ガールズ侍アクション『サムライメイデン』今冬発売決定。亡者が蔓延る本能寺地下冥界を“侍JK・紬”が3人の乙女忍者とともに駆け抜ける

2022.08.03 17:10

　2022年8月3日（水）、ディースリー・パブリッシャーは、プレイステーション5、プレイステーション4、Nintendo Switch、PC向け『SAMURAI MAIDEN -サムライメイデン-』を今冬発売することを発表した。

　本作は、亡者が蔓延る本能寺地下冥界を“侍JK・紬”が3人の乙女忍者とともに駆け抜けるアクションゲーム。主人公となる侍JK・玉織紬（声：夜道雪）、紬を護る3人の護影・依夜（声：伊藤美来）、刃鋼（声：上坂すみれ）、狐美魅（声：富田美憂）など詳細が公開された。

　また、本作の重要人物となる、野望を果たすために生きる戦国英雄“織田信長”や爽快な剣忍一体アクション“護影システム”などのゲームシステムも明らかに。

花は桜木、JKは侍――！戦国乱世の魔を斬るガールズ剣戟アクション『SAMURAI MAIDEN -サムライメイデン-』 #PS5 #PS4 #NintendoSwitch #Steam にて今冬発売予定！… https://t.co/N1qfZfWhdL
— サムライメイデン公式 (@s_maiden_jp) 2022-08-03 12:00:00

『サムライメイデン』公式サイト

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以下、リリースを引用

PS5/PS4/SW/STEAM『SAMURAI MAIDEN -サムライメイデン-』

ガールズ侍アクション『サムライメイデン』今冬発売決定。亡者が蔓延る本能寺地下冥界を“侍JK・紬”が3人の乙女忍者とともに駆け抜ける

花は桜木、JKは侍――！戦国乱世の魔を斬るガールズ剣戟アクション！

激しい黒煙を上げて燃えるお寺。
周囲でとびかう数多の兵たちの怒号。
目の前に立つ髭のおじさんは……織田信長!?

戦国時代の本能寺に剣術が得意な“侍JK”が召喚！
地獄の亡者がひしめく本能寺地下冥界を、忍びの乙女たちとともに駆け抜ける！

侍JKの剣術で両断し美少女忍者の忍術で一掃する剣忍一体のアクション“護影システム”。
乙女同士の唇を重ねて能力を高める“口憑けの術”など、爽快＆尊さにあふれるバトルが展開！

戦国乱世の魔を斬り、戦国乱世の乙女と絆をつむぐ！
完全新作ガールズ剣戟アクションここに推参！

PROLOGUE

「織田信長、イチゴパンツで本能寺の変。1582年だからイチゴパンツ……か」

玉織紬は放課後の教室で居残り勉強をしていた。
歴史の勉強は苦手。意味のない年号の語呂合わせは特に嫌いだ。

「とりあえず、戦国時代に生まれなくてよかった～」
歴史の教科書のどこを開いても戦いの話ばかりなのを見て、ひとり呟く。

……気を失う前の紬の記憶はここで終わっている。
目覚めたのは教室ではなく、炎に包まれたお寺――本能寺だった。

「死にたくなければ戦うしかあるまい」
自らを、織田信長と名乗った髭のおじさんが言う。
信長の顔なんて知らないけど、少なくともイチゴパンツは履いてそうにない顔だ。

骸骨の群れがお寺の中に押し寄せてきた。
紬に手渡されたのはひと振りの日本刀。
剣術のお稽古で触っていたようなニセモノじゃない。
これは――真剣だ。

「やればいいんでしょ！どうせやるんだったら思いっきりやってやるわ！」

天正10年6月2日、本能寺の変。
戦国時代の英雄織田信長の最期の日に、ひとりのJKが紛れこむ。
新しい歴史が教科書に刻まれるか、それとも……。

立てば芍薬座れば牡丹、刀振るえば豪剣唸る！

戦国時代に召喚された侍JK 玉織紬たまおりつむぎ【CV：夜道雪】

現代の普通のJK。放課後の教室で居残り勉強をしている最中に、突如として戦国時代の本能寺に召喚される。幼い頃から実家の道場で剣術を習っており、祖父に跡継ぎを期待される程の腕前。しかし本人はダイエットの手段くらいに考えている。
一本気で熱血。物事を深く考えない楽天家。周囲の女の子にモテるが、本人にその自覚はない。クレープとショッピングが好き。

戦場を舞う影にして紬を護る相棒。3人の女忍者――“護影”。

“護影”とは、紬とともに戦ってくれる3人の忍者である。
紬の攻撃に加勢したり、忍術で戦闘をサポートしたりと、常に紬のそばに連れ添いながら戦いを助けてくれる頼もしい相棒たちだ。

紬と護影たちは本能寺で出会い、地下冥界の旅へと出ることに。ときに笑いときにいがみ合いながら、柄の間の旅を共にする。紬とは産まれ育った時代が異なる護影たちだが、旅の果てには友情や友情以上の絆が育まれているかもしれない。

