ベセスダ・ソフトワークスが、フル3DのFPSの元祖『Quake』のリマスター版を発表。プレイステーション4/Xbox One/PC/Nintendo Switch(※)向けに配信開始した。(※Switch版は海外でのみの配信)

 本作は『Quake』25周年を記念して、オールドFPSの移植やリマスターを得意とするNightdive Studiosによりリマスターされたもの。プレイステーション5とXbox Series X|Sでも互換機能で動作し、最高で4K解像度&120ヘルツの高速描画に対応する。

 なおPCのオリジナル版をSteamまたはBethesda.netで所有していた人は、本アップデートを無料で受け取り可能。またPCとXbox One版の双方でXbox Game Passにも対応している。

 コンテンツ的には、オリジナル版本編に加えて拡張パック2本と、そして『ウルフェンシュタイン』リブート版シリーズを開発したMachineGamesによる拡張パック“Dimension of the Past”、さらに同チームによる完全新規の“Dimension of the Machine”まで収録する。

 そのほか、ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーによるサントラも収録されており、オンライン&画面分割のマルチプレイや協力プレイもクロスプレイ対応で搭載。さらに『Quake 64』などの公式のものやファンメイドのMODから選ばれたコンテンツをランチャーから導入して拡張可能となっている。

 古いゲームだし、日本語にも対応していないのだが、3DFPSの歴史を築き上げた名作を手軽に楽しめるのはいいんじゃないだろうか。それとオリジナル版を遊んだことのあるベテランプレイヤーの人は、“Dimension of the Machine”がかなりいい感じなのでぜひトライしてみて欲しい。

Quake 4Kリマスター
Quake 4Kリマスター
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