ZA/UMの変則RPG『ディスコ エリジウム』PC版の日本語対応が開始した。Steamでは最新パッチで対応が完了している。
本作はホテルで飲んで暴れて記憶をなくして目覚めた中年男を主人公とする2DRPG。相棒のメガネ男キム・キツラギとともに陰鬱とした街でとある事件を追っていくことになる。
ゲームのスタイルは、テーブルトークRPGのように能力特化していくことでさまざまな問題解決が可能になるという、古典的な海外のコンピューターRPGのスタイルを応用した成長要素のあるアドベンチャーゲームといった感じだ。
ところで本作、そもそもセリフがめちゃくちゃ多いし、さまざまな心の中の声が語りかけてきたり、セルフツッコミのト書きなどもあったりするので、とにかくプレイ中に読まなくてはならないテキスト量が膨大。PC版を買って眠らせていた人も少なくないんじゃないだろうか。家庭用ゲーム機版の国内展開に合わせてPC版も日本語対応してくれたのはありがたいところだ(パッチ配信はちょっと遅れたけど)。
なおPC版ではQ/Lキーを押すことで日本語と他言語の切り替えが可能になっており、日英を切り替えながらのプレイが可能。英語学習をかねてプレイしてみてわからなかったら日本語を見るとか、日本語でプレイして英語での記述が気になったら切り替えるといったスタイルで活用するといいだろう。
本誌では家庭用版発売に合わせたレビュー記事も掲載されているので、どんなゲームなのか気になった人はぜひそちらもチェックしてみて欲しい。