2021年6月24日にコーエーテクモゲームスより、Nintendo Switch、プレイステーション4、Xbox One、PCにて発売された(PC版は2021年7月27日配信予定、Xbox One版とPC版はダウンロード版のみ)の『戦国無双5』。
本作は『戦国無双』シリーズのナンバリングタイトルとしては約7年振りとなる続編。通常攻撃とチャージ攻撃を組み合わせて戦うという基本システムは継承されているものの、さまざまなアクションも追加されている。
本記事では『戦国無双5』での戦いかたをレクチャー。バトルの基本から、敵武将をうまく倒すコツまで、攻略に役立つ基礎知識を伝授しよう。
なお、本記事の中からいくつかの要素を抽出した動画版も用意した。動画のほうがわかりやすい人は、こちらをご覧いただきたい。
『戦国無双5』生まれ変わった新作のバトルシステムを解説【攻略動画】
合戦編
まずは戦いに役立つ、基本的な攻略情報をお届け。
通常攻撃とチャージ攻撃を組み合わせて戦う
基本となる攻撃は、通常攻撃とチャージ攻撃のふたつ。通常攻撃は、ボタンを続けて押すことで連続して攻撃できる。
また、通常攻撃の後にチャージ攻撃をくり出した場合、通常攻撃の回数に応じてチャージ攻撃の性質が変化。とくに、通常攻撃3回ないし4回の後にくり出すチャージ攻撃は攻撃範囲が広く便利なので、これをおもに使うといい。
敵兵に向かって神速攻撃!
一般兵に対しては、攻撃範囲と突進速度に優れた“神速攻撃”も有効だ。ボタンを連打しているだけで複数回攻撃することができ、突進しながら敵をまとめてくれる。威力は高くないが、とにかく攻撃範囲が広いため、無数に群がる敵を自分の前方にまとめられるのだ。
神速攻撃から通常攻撃&チャージ攻撃!
敵兵をまとめたら、いよいよ先ほどの基本攻撃である、通常攻撃→チャージ攻撃の出番。神速攻撃は攻撃中ならばどんな状況だろうと動作を中断し(いわゆるキャンセル)、通常攻撃など各種攻撃に派生できる。
神速攻撃で敵を目の前に寄せて、それから攻撃範囲と威力に優れたチャージ攻撃で敵を一掃するというのが、一般兵を倒す基本の行動となる。
神速攻撃を止める敵には閃技!
ただし一般兵には特殊な兵科のものが存在し、彼らは神速攻撃を弾いてくる。そういう敵が現れた場合は、閃技を使おう。閃技はこういった敵にも弾かれないほか、兵科兵に特攻属性を持つ場合もある。閃技によって有効な兵科は変わるが、そこはおいおい覚えていこう。
特殊な兵科に対しては、通常攻撃とチャージ攻撃のヒットを狙うのもアリだが、ガードが固いのでなかなか当てにくく、時間がかかる。とりあえず弾いてくる敵が出現したら、神速攻撃は控えてどっしりと腰を据え、閃技を当てることを中心に立ち回ろう(あるいは無視してもいい)。
困ったらとりあえず無双奥義!
「なんか敵に囲まれてよくわかんない! 困った!」そんなときはとりあえず、無双奥義を放とう。無双奥義は攻撃を食らっている最中でも発動可能で、発動すれば無敵状態で広範囲に大ダメージを与えられる必殺技だ。もちろん無双ゲージは序盤はそこそこ貴重なので連発しすぎるのもよくないが、とりあえず出してもとくに損はない。不利な状況ならば構わず使ってしまおう。
回復手段を確保すべし
攻撃を食らい過ぎて体力が減ったら、回復したいところ。回復はステージに持ち込む消費アイテム(携帯道具)の“団子”を使いたいところだが、これは1回使うと、そのステージ中で2度と使えなくなるので、最後の最後まで温存したい。ステージ中にある米俵を壊せば回復アイテムが出現するほか、武将を倒すことでも回復アイテムを得られるので、なるべくそういった手段で回復していく。
体力が減りすぎてしまったら、とりあえず来た道を戻りながら、米俵を探し回ってみよう。
ミッション達成を目指せ
各ステージにはミッションが用意されており、ミッションをこなすことでゲームが進んでいく。ときには同時発生するミッションもあるので、どれを優先すべきか考えながら進もう。たとえば「〇〇を救援せよ!」というミッションがあるとすれば、誰かがピンチに陥っているというわけなので、そちらを選ぶべきだ。
なお、特定の場所に行ったり、特定の条件を満たさないと出現しないボーナスミッションも存在する。最初のうちは基本のミッションを攻略するだけで十分なのであえて探す必要はないが、いろいろなところに行ってみると、ボーナスミッションが発生することもあるだろう。
パートナー交代も忘れずに
本作において多くのステージでは、ふたり1組のキャラクターを選択して操作することになる。バトルではいつでもパートナーに操作変更が可能だ。操作していないほうのキャラクターは、指示を出すことで特定の場所に移動したり、あるいはその場所に留まってくれたりと、動きをある程度コントロールできる。
とくに指示を出さずとも的確に戦ってくれるので、基本的には放置してもオーケー。ただ、ミッションによってはふたつのルートを同時攻略しなくてはならない、時間制限が付いていたりと、ひとりの手では負えない場合もある。
そういった際には、とりあえず移動指示を出しておけばその地点に戦いながら向かってくれるので、指示だけは出しておこう。ただし、敵武将をサクッと倒すほどの強さではないので、自分のやるべきことが終わったら、パートナーに操作を変更して倒し切るといい。
対武将戦
手強い武将たちを倒すには、少しコツが必要だ。
チャージ攻撃でハメ倒す!
