Project LUMINA(ノーツ、アニプレックス、ディライトワークス)は、2021年9月30日(木)発売予定のプレイステーション4、Nintendo Switch、Xbox One、PC(Steam)向け2D対戦格闘ゲーム『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA(メルティブラッド︓タイプルミナ)』の新たなプレイアブルキャラクターとして“ヴローヴ・アルハンゲリ”(声:津田 健次郎)の参戦を発表した。
『メルティブラッド』シリーズ初登場となるヴローヴは、リメイク作『月姫 -A piece of blue glass moon-』に登場した死徒。本記事では、ヴローヴのバトルでの特徴やアークドライブ、シチュエーション別の戦い方を紹介する。
『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA(メルティブラッド︓タイプルミナ)』(PS4)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA(メルティブラッド︓タイプルミナ)』(Switch)の購入はこちら (Amazon.co.jp)プレイアブルキャラクターとして“ヴローヴ・アルハンゲリ”が参戦
新たなプレイアブルキャラクターとして、“ヴローヴ・アルハンゲリ”が参戦する。『月姫 -A piece of blue glass moon-』で登場した“ヴローヴ”が初めてバトルアニメーションを通じて表現され、新たな『月姫』でも描写された“あの必殺技”、“あの戦い”を2D対戦格闘として、多彩なモーションで楽しめる。
初登場にともない、書き下ろしとなるイベントストーリーでは、総耶にやってきた“ヴローヴ”のひとつの可能性が描かれる。また、アルクェイド・ブリュンスタッドやミハイル・ロア・バルダムヨォンなど、同じ吸血種のキャラクターとのバトルやイベントストーリーでのやりとりは必見︕ 『月姫』と合わせてプレイすると、新たな発見ができるかもしれない。
キャラクター紹介
ヴローヴ・アルハンゲリ(声優:津田 健次郎)
北の絶海凍土から流れ着いた、新たなる死徒
遥か北方の凍てつく大地から、とある理由で総耶の街に辿り着くこととなった死徒。常に熱に飢えており、吸血により暖(熱)を得ている。蓄えた血を消費し、熱として放出することで炎を現出させる能力を持つ。
バトルでは、窮地に立たされることで炎モード → 氷モードに変化する。氷モードを発動したヴローヴは、能力が大幅に跳ね上がり、鎧袖一触といえる戦闘力を発揮する。
ミハイル・ロア・バルダムヨォンとは因縁浅からぬようで、バトル開始時には敵意むき出しのやりとりが発生。彼とのやりとりのほかにも、イベントストーリーで登場する際やバトル中などに発せられる言葉で、新たに登場したヴローヴの人物像に、より理解が深まるかもしれない。
バトルでの特徴
強力な飛び道具で相手を寄せ付けず、リーチとパワーに優れた攻撃で優位に戦うバトルスタイル
ヴローヴは多彩な飛び道具によって相手を寄せ付けないバトルスタイルが強力なキャラクター。大鉈を使った攻撃もリーチに優れており、相手の間合いの外から攻め立てる戦術を得意としている。
また、炎モード・氷モードの2種のモードがあり、それぞれ一部の攻撃性能が変化する。バトル開始時は炎モードですが、残り1ラウンドを相手が取ると敗北してしまうなどの窮地の場面で氷モードに変化する、個性的な能力を持ったキャラクターだ。
炎の腕を飛ばす“炎、病”は、空中でも使用することができるほか、追加技として連続でもう一撃を放つことも可能。横方向・斜め方向に撃ち分けることができるため、相手の動きを妨害するけん制技として有効だ。
氷モードでは“氷、記憶”となり、3本の氷の柱を放つ技へと変化。また、EX必殺技“炎、病”、“氷、記憶”は飛距離や攻撃範囲も広いため、連続技にも組み込みやすい技といえる。
空中版“炎、病”、“氷、記憶”はジャンプキャンセルも可能なため、相手に向かって飛び込むタイミングをずらすなど、空中から攻め込む際のアクセントとしても使用できる。
大鉈を振り回す“ブーリァ・チーグル”の追加技は、相手を大きく吹き飛ばす打撃技と、ガードやシールドで防ぐことができない投げ技の2種存在。打撃の追加技は相手との距離が離れるため有利な間合いを取りやすいほか、画面の端でヒットすると壁に相手を叩きつけて更なる連続技に繋げることも可能だ。相手のガードが固い場合は、投げ技の追加技でガードを揺さぶるなど、状況に応じて使い分けることができる。
EX必殺技“ブーリァ・チーグル”はリーチも長く、中距離からの連続技に組み込みやすいことに加え、技の終わりに相手を空中に打ち上げて空中での連続技に移行できるため、組み合わせることで大ダメージを狙うことも可能だ。
炎モードで地面を這う炎を放つ“帰路、病”と、氷モードで地上を凍らせる“帰路、記憶”は一瞬で画面の端から端まで届くため、地上からの接近を咎めるけん制技として有効。追加技として相手の後ろから迫る攻撃はしゃがみ状態でしかガードできない下段攻撃となり、ヒットすると相手をヴローヴのほうに向かって吹き飛ばすため連続技に組み込みやすい性能になっている。
また、EX必殺技“帰路、病”、“帰路、記憶”は技の出の早さが非常に優れており、飛び道具が遠くにいる相手に当たった場合でも連続技に繋ぐことができる。
アークドライブとラストアーク
・アークドライブ:狂躁、灼熱(炎モード)/深層、北海(氷モード)
