WB Gamesより発売中のプレイステーション4、プレイステーション5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam、Epic Games Store)用ソフト『Back 4 Blood(バック・フォー・ブラッド)』(『B4B』)。

 本作はValveより発売されたFPS『Left 4 Dead』シリーズ(『L4D』)を制作したスタジオ、Turtle Rock Studiosによる新作FPSで、言わば『L4D』シリーズの精神的続編。人間側である“クリーナー”たちが、いわゆるゾンビの“リドゥン”を倒しながらゴールを目指していく。

 本記事では、『B4B』の対戦モードである“スワームモード”で使用できる、9体の変異体について解説する。

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『B4B』対戦モード“スワームモード”で使用できる、9体の変異体について解説。特徴を把握して、クリーナーたちを追い詰めよう
本記事は『Back 4 Blood』の提供でお届けします。

トールボーイ系

強化について

【防御】

  • 1:体力+15%
  • 2:体力が毎秒15追加で回復
  • 3:体力+30%
  • 4:弱点がアーマーで覆われる

【攻撃】

  • 1:ダメージ+15%
  • 2:外傷ダメージ+100%
  • 3:ダメージ+35%
  • 4:クリーナーにダメージを与えると、つぎのスマッシュ攻撃の速度+50%

【ユーティリティ】

  • 1:3秒以上スタンしなくなる
  • 2:スマッシュ攻撃が命中時にクリーナーからスタミナ25吸収
  • 3:バースト使用中、受けるダメージ-40%。くり出す攻撃ダメージ+50%
  • 4:付近のクリーナーが与えるダメージ20%減少

 基本は防御を優先してレベルを上げていこう。ユーティリティもなかなかに強力ではあるが、優先度は低め。防御→攻撃の順番で、あとはほかの変異体強化などに使うといい。

『B4B』対戦モード“スワームモード”で使用できる、9体の変異体について解説。特徴を把握して、クリーナーたちを追い詰めよう

トールボーイ

  • 通常攻撃:【スマッシュ攻撃】右腕の振り下ろし攻撃。大ダメージを与えて敵を吹き飛ばす
  • 特殊移動:【バースト】突進する

 トールボーイは基本中の基本とも言える変異体で、近接戦闘を得意としている。体力も攻撃力も高く、近づければ確実にクリーナーへのダメージを与えられるだろう。ただし1体だけでは案外脆く、ほかの変異体が攻撃してから、または同時攻撃を仕掛けないと集中攻撃ですぐにやられてしまうのでご注意を。また、変異体全員がフラググレネードには弱い。

 基本は突進から通常攻撃をくり出していけばオーケー。吹き飛ばされた側のクリーナーの視点は何が起きているのか把握しにくく、そのまま連打を叩き込めることもしばしば。吹き飛ばしで高いところに登っているクリーナーを落とすことも可能で、かなり汎用性が高い。通常攻撃はやや遅れて出るので、気持ち離れてくり出すと当てやすい。

 右肩に弱点があるので、左側をクリーナーに向けて接近するとやられにくい。

『B4B』対戦モード“スワームモード”で使用できる、9体の変異体について解説。特徴を把握して、クリーナーたちを追い詰めよう

ブルーザー

  • 通常攻撃:【スマッシュ攻撃】右腕の振り下ろし攻撃。大ダメージを与えて敵を吹き飛ばす
  • 特殊攻撃:【フレンジー】右手を振り回す、攻撃範囲の広い連続攻撃
  • 特殊移動:【バースト】突進する

 トールボーイに範囲攻撃が付いたバージョン。トールボーイよりも耐久力に欠けるものの、1対多でもダメージを叩き出せるのが魅力。ただし振り回し攻撃は範囲が狭く、攻撃時間は長いが避けられやすい。トールボーイで仲間と連携できないときなどに、奇襲するように飛び出て【フレンジー】をくり出すといい。

『B4B』対戦モード“スワームモード”で使用できる、9体の変異体について解説。特徴を把握して、クリーナーたちを追い詰めよう

クラッシャー

  • 特殊攻撃:【わしづかみ攻撃】敵を掴んで動けなくし、継続ダメージを与える
  • 特殊移動:【バースト】突進する

 トールボーイの通常攻撃できない代わりに、掴み攻撃ができるタイプの変異体。掴んだあとは高くかかげて一定時間ダメージを与え続ける。同じ掴み攻撃のホッカー、ストークと比べて威力が高く、孤立した状態ならばダウンもそれなりに狙いやすい。ただしクリーナーを高くかかげてしまうこともあり、倒し切る前に救出されてしまうことのほうが多いだろう。

 そのため、クリーナーが4人生存しており、かつ4人で固まって動かれる場面状況よりも、あとふたりダウンさせれば……なんてときには超強力な存在となる。使いどころを見極めてピックアップしてみよう。

