エレクトロニック・アーツのバトルロイヤル型FPS『Apex Legends』(エーペックスレジェンズ)において、2022年6月21日よりに開始されるコレクションイベント“目覚め”にあわせてゲームバランス調整が行われる。本稿では、公開されたパッチノートの中から注目内容をピックアップしてお届け。

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 今回の調整はシーズンの途中とのことで、レジェンドや武器に大きな調整はなかった。だが大きな変更点として、クラフト武器であったR-301とランページが通常武器に戻り、ウィングマンとCAR SMGがクラフト武器へとなった。R-301は扱いやすい、なおかつ強力な人気武器なので通常武器化はうれしい人が多いはず。現状は、どのデスボックスを見てもヘビーアモが入っていることがほとんどなヘビーアモ環境の印象だったが、R-301の帰還によってライトアモもかなり使われそうだ。

 その一方で、ウィングマンがクラフト武器へいってしまい悲しんだ人もいるだろう。さらに近距離武器として強力なCARがクラフト武器へいったことにより、近距離武器に選ばれる武器がなにになるかも注目だ。

 レジェンドのバランス調整として、ミラージュとライフラインが対象となった。ミラージュはヴァルキリーのアルティメット“スカイダイブ”の際にデコイを使用できるようになった。そしてライフラインは、ヒールドローンの回復量を150から無限に増加されるほか、回復範囲が倍増となり強化された。ケアパッケージもクールダウンを5分から3.5分に短縮され、確定でシールドバッテリー1個を獲得できるように。

 そのほかにもライフラインからの蘇生キャンセルオプションを、蘇生される側のプレイヤーに移動。これにより、ライフラインからの蘇生で無防備になってしまう瞬間を蘇生される側が任意でなくすことができ、確殺されることを防げるようになった。

 IMC武器庫にもアップデートが実施。グレネードを投げたり、アッシュのULTを使うと、武器庫の屋根の隙間から侵入できる問題が修正。ほかにもトライデントが武器庫の上に乗れないようにするなど、より安全に武器庫へ挑戦できるように。

 そしてランクマッチのシステムにも調整が入り、エントリーコストがすべてのディビジョンとティアで-10RPに変更されていたり、大量撃破の場合のRPが増加され、よりポイントを盛りやすくなっている。前シーズンに近い形になったといえるだろう。そのほかの修正・調整などはパッチノートをチェックしてほしい。