デンマークのゲームメーカーIO Interactiveが、ステルスアクションゲーム『ヒットマン 3』で2022年度に展開される“Year 2”コンテンツの詳細を発表した。海外2022年1月20日から順次展開予定となっている。

 なお日本ではH2 INTERACTIVEから発売されているプレイステーション4/プレイステーション5版以外、正式な国内展開が行われていない部分もあったりするのでどこまで国内対応されるのか不明だが、ひとまず発表内容をまとめてお伝えしよう。

フリーランサーモード(2022年春)

 昨年末の予告では伏せられていた新要素として、“フリーランサー”モードが発表に。「ローグライクな要素を導入」したというこのモードでは、ハブとなるエージェント47のセーフハウスから出撃し、さまざまな暗殺ミッションに挑んでいく。

  • セーフハウスはカスタマイズ可能で、フリーランサーモードを進めていくと新たなエリアとカスタマイズオプションがアンロックされていく
  • “ミッションハブ”から挑戦したい依頼を選んで出撃する。キャンペーンミッションはフリーランサーモードに合わせて、新たなNPCタイプや隠し金庫、NPCの他の暗殺者などが追加されている
  • 持って帰らなかった分の装備は失われてしまい、サプライヤーから再度入手するしかない。爆発物や毒のシリンジなども組織が補充してくれないので自分で補給しないといけない
HITMAN 3 - Year 2

三部作全部入り版&Steam版発売&Game Pass対応(1月20日)

 シリーズのリブート以降の“the World of Assassination”三部作をまとめた『HITMAN Trilogy』がプレイステーション5/プレイステーション4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC向けに登場。

 さらにコレに合わせてSteamでのPC版が販売開始されるほか、『HITMAN Trilogy』はXboxプラットフォームとPCでGame Passに同日対応する。

HITMAN 3 - Year 2

PC版のVR対応(1月20日)

 予告されていたPC版でのVR対応も1月20日に行われる。先行してVRでプレイ可能なPS VR同様、『ヒットマン 3』を持っていると三部作すべてをVRでプレイ可能になる。視覚的に没入できるだけでなく、モーションコントローラーを通じて自分の両手を使った暗殺プレイが可能。対応ハードウェア等については発売前に別途公開予定。

エルーシブ・ターゲット アーケード(1月20日)

 シリーズ定番の“エルーシブ・ターゲット”モードにひねりを加えた新モード。各依頼は連続するターゲットで構成されており、順番に撃破していかないといけない。また失敗すると再トライまで12時間のロックアウトがかかる。一方で新たに登場した依頼はずっとゲームに残るようになり、期間をすぎると受けられなくなるようなことはなくなる。

HITMAN 3 - Year 2

レイトレーシングなどPC版の各種技術的改善(2022年)

 PC版でレイトレーシングに対応予定。3部作のすべてのロケーションが対象で、これによりより優れた反射や影の表現が可能になる。

 そのほか、VRS(可変レートシェーディング)やインテルのアップスケール技術XeSSもPC版に導入予定で、パフォーマンスと画質の両立を目指す。

新マップ“ロッキー(仮称)”(2022年)

 “ロッキー”というコードネームの新マップを開発中で、Year 2で後ほど公開予定。

HITMAN 3 - Year 2