『B4B』対戦モード“スワームモード”で使用できる、9体の変異体について解説。特徴を把握して、クリーナーたちを追い詰めよう

スティンガー系

強化について

【防御】

  • 1:クリーナーにダメージを与えると、体力10回復
  • 2:ダメージを与えると死ぬまで最大体力+3(最大20回累積)
  • 3:跳躍時にダメージ耐性+60%(4秒間)
  • 4:弱点がアーマーで覆われ、体力が+50%

【攻撃】

  • 1:体力が50%未満のクリーナーに2追加ダメージが入る
  • 2:ダメージを与えると死ぬまでダメージ+3%(最大20回累積)
  • 3:疲弊状態(一部攻撃ヒット後のクールタイム)の時間が2秒減少
  • 4:4秒に1回、攻撃の与ダメージ+100%

【ユーティリティ】

  • 1:攻撃、または攻撃チャージ中の移動速度ペナルティを低下
  • 2:
    スティンガーの【長距離攻撃】に視界を遮る効果付与
    ストークの【急襲】中にも継続ダメージが入る
    ホッカーの【菌糸】に捕まったクリーナーは、ほかの攻撃で25%追加ダメージがる
  • 3:ダメージを与えた際に発生する遅延効果が30%上昇、持続時間+100%
  • 4:クリーナーがダウン、または死亡すると疲弊状態が10秒無効

 どれも魅力的ではあるが、スティンガー系は打たれ弱いこともあり、強化してもすぐに倒されてしまうことがあるため、防御、攻撃、ユーティリティいずれかを2程度まで上げて、ほかの変異体やコモンにポイントを回してあげよう。スティンガー系は2まで強化すれば十分、というのも特徴のひとつ。

『B4B』対戦モード“スワームモード”で使用できる、9体の変異体について解説。特徴を把握して、クリーナーたちを追い詰めよう

スティンガー

  • 特殊攻撃:【長距離攻撃】粘液を吐き出す。1発ごとにスピードが落ちる
  • 特殊移動:【跳躍】大きくジャンプする。壁に貼り付ける

 高い跳躍力、壁への張り付き能力を持つ変異体。粘液による遠距離攻撃が可能で、銃とまではいかないが連射が効き、遠距離からでもダメージを叩き出せる。代わりに本体はかなり貧弱で、ちょっと撃たれるだけでも倒されてしまうだろう。なお、近接攻撃はない。

 基本は遠距離からコツコツと撃って、敵クリーナーの体力を減らそう。ダメージはかなり低めのためひとりでダウンを狙うのは難しい。相手からのヘイトをためて、注意を引き付けることこそがスティンガーの仕事なので、チクチク突いては気づかれたら跳躍で逃げ回るといい。視界をコチラに向けている間に味方が接近してくれれば、スティンガーの本領発揮といったところ。

『B4B』対戦モード“スワームモード”で使用できる、9体の変異体について解説。特徴を把握して、クリーナーたちを追い詰めよう

ホッカー

  • 通常攻撃:【近接攻撃】素早くひっかく。1発当てるたびにスピードが落ちる
  • 特殊攻撃:【ハープーン】菌糸で遠距離から掴み攻撃ができる
  • 特殊移動:【跳躍】大きくジャンプする。壁に貼り付ける

 スティンガーの粘液が、遠距離型の掴み攻撃になったバージョン。中~遠距離からおもむろに掴まえるだけで、スタンガン使用、エヴァンジェロでなければ味方が助け出さなくてはいけないために、奔走することになり、その間に味方が接近しての乱戦に持ち込みやすい。

 外しても少し長いクールタイムがあるほか、ヒットさせるとさらに長いクールタイムが入るので、基本はコソコソ隠れたり、跳躍で誤魔化しながら立ち回ろう。孤立したところを捕まえれば、跳躍で一気に接近して近接攻撃でのダウンにも持ち込めるのも強み。

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ストーク

  • 通常攻撃:【近接攻撃】素早くひっかく。1発当てるたびにスピードが落ちる
  • 特殊攻撃:【急襲】大きくジャンプして、掴み攻撃ができる。掴んだあとは移動可能
  • 特殊移動:【跳躍】大きくジャンプする。壁に貼り付ける

 ヒットするとクリーナーを捕まえながら移動できる、跳躍攻撃を持った変異体。隙を見て飛びついて、敵の集団から引き離すことに成功すれば、まさにストークといったところ。移動を利用してエリア範囲外に連れ出したり、海に落としてキルするなど、トリッキーな行動も可能だ。

 ただし【急襲】自体のヒットが難しいので、うまく狙わないと掴みが外れてそのまま倒されてしまう、なんてことにも。また、ストークもスティンガー系の例に漏れず非常に脆いので、何も考えずに飛びついてもすぐにやられてしまうだろう。うまく隙を見つけだすのが最大のコツ。

 また、急襲自体は強化しないと継続ダメージがないため、ほかの通常リドゥンに攻撃してもらう必要などがある。ホッカーと同じく、少人数相手ならばダウン回復阻止などの仕事もやりやすい。

