元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長であり、編集部時代から現在に至るまでゲームプレイ日記やエッセイを執筆している大塚角満によるプレイ日記。Nintendo Switch、PC用ソフト『モンスターハンターライズ:サンブレイク』のプレイ日記。その第26回をお届けします。
旬なネタを書いていくか!
同僚のたっちーといっしょに『モンハンライズ:サンブレイク』のメインモンスター、メル・ゼナ討伐を行った話を……ソフト発売から1ヵ月以上が経過したいまになってようやく書けたんだけどさ(苦笑)。
となればこの後は、マスターランクの古龍三兄弟(ナズチ、クシャ、テオねw)とかラージャンとか激昂とかバルファルクとかあんなのやこんなの(自主規制)……と、書かねばならないことが山ほどあるんだけど、気付けば、
うは!!! 最新アプデきたぁぁぁあああ!!!www
遅きに失した感がアリアリだけど、去る8月10日に『モンハンライズ』がVer.11.0.1にアップデートされて、まだ序盤すらしゃぶり尽くせていないと言うのに新要素がゴマンと盛り込まれてしまったのだよ。
でも俺は、マイペースに、なるべく静かに『サンブレイク』の世界を歩いて行こうと思っていたので、
「しばらく、新要素に関しては見なかったことにしておこう。だってやっぱり、先に挙げたマスターランクのモンスターのことを順番に書いていきたいからね^^」
素直な小学1年生のようなことを言いながら、アップデート後のエルガドに入っていったのだった。
すると……w
ちょwww
アチコチにいる人たち、わざとらしく俺の顔から目線をそらしているけど、どっからどう見ても、
(早く俺に話し掛けろ……!! さっきからずっとこうしてるんだからよぉ!!)
↑こういう、恩着せがましいオーラが出まくっているんですが!!ww アルロー教官なんて、
|;-`ω-)来やがったか、大災難…。
誰に言うともなく、ひとりで思い悩んでいる風を装っているけど、その実、
(# ゚Д゚)(オメーに言ってんだよ! 早く気づけよ!)
完全に、俺にだけ主張している!!w
この状態で1週間も1ヵ月も放置したとなると、さすがにコワモテのアルロー教官も、
( ;∀;)き、来てんだけどね、大災難……。でも、話し掛けてくんないからさ……。ずっと待ってんだけどネ、ボク……(泣)
こんな感じで泣き出してしまうかもしれないので、前述のメル・ゼナ後のモンスターのことを書きたい気持ちをグッと抑え、アルロー教官に話し掛けたのでありました。
すると……!
言ってることはかなり物騒だけど、話し掛けてもらえたヨロコビがそこはかとなく漂っている。さらに話を聞くと……!
デタッ!!! 神出鬼没の爆撃機・バゼルギウスのヤバい個体!!! その名も“紅蓮滾るバゼルギウス”が緊急クエストで出ちまったみたいだぞ!!!
さあたいへんだ。
じつは前回の記事でちょっとお漏らしして書いてしまったんだけど、俺はもともとバゼルギウスというモンスターが大好きで、その素材から作る武器も、防具も、必ずひと揃いは作るようにしている。となれば、紅蓮滾るバゼルギウスの素材で作る武具も速攻で制作したくなるわけで……! ネタ的にはしばし寝かせて取っておこうかなぁ……なんて考えもあったんだけど、やっぱりここは……!
もう、ほかのことはすべてほっぽり出して、紅蓮滾るバゼルギウスの緊急クエストに行くしかない!!w
ホントは、
バハリも、アルロー教官並みに(かまって! かまって!!)と主張していたので、傀異討究クエストのことも掘り下げていかないといけないんだけど、それらは……とりあえず、アルロー教官の緊急クエストをひと通り終えてからだな!! 傀異討究クエストは延々と遊べるエンドコンテンツみたいなので、あとでゆっくり語ればいいや!!w
てなわけで始まった、紅蓮滾るバゼルギウスとの一騎打ち!!
防具は、以前詳しく紹介したガンランスセットのスキル(砲術、ガード性能、ガード強化、砲弾装填、業物)がフルで発動しているもので、手にはほぼ一択で使い続けているガンランス“咆犬銃槍ガルロア”が握られている。このガンランスは、放射型の砲撃レベルが“8”という超絶優秀なモノで、フルバレットファイアを中心に立ち回る俺にピッタリなのであるよ。
そんな、個人的最強装備のガンランサーの前に、紅蓮滾るバゼルギウスがユラリと現れる。
うおおおお……!! 身体の巨大さに似合わない小顔が、逆におっかねぇ……!!
でもここまでは、通常の個体とほとんど大差はない。
紅蓮滾るバゼルギウスが真価を発揮するのは……! チクチクといやがらせのように突っつきまくって、
「うわあああああ!!!! このおっさんガンランサー、うぜえええええ!!!!(怒)」
ってんで、怒らせた後なのである!!!
怒り狂った紅蓮滾るバゼルギウスは、なんと……!!
蛍光紫に発光!!?! 見ようによっては、首や尻尾にぶら下がっている爆鱗が大きなアメジストに空目して、若干ながら、
「うわぁ……w きれい~~~……」
とウットリしちまったじゃねえか(苦笑)。
でも、この紫に光り輝く爆鱗がじつに厄介でさ……!
「あ。バゼル、かっこつけて飛び上がった」
上空に羽ばたいた紅蓮滾るバゼルギウスを茫然と眺めていると……!!!
ボババババババババンッ!!!
!!?!?! 爆風のレベルが、通常型とまったく違うぅぅぅううおおおお!!!!www
紅蓮滾るバゼルギウスとの激闘は、まだ始まったばかりだ。
続く。
大塚角満(おおつか かどまん)
元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。2017年に独立。編集部時代から現在に至るまでゲームエッセイを精力的に執筆し、『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』、『折れてたまるか!』など、多数の著作がある。