WB Gamesより発売中のプレイステーション4、プレイステーション5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam、Epic Games Store)用ソフト『Back 4 Blood(バック・フォー・ブラッド)』(『B4B』)。
本作はValveより発売されたFPS『Left 4 Dead』シリーズ(『L4D』)を制作したスタジオ、Turtle Rock Studiosによる新作FPSで、言わば『L4D』シリーズの精神的続編。人間側である“クリーナー”たちが、いわゆるゾンビの“リドゥン”を倒しながらゴールを目指していく。
本記事では、『B4B』の対戦モードである“スワームモード”について解説しよう。
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ゲームは4対4の対戦モード。ゲーム時間はだいたい1試合最大でも20分程度で、キャンペーンと違ってサクっと遊べるのが魅力のひとつ。クリーナーチーム、リドゥンチームに分かれて最大3ラウンド勝負。先に2ラウンド先取したチームの勝利となる。
勝敗は、クリーナーサイドの生き残った時間で決定。クリーナーはいかに長く生き続けるか、リドゥン側はいかに早く全滅させるのか、を競うというわけだ。時間が進むごとにフィールドのエリアが狭まっていき、3~4分ともなれば非常に狭いフィールドで戦うことになる。
マッチングについて
マッチングは8人揃った時点でスタートする。BOTは参加不可。ゲームスタート前にプレイヤーが欠ける、またはゲームスタート後にあまりにもプレイヤーがいなくなると、ゲームが不成立となる。
途中で退出すると、抜けたプレイヤーにはペナルティが与えられる。そのため、1ラウンド先取されたからといって退出するのは厳禁。必ず最後まで遊ぼう。負けても物資ポイントはもらえるので、ほかのプレイヤーへ迷惑をかけないようにしたい。
クリーナーサイド
カードはクリーナーサイドのみに与えられ、デッキはスワームモード専用となる。カードは最初からすべて使用可能だ。スターターデッキもあるほか、自分で編集したデッキも使用できる。ラウンド開始時、最初に3枚のカードがスターターカードとなり、ラウンドごとに4枚のカードを選択できる。
全員の接続やローディングなどの準備が整ったあと、リドゥン側は出現できない準備タイムとなる。その間にアイテムボックスを開けたりして武器などを集めておこう。あえて拾わずにフィールドに残しておき、あとで使うというのも手のひとつ。
通常リドゥンの数はさほど多くはなく、プレイヤーが操作する変異体を倒し続けることが基本。フィールドが狭くなる要素があるため、5分も生き残れば大したもので、3分前後生き残ればそこそこいいスコア、という塩梅。
クリーナーサイドの立ち回り
生存時間を伸ばすことが第一なので、仲間の蘇生、体力回復はかなり大事。とくに蘇生に長けたマム、回復に長けたドクあたりは誰かしらが使っておいたほうが生存時間を伸ばしやすいだろう。また、最後は蘇生をあきらめて走り回って逃げ切るというのも作戦のひとつ。そのため、走るのが得意なエヴァンジェロも効果的。
とくに後攻チームは前チームの生存時間を超えた時点で勝利となるので、よほどのハイスコアを出されない限り、心理的にも作戦的にも有利な状況で立ち回れる。
プレイヤーが操作している変異体なのでキャンペーンよりも厄介かつ、イヤらしい攻撃が多い印象。とくに孤立したプレイヤーは確実に狙われるので、なるべく孤立しないようにしたい。また、ふたりで行動していても2体同時攻撃で捕らえられることもあるので、仲間と分かれる判断は非常に難しい。
ひとつの場所に固まって守るのもいいが、オフェンスアクセサリなどの周囲のアイテムを適宜拾い集めつつ、グルグルとフィールドを移動しながら生存時間を伸ばすというのも作戦のひとつ。敵変異体さえ順調に倒していけば生存時間はグッと上がるので、フラググレネードなどは惜しみなく使用していこう。ただ、変異体には変異があるので、後半に強みが増す。開始1分程度の段階ではアイテム使用を抑えておくといい。
