ドイツのインディースタジオSlow Bros.が、開発中のアドベンチャーゲーム『Harold Halibut』のストーリートレイラーを公開した。本作の対応プラットフォームはプレイステーション4/Xbox One/Nintendo Switch/PCで、Steamの製品ページを見る限り、少なくともPC版は日本語対応が予定されているようだ。

 本作の舞台となるのは、新天地を求めて地球から宇宙へと旅立ち250年以上が経過した巨大宇宙船。プレイヤーはその中でラボのアシスタントとして働くハロルドとして、主任研究員のジャンを助けながら奮闘することになる。

 最大の特徴はストップモーションの人形アニメのようなタッチのアートスタイルで、これは実際に造形されたモデルを3Dスキャンして使っているという(ゲームエンジンはUnityを採用)。どこかノスタルジックな世界の中で、人形劇風のキャラがヌルヌル動くのはなかなかの衝撃だ。

 ゲームは12時間から18時間のボリュームを予定しており、キャラだけでも40体以上が登場。英語のボイスとモーションキャプチャーしたアニメーション部分だけでも8時間分になるとか。発売時期は未定だが、気になる人は公式サイトのメーリングリストか、Steamのウィッシュリストに登録しておくといいんじゃないだろうか。

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キャラや背景は、実際に作られたものを3Dスキャンしたモデルが使われている。