炎モードは、周囲を灼熱の炎で包み込む“狂躁、灼熱”、氷モードでは、周囲を凍てつかせる“深層、北海”となる、超強力な必殺技。
画面を埋め尽くすほどに攻撃範囲が広いため、ヴローヴのリーチの長い必殺技と組み合わせた連続技に組み込みやすいだけではなく、相手が隙を見せたならばどこにいようとも大ダメージを狙うことができる。また、一時的に相手の攻撃を受けない“無敵状態”も付与されるため、相手に攻め込まれたタイミングで反撃の手段としても使用できる。
・ラストアーク:非公開
ラストアークは、『月姫』でも登場した“あの武器”を使用した“あのシーン”を再現した大技。ラストアークの演出は、ぜひゲームをプレイして確かめてほしい。
シチュエーション別の戦い方
ヴローヴは本作のプレイアブルキャラクターの中でも特に遠距離攻撃に優れている。
相手が遠距離タイプの場合でも、飛び道具の撃ち合いならばヴローヴに分があるため強気に立ち回ろう。空中から接近する相手には素早い飛び道具の“炎、病”、“氷、記憶”でのけん制、地上から接近する相手には発生も早く広範囲で攻撃ができるムーンスキル“帰路、病”、“帰路、記憶”で前進を妨害するなど、どっしり構えて攻撃を続けよう。
いずれの飛び道具も攻撃をヒットさせれば相手をダウンさせることができるため、一気に攻め込むチャンスだ。
接近戦を得意とするタイプに対しては、飛び道具だけではなくリーチの長い大鉈での通常攻撃や、“ブーリァ・チーグル”でけん制しつつ、発生の早いムーンスキルなどの技で向かってくる相手を迎撃する動きが強力。
大鉈での攻撃は高い位置までカバーするものが多く、相手の空中ダッシュによる接近を妨害することができる。攻撃範囲の広さを活かして相手の動きを制限し、自分の有利な間合いを維持しながら戦いの主導権を握ろう。
相手に追い詰められると氷モードが発動。氷モードのヴローヴが使う“氷、記憶”と“帰路、記憶”は炎モードの“炎、病”と“帰路、病”に比べ、攻撃の発生や弾速などが強化されており、空間制圧能力が向上している。飛び道具を主体とした立ち回りで、相手を寄せ付けない要塞のような戦い方が可能だ。
各種飛び道具を回避しようとして空中からジャンプや空中ダッシュで強引に接近しようとする相手には、空中ガード不能のムーンスキル版“ブーリァ・チーグル”からの連続技を狙う戦術が有効。相手を寄せ付けず、一瞬の隙をついて形勢逆転を狙おう。
キャラクター紹介動画
ヴローヴのキャラクター紹介動画が公開。バトル中の動きや、技の演出、ミハイル・ロア・バルダムヨォンとのバトル中のやりとりなど、初公開情報が盛りだくさんの内容となっている。
『メルブラ タイプルミナ』“ヴローヴ”紹介動画
ヴローヴ戦のワンポイントアドバイス
ヴローヴは優れた遠距離攻撃を持ち相手の接近を妨害してくるため、ヴローヴに対応されにくいように空中・地上と動き回りながら接近を試みよう。
攻撃が届く距離まで近づいたら、アルクェイド・ブリュンスタッドの“せーのっ︕”など突進攻撃を持つキャラクターは不意をついて接近したり、有間都古のムーンスキル“しんきゃく”など攻撃範囲の広い技や、ガードされても自分が先に動きだせる技を使って距離を詰めることを狙うとよい。
琥珀の“マジカルアンバーミサイル”など“無敵状態”が付与される技でヴローヴの攻撃をかわしながら距離を詰める立ち回りや、軋間紅摩の“兜神”など“スーパーアーマー” が付与されている技を使い、時に攻撃に耐えながら強引に攻め込むことも有効だ。
シールドは成功すると突進や、相手の背後に瞬間的に移動することが可能。飛び道具に対してシールドを展開し、接近して反撃を仕掛けることもできるため、ヴローヴの攻撃を誘発させてシールドから反撃を狙うなど、意識して立ち回りに組み込もう。
デジタル版配信予定日時まとめ
- プレイステーション4:現地時間 9月30日(木)00:00
- Nintendo Switch:
- 日本・韓国・香港 現地時間 9月30日(木)00:00
- アメリカ地域 PDT(米国太平洋標準時・夏時間) 9月30日(木)00:00(※現地時間の00:00ではなく時差が生じる)
- 欧州・オセアニア地域 現地時間 9月30日(木)00:00
- Xbox One:
- ゲーム本編 現地時間 9月30日(木)00:00
- 限定版特典 UTC(協定世界時) 9月30日(木)7:00(※日本時間9月30日(木)16:00)
- Steam:PDT(米国太平洋標準時・夏時間) 9月30日(木)00:00(※日本時間 9月30日(木)16:00、現地時間の00:00ではなく時差が生じる)
Steamのストアページがオープン。システム要件などが公開
Steamのストアページがオープン。“ウィッシュリストに追加”ボタンを押すと、リリースの通知が届くので活用しよう。 また、システム要件も公開された。
【システム要件】
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最低
- OS︓ Windows 10
- プロセッサー︓ Intel Core i5, 3.2 GHz
- メモリー︓ 4 GB RAM
- グラフィック︓ Nvidia GeForce GTX 680 / Radeon HD 7970
- DirectX︓ Version 9.0c
- ネットワーク︓ ブロードバンドインターネット接続
- ストレージ︓ 12 GB 利用可能
- 追記事項︓ Display Resolution 1280x720 and above recommended.
