トビー・フーパー監督による名作ホラー映画『悪魔のいけにえ』を原作とする新作ホラーゲーム『The Texas Chain Saw Massacre』のゲームプレイ映像が公開された。原作の名シーンをゲームで再現していて、チェーンソーで切りかかるレザーフェイスや、生存者が屋内外を逃げまどう様子などが見られる。
本作の対応プラットフォームは、プレイステーション5/Xbox Series X|S/PCおよびプレイステーション4/Xbox One。2023年の発売を予定しており、マイクロソフトの定額サービスGame Passにも対応する。
なお、プレイステーション4版とXbox One版は対応を求める声に応えて追加発表されたもので、ビジュアルのトーンやゲームプレイの基本を踏襲した別バージョンになるようだ。
本作のゲームの作りは、人気ホラーゲーム『Dead by Daylight』や本作のパブリッシャーであるGun Mediaが手掛けた『Friday the 13th: The Game』の系統のマルチプレイ対戦ゲーム。殺人一家のソーヤー家の面々を相手に、生存者たちが脱出を試みる。
ただし、上で挙げた両作で採用されている“1対多”(超人的なキラー1体を相手に複数の生存者が脱出を目指す)の構造ではなく、原作映画を尊重してソーヤー家の3人から4人の生存者が逃げまどう“3対4”の配分を採用しているのがポイントだ。
開発ブログによると、キラー側は原作映画で主に活躍したレザーフェイス、ヒッチハイカー、コックの3人以外に、ゲームオリジナルのキャラクターの開発にもゴーサインが出ているという。原作の脚本を手掛けたキム・ヘンケル氏からストックしていたアイデアの提供も受けているそうなので、どんなヤバい連中が出てくるのか気になるところだ。
ちなみにトレイラーには揺り椅子に揺られているソーヤー家の家長グランパの姿もあるのだが、老いてもはや自力ではほぼ動けないはずの彼は果たしてプレイアブルキャラクターなのか、それともマップギミックの一部なのだろうか?