnamed

 JR唐津線・筑肥線(山本~伊万里)を定期列車として走行する全16車両が、オリジナルのデザインラッピングとなり運行されます。

 車両デザインには、『サガ』シリーズのイラストレーター小林智美氏や倉持諭氏のキャラクターイラストや、200体を超える『サガ』シリーズのドットキャラクターが登場。さらに、今回のために描き下ろした佐賀出身の書道家・江島史織氏の題字、佐賀県内名所のイラスト、佐賀県の名産物のドット画像などが使用されるなど、佐賀と“サガ”が融合したデザインになっています。

  • 全車両運行開始日:2022年10月8日(土曜日)~
  • 運行区間:JR長崎本線(佐賀~久保田)、JR唐津線(久保田~西唐津)、JR筑肥線(山本~伊万里)

※運行時間は、日によって異なります。
※個別の車両の運行に関するお問い合わせはお控えください。

唐津駅内に「ロマ佐賀ステーション」がオープン!

“ロマンシング佐賀列車”が今年も出発! 全16車両が運行開始。佐賀県を『サガ』ラッピング列車が走る。唐津駅には“ロマ佐賀ステーション”が登場
“ロマンシング佐賀列車”が今年も出発! 全16車両が運行開始。佐賀県を『サガ』ラッピング列車が走る。唐津駅には“ロマ佐賀ステーション”が登場
“ロマンシング佐賀列車”が今年も出発! 全16車両が運行開始。佐賀県を『サガ』ラッピング列車が走る。唐津駅には“ロマ佐賀ステーション”が登場
“ロマンシング佐賀列車”が今年も出発! 全16車両が運行開始。佐賀県を『サガ』ラッピング列車が走る。唐津駅には“ロマ佐賀ステーション”が登場
“ロマンシング佐賀列車”が今年も出発! 全16車両が運行開始。佐賀県を『サガ』ラッピング列車が走る。唐津駅には“ロマ佐賀ステーション”が登場

 その他、様々なコラボ企画の詳細はWEBサイトよりご確認ください。

“ロマンシング佐賀2022”公式サイト

『ロマンシング佐賀』について

unnamed (1)

 「ロマンシング佐賀」は、『サガ』シリーズ25周年を記念して、佐賀県と『サガ』シリーズがコラボレーションしたプロジェクトです。

 2014年から継続的に行われきた「ロマンシング佐賀」は、佐賀県の情報発信だけでなく、『サガ』シリーズの活性化にもつながり、その後の『ロマンシング サガ リ・ユニバース』の大ヒットにも繋がりました。また佐賀県では、佐賀県と継続的かつ多様に関わる「関係人口」の創出に取り組んでいます。

 長いあいだ手をとりあいながら成長してきた両者が、より強く末長い関係を築きあげながら、プロジェクトを遂行しています。

「サガ」シリーズについて

unnamed

 『サガ』シリーズは、スクウェア・エニックス制作のロールプレイングゲームのシリーズ総称。シリーズの世界累計出荷・ダウンロード本数は1,000万本を超え、2019年12月にシリーズ30周年を迎えました。

 2018年には完全新作のスマホアプリ『ロマンシング サガ リ・ユニバース』を発売。全世界2500万DLと人気を博しており、今冬には『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』の発売を予定しています。