『B4B』対戦モード“スワームモード”で使用できる、9体の変異体について解説。特徴を把握して、クリーナーたちを追い詰めよう

リーカー系

強化について

【防御】

  • 1:ダメージ耐性+20%の状態でスポーン。ダメージを受けるたびに1%ずつ低下
  • 2:突進中、体力が毎秒50回復
  • 3:ダメージ耐性+40%の状態でスポーン。ダメージを受けるたびに1%ずつ低下
  • 4:ダメージを受けてもダメージ耐性低下ナシ

【攻撃】

  • 1:突進に+10ダメージ、ヒットした相手を粘液まみれにする
  • 2:粘液まみれ状態の敵に毎秒2ダメージ与える
  • 3:ダメージ+35%
  • 4:
    リーカー:【フレンジー】の攻撃速度がヒットごとに+5%
    レッチ:【ボミット】のクールダウンが40%減少
    エクスプローダー:爆発で視界を奪う

【ユーティリティ】

  • 1:攻撃の移動速度ペナルティが15%減少
  • 2:粘液まみれ状態の移動速度低下を追加で15%
  • 3:粘液まみれ状態は回復量75%低下
  • 4:粘液まみれ状態は使用速度、リロード速度、切り替え速度を35%低下

 レッチメインならば【ボミット】のクールダウンを下げるために攻撃を、リーカー、エクスプローダーメインならば、よりタンク役になれる防御に割り振りたい。どちらもレベル4がとくに強力かつ重要なので、どちらかを優先しよう。

『B4B』対戦モード“スワームモード”で使用できる、9体の変異体について解説。特徴を把握して、クリーナーたちを追い詰めよう

リーカー

  • 通常攻撃:【フレンジー】素早くパンチ。連続で当てるとパンチ速度アップ
  • 特殊移動:【突進】タックルでダメージを与え、よろめかせる

 接近戦主体の変異体。倒されたときに体液を浴びせて、敵クリーナーの移動速度を下げる。そのため接近戦がメインとなる。リーカーは弱点がないので、タックルしてから通常攻撃でポコポコと殴るのが役目。倒されても体液に巻き込めるのが美味しいところ。

 基本はトールボーイ系といっしょに突撃するように戦おう。攻撃のクセもなく、やることもシンプルなので、リーカーは初心者向きとも言える。とにかく近づいて接近攻撃を仕掛ければオーケーだ。

『B4B』対戦モード“スワームモード”で使用できる、9体の変異体について解説。特徴を把握して、クリーナーたちを追い詰めよう

エクスプローダー

 倒されたときに、広範囲にダメージのある爆発を起こす変異体。リーカーと違って直接ダメージを与えられるほか、敵を大きく吹き飛ばす。もし水際などに立っていれば、そのまま水没キルも可能だ。

 とはいえ能力自体は、必ず自身が倒される必要があるので、使いどころは難しい。地形を利用したキル以外では継続ダメージを与えられないので、あと少しで数人をダウンさせられるなど、ここぞというときに使うのがおすすめな変異体となる。

『B4B』対戦モード“スワームモード”で使用できる、9体の変異体について解説。特徴を把握して、クリーナーたちを追い詰めよう

レッチ

 リーカー系でも特殊な変異体で、酸をまき散らして、ジワジワとクリーナーたちにダメージを与える能力を持つ。また、死亡時には周囲に酸をまき散らす。遠距離型とも言える変異体で、酸を遠くから撒いて敵クリーナーの動きを制限したり、ダウン中のクリーナーに酸を吐き、ダウン復帰をさせにくくさせるなど、汎用性は非常に高い。

 ただしレッチだけはリーカー系でもかなりやられやすく、ちょっと撃たれただけでも倒されてしまう。酸は吐いている最中に中断できるので、撒き終わったらすぐに中断し、身を隠してクールダウンを待とう。一部マップでは高所を取ると無類の強さを誇る。

 ただし酸は慣れないとかなり狙いが付けにくく、思ったよりもうまく撒けないことも多いだろう。レッチ独特の要素なので、感覚的に慣れるまで酸を吐き続けるべし。

『B4B』対戦モード“スワームモード”で使用できる、9体の変異体について解説。特徴を把握して、クリーナーたちを追い詰めよう

3体のオススメ変異体

 以上が変異体の基本性能。基本的にはトールボーイ、ホッカー、レッチを使うのがオススメ。トールボーイがタンク兼アタッカーとして突撃しつつ、ホッカー、レッチがそれを援護するような形が望ましい。 おもむろにトールボーイが殴り始めても問題ないが、ホッカーが捕まえてからが起点となり、そこにレッチが酸を吐き、助け出そうとしているほかのクリーナーへトールボーイが……などなど、状況に合わせて柔軟な立ち回りが可能だ。

 ほかの変異体は使いどころがピーキーなので、使う場面を見極めるのはなかなかに難しいが、ハマれば非常に強力。状況を見つつ、うまく立ち回れるようになれば、勝率もグッと上がるはずだ。

『B4B』スワームモード(PvP)攻略。各リドゥンの特徴や立ち回りを解説

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