3人とも忍者ではあるが、服装や装備などの見た目に統一感はない。からくりの腕や獣の耳など、戦国時代には似つかわしくない容貌をしている忍者もいるが……。

多彩な忍具を扱うがんばり屋忍者依夜（いよ）【CV：伊藤美来】

からくりの体で戦うお姉さん忍者刃鋼（はがね）【CV：上坂すみれ】

陰陽術に長けた天才忍者狐美魅（こみみ）【CV：富田美憂】

本能寺の地下は冥界と繋がっていた!?狂暴な亡者が跋扈する、美しくて華やかな“地獄” 。

本能寺――。
普段は何の変哲もない仏閣だが、“本能寺の変”のその日は違った。
寺の地下深くの扉を潜り抜けると、巨大な冥界へと繋がるようになっていたのだ。

桜の花と紅葉が同じ場所同じ時に鮮やかに色づき、地下にも関わらず晴れ渡った青空が広がる。冥界の景色は地上の摂理から大きく外れていた。

そして冥界には、“戯骸”という無数の亡者たちが至るところで蠢いていた。彼らに知能や目的はない。肉体に残っていた“生きたい”という欲望に操られているだけの人形であり、生の香りを振りまく紬たちに無情に襲いかかる。

本能寺地下冥界。
この異常な世界、美しい地獄を、紬と護影たちは旅することになる。

本能寺で死ぬわけにはいかんのだ――。野望を果たすために生きる戦国英雄“織田信長” 。

戦国時代に召喚された紬が、炎上真っ只中の本能寺で出会った壮年の男。
歴史の勉強が苦手な紬ですら知っている戦国の英雄――織田信長その人である。

奇妙な身なりで奇妙な話ばかりをする紬のことを、初めは訝しむ信長。
しかし、亡者の群れに囲まれて死地と化した本能寺を脱するため、魔を払う刀を紬に授けて彼女を戦いへと誘う。

「オレはこんなところで死ぬわけにはいかんのだ」
本能寺の異変が家臣の明智光秀の画策だとにらんだ信長は、光秀を斬ってすべての始末をつけるために、冥界の奥底へと歩みを進める。
彼にはどうしても叶えなければならない野望があるらしいが……。

第六天魔王織田信長（おだのぶなが）【CV：黒田崇矢】

侍JKの剣術と忍者ガールの忍術を連携して戦う！

豪快＆爽快な剣忍一体アクション“護影システム”。
剣術と忍術をスピーディーに組み合わせて戦う剣忍一体のアクション“護影システム”が、本作の戦闘を彩る。
袈裟斬り、胴斬り、刺突など、強力な斬撃で亡者を斬り捨てる紬の“剣術”。クナイ攻撃や爆弾、からくりワイヤーアーム、氷結の陰陽術など、3人の忍者“護影”による様々な“忍術”。この2つのアクションを同時に駆使しながら、大量の亡者たちを蹴散らしていく。
現代日本でヌクヌク育ったJKの力だけでは、冥界にはびこる亡者には敵わない！頼れる護影の忍術を駆使することで、初めて困難な戦局を突破できるのだ。

剣忍一体アクション“護影システム”１

豪快かつパワフル！“個”の戦闘に優れる侍JKの“剣術”！

紬の剣術は威力が高く、雑魚亡者を簡単に蹴散らせるほどパワフル。また、斬撃を連続で浴びせる技や“後の先”（カウンター）なども扱えるため、要所要所で現れる強敵亡者との“個”の戦いで最大限に力を発揮する。その一方で、数が多すぎる敵を相手にすると押し負けてしまうことがあったり、遠く離れた敵への攻撃手段が無かったりと、紬の剣術だけでは乗り切るのが難しい局面も。

剣忍一体アクション“護影システム”２

爽快かつテクニカル！“集”の戦闘に優れる護影の“忍術”！

護影が使える忍術は、紬が苦手な“集”の戦いのサポートに長けている。クナイや爆弾、氷結攻撃で広範囲の敵にダメージを与えられるなど、大量の雑魚亡者を一掃するような爽快感あふれる攻撃が可能。また、からくりの腕をワイヤーのように伸ばして敵を引き寄せたり、紬を抱きかかえて遠い足場へ移動したりと、攻撃以外の面でも忍術は大活躍。力押しでは勝てない局面では、忍術によるテクニカルな戦いが有効だ。

心と身体……そして唇を重ねて命を燃やせ！乙女と乙女が触れ合って強くなる“口憑けの術”。

紬と護影たちの気持ちが昂ると、戦闘中に“口憑けの術”が使用可能に。この“口憑けの術”は、護影が持つ生命エネルギーを分け与えて紬をパワーアップする禁断の術である。発動するにはお互いの手や顔や身体のどこかが触れ合っている必要があり、中でも唇と唇を重ねることで術の力は最大限に膨れ上がる。
強くなるためとはいえ、いきなり唇を求めるとKY認定されてしまうのは現代でも戦国時代でも一緒。最初は手などの軽い触れ合いからスタートし、幾多の戦闘を経て互いの絆が充分深まったのちに、はじめて唇を重ねるのが“口憑けの術”の極意でありマナーだ。