『ワイルドアームズ』シリーズと『シャドウハーツ』シリーズを手掛けた各クリエイターチームが、自分たちの過去作品から着想を得たふたつの新作大型JRPGの制作を目指す“ダブルキックスターター”キャンペーンにおいて、プレッジ(支援)額がストレッチゴールとなる100万ドルに到達し、家庭用ゲーム機での開発が決定した。
『ワイルドアームズ』シリーズの生みの親である金子彰史氏らが開発するウェスタンパンクRPG『ARMED FANTASIA(アームドファンタジア)』と町田松三氏らが開発するゴシックホラーRPG『PENNY BLOOD(ペニーブラッド)』は、Kickstarter(キックスターター)にて75万ドルの支援を得ることで開発プロジェクトが正式に始動することになっていた。
昨日8月30日1時50分ごろにキャンペーンが開始されてから約20時間ほどで1億円以上のプレッジを集め、Steam版の開発が決定。そして、約48時間で100万ドルに到達し、家庭用ゲーム機(PS5とXbox Series X|S)でも開発されることが決まった。
なお、Nintendo Switch版の開発予定はないが、2タイトルの制作期間中に任天堂の新規ハードが発表された場合、バッカー(支援者)はそのハードを選択できるようになるという。
クラウドファンディングはここで終了ではなく150万ドルのストレッチゴールも用意されており、支援額次第でゲームのボリュームアップやシステムの追加などが行われる予定だ。
さらに、キャンペーンページでは、新たに『アームドファンタジア』に登場するメインキャラクター3人の設定や、彼らが使用するARMの設定画が公開された。
『ペニーブラッド』では、主人公マシュ―とヒロインであるエミリアの設定や、町田松三氏と加藤美也子氏のコメントが公開されている。