敵武将は攻撃を当てても怯みにくいので、反撃されやすい。また、攻撃を当てては吹き飛ばし、攻撃を当てては吹き飛ばし……という行動をくり返すと、反撃を受けてしまうこともあるだろう。
チャージ攻撃の一部には気絶属性が付いているものがあり、気絶状態の敵は無防備となる。従って、気絶属性の攻撃を連発しているだけで完封できる場合も。武器によってどの攻撃に気絶属性が付与されるかは異なるが、だいたいチャージ攻撃3(通常攻撃2回→チャージ攻撃)のことが多い。使用する武器によって、確認しながら試してみよう。
閃技で強攻撃を止めよう
敵武将は地面に赤い攻撃範囲が表示される“強攻撃”を準備することがある。このあいだは通常攻撃などでは怯むことがなく、準備が終わると強力な攻撃をくり出してくる。
準備時間に閃技をヒットさせれば強攻撃の溜め動作を中断できるので、どれでもいいのでヒットさせよう。なお、自身の攻撃力を強化するといった強化系の閃技でも、密着状態で発動すれば中断させられる。
やっぱり無双奥義に頼るべし
敵武将戦も、困ったときはやっぱり無双奥義! とくに敵武将はこちらの攻撃を無視して反撃してくることが多いため、どうしても被弾しがち。そのまま攻撃を食らい続けてしまうと大ダメージを負ってしまうこともあるので、攻撃を食らったらすぐさま無双奥義を放つくらいの気持ちで戦おう。
切り札は無双極意
戦っている最中に練技ゲージが溜まり、最大まで達すると“無双極意”を発動可能。無双極意の発動中は、使用しているキャラクターの性能が大幅にアップする。その際に無双奥義を発動すれば“無双奥義・皆伝”となり、超高火力の必殺技を放つこともできる。
無双極意はなれないうちは1ステージ中、1~2回発動できればいいほうなので、本当の本当にここぞというときに発動したいところ。とくに総大将となる敵武将は、だいたい強力な能力になっている場合が多いため、最後の最後に使うといい。
秘奥義・瀕死戦法
少し卑怯な戦法だが、“無双”シリーズ古来より伝わる秘技がコレ。体力バーが赤い瀕死状態となると、無双ゲージが時間経過で溜まり、さらに無双奥義が進化した“無双秘奥義”を放てるようになる。
無双ゲージが時間経過で溜まることを利用し、逃げ回っては無双秘奥義、逃げ回っては無双秘奥義を連発すれば、勝ったも同然というわけ。まさに秘奥義なわけだが、気持ちとしては本当の奥の手として使いたいところ(逃げるのに失敗したらやられちゃうし)。
育成編
『戦国無双5』は育成要素も豊富。基本は自由に育成をしてオーケーだが、あえて言うならばという要素を紹介しよう。
信長と光秀を育てるべし
「あの武将、この武将を育てたい」という気持ちも分かるが、本作は主人公が信長と光秀なので、ふたりを操作するステージが圧倒的に多い。そのため、信長と光秀をメインに育てていくほうが、効率よくゲームを進められる。彼らを育てることで、ほかの武将を育てるためのストック経験値や武器の熟練度なども上がるので、迷ったらこのふたりを育てるといい。
行き詰まったら堅城演武で稼ごう
もしストーリーモードの無双演武で行き詰まったら、堅城演武モードに挑戦しよう。堅城演武は育成に役立つポイントや素材などが短時間で得られるため、育成に向いたモードなのだ。武将のレベルを上げていくなどすれば、無双演武自体もクリアーしやすくなるだろう。
お店でポイントを購入しよう
よろず屋では、技能ポイントとストック武器熟練度を購入できる。信長と光秀の育成にも使えるほか、ほかの武将を育てる際にはもってこい。レベルだけは使い込んだり、ストック経験値を消費する必要があるが、技能ポイントと武器熟練度に関しては購入してサクっと上げられるというわけ。