乱戦になりがちだが、先述の通り通常のリドゥンはさほど脅威ではない。変異体との戦いがメインになるため、遠距離武器をメインに戦うのがおすすめ(変異体へ斧を使用するビルドなど、特化した場合は近接武器も有効的)。また、弾薬は弾薬箱を使うか、またはホフマンが居ない限り、ボックスで拾える弾丸しかない。撃ち尽くしてしまったらつぎの武器を拾いにいく必要もあるので、武器選びは慎重かつ迅速に。と言っても、弾切れになる前に倒されてしまうことがほとんどなので、深く考える必要はないかも。
最後に忘れてはならないのは、対戦の目的は“変異体を倒す”のではなく、“生存時間を伸ばす”点にあること。ときには味方を起こすことよりも、走って逃げ回ったほうが時間を延ばせる場合がある。仲間を助けにいって、そこを狙われて逆にやられてしまうパターンも多いので、どう動くべきかよく考えながら、臨機応変に立ち回ろう。
リドゥンサイド
リドゥンサイドは、変異体を操作してクリーナーたちを全滅させるのが目的。カードシステムはなく、試合中にゲットできる変異ポイントによって能力の強化が可能だ。
変異体はプレイヤーに見られていない場所ならば、近すぎない限りどこからでもスポーンできる。スポーンしたら特殊攻撃や通常攻撃を駆使して、クリーナーサイドの体力を減らしにかかろう。
操作している変異体が倒されてしまうと、一定時間のリスポーンタイムを挟み、再度復活可能。何度も何度も波状攻撃を仕掛けて、クリーナーたちを一掃しよう。
能力進化について
能力進化はトールボーイ系、スティンガー系、リーカー系、コモン(通常のリドゥン)の4つに分かれており、変異ポイントは各プレイヤー個別に与えられるが、進化はチーム全体で共有される。
どの進化も強力ではあるが、各進化の最大レベル4になると、かなり強力な効果が得られる。そのため、チーム全員でなるべく進化先を固定したほうが戦いやすい。とはいえ、見知らぬプレイヤーとそこの息を合わせるのは難しいので、自分の使いたい変異体の進化を優先させてもかまわない。
変異ポイントはゲーム進行中にも随時得られる。倒されてしまった、または特殊攻撃のクールタイム中などには逐一チェックしながら、進化を進めていくとゲームを有利に進められる。1度倒されたら、まずは変異ポイントを確認しよう。
リドゥンサイドの立ち回り
いかにダウンをさせるのか、というのがポイント。そのため、リドゥンサイドにはさまざまな立ち回りがある。もし敵チームが固まって動くようであれば、ひとりの活躍では突破しにくく、手も足も出ない。4人いっしょに、または2~3人などで一斉に攻めたいところ。
もし探索などに向かい、孤立したクリーナーがいれば、即座に掴み攻撃を持つクラッシャー、ストーク、ホッカーで捕らえたい。必ず孤立したクリーナーを助けに、ほかのクリーナーがやってくるので、そこをほかの変異体が狙ってくれれば連携成功だ。
ダウン中のクリーナーは基本的に無視しよう。攻撃するほどにダウン中HPが減るが、ダウン中でもクリーナーは攻撃できるので、ダメージを受けてしまうほうが痛い。ダウン中の仲間をおとりして、起こしにきたクリーナーを狙いたいところ。
トールボーイ系以外はなかなかに脆く、狙われるとすぐに倒されてしまうので、前衛はトールボーイ系が務めることになる。とくに防御レベル4になれば、かなり倒されにくい。トールボーイを起点に、チーム全体が動くのが基本的な流れだ。
いくつかの変異体どうしでシナジーがあり、たとえばストークでクリーナーを引きずって、レッチが吐いた酸に持っていけば大ダメージは確実。またはホッカーがクリーナーを捕まえたときに、トールボーイなどで出現すれば接近戦に持ち込める。連携を駆使して、一気にクリーナーを殲滅してしまおう。
各変異体の性能をチェック!
なお、各変異体の性能は下記記事にて記載している。動画とあわせて、ぜひ参考にしてほしい。