限定版はデジタルでも入手可能
本作は、現在PS4、Nintendo Switchでパッケージ版の予約を、PS4、Nintendo Switch、Xbox Oneでデジタル版(ダウンロード版)の予約を受付中。ファン必携の豪華な特典が同梱されたパッケージ初回生産限定のコレクションBOXは数に限りがあり、特典は別売・追加生産の予定はないため、欲しい人は早めに予約しておこう。
※Steam版の事前予約は行われない。
なお、早期購入特典として無料ダウンロードできる、アルクェイド・ブリュンスタッド(声優:長谷川 育美)のボイスで対戦時のアナウンスを行う“追加コンテンツ ラウンドコールボイス アルクェイド”のダウンロード期間は2021年9月30日(木)から2021年10月27日(水)までとなる。
【デジタル限定版セット内容】
- 『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』ソフト(デジタル版)
- 『MELTY BLOOD ARCHIVES』ソフト(デジタル版)
『メルブラ』シリーズのビジュアルや設定に加え、奈須きのこ氏、武内崇氏をはじめ、開発に携わったスタッフのインタビューなども収録した『MELTY BLOOD 読本』と、作曲を手掛ける来兎氏が厳選・リマスタリングした、本作を含む『メルブラ』シリーズの楽曲を収録したサウンドトラック『MELTY BLOOD SOUND COLLECTION』が楽しめる、歴史を凝縮した電子ブック&ミュージックプレイヤー。
※内容はパッケージ限定版セットに含まれる『MELTY BLOOD 読本』『MELTY BLOOD SOUND COLLECTION』と同様。
『メルティブラッド:タイプルミナ』とは?
『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』は、長編伝奇ビジュアルノベル『月姫 -A piece of blue glass moon-』の世界観をベースに、キャラクターやストーリーが展開する2D対戦格闘ゲームだ。
新たな『月姫』の世界観をベースに、ビジュアルが一新された総勢10名以上の2Dキャラクターが参戦。バトルアニメーションを通じて、『月姫』作中でのキャラクターたちの戦いや、個性的な技の数々をあなたの手で操作し、体験できる2D対戦格闘ゲームとなっている。
シリーズの特徴を受け継ぎながら、システムやビジュアルなどを現在の環境にあわせて一から制作。普段格闘ゲームを遊ばない人でも簡単な操作で爽快なバトルを楽しめる。シリーズの従来作をプレイしていた人には懐かしい感覚に加え、新システムの登場で生まれる新たな駆け引きなど、新鮮な感覚のプレイを楽しめるという。
“STORY”モードでは、勝ち進んでいくことで、奈須きのこ氏執筆による10名以上のキャラクターごとのイベントストーリーを楽しめる。
【『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』概要】
- タイトル名:MELTY BLOOD: TYPE LUMINA(メルティブラッド:タイプルミナ)
- ジャンル:2D対戦格闘
- 対応機種:PS4/Nintendo Switch/Xbox One/Steam(※クロスプラットフォーム対戦は非対応)
- 発売時期:2021年9月30日(木)
- 対応言語:日本語、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語
- プレイ人数:1~2人(オンライン対応)
- CERO:C(15歳以上対象)
- 価格:
- 通常版:7480円(税込)
- 限定版:11880円(税込)
- 公式 Twitter:@MB_LUMINA
- 公式ハッシュタグ:#メルブラ #MBTL
- 原作:奈須きのこ / TYPE-MOON
- 開発:フランスパン
- 制作・販売:ディライトワークス