今回お届けするのは、クモを見つけて退治するFPS。担当は、“クモをペットにした経験アリ”という龍田優貴。
ただシンプルに、“クモを倒す”のみ!
クモと言えば、どこからともなく家の中に入り込み、人知れず糸を垂らして巣を作る虫だ。種類によってはゴキブリなどの害虫を食べてくれることもあるが、『Kill It With Fire』におけるクモは立派な標的である。
本作における目的はシンプルに“クモを倒す”ことのみ。食べかけのピザボックスや洋服をしまったクローゼット、テレビ台の裏側に洗濯機の中まで、“ 奴ら”は住人の目をごまかして巧みに身を隠している。だからこそ、思いがけない状況でクモと遭遇したときの驚きは想像以上。一人称視点も相まって、眼前に飛びつくクモの迫力もインパクト充分だ。とはいえ、こちらも負けてはいられない。手元のフライパンでぶっ叩くもよし、マシンガンをド派手にぶっ放すもよし。文字通りクモを虫の息にしてやろう。
1匹たりとも見逃すなかれ
本作のメインターゲットは8本足でおなじみのクモ。プレイヤーは家屋のいろいろな場所に潜んだクモを探し出し、みずからの手で確実に始末しなければならない。ステージに足を踏み入れて部屋をざっと確認後、人目のつかない物陰やオブジェクトの隙間などを調査し、つぎつぎと現れるクモを駆除しよう。ステージ内のクモを一定数倒すとミッションクリアー。より難度の高い依頼がプレイヤーに舞い込んでくる。
情け無用! 見つけたクモは即排除
クモとの遭遇時にいちばん大事なポイントは“勢い”。プレイヤーには、見つけたクモを躊躇なく始末する心構えが求められる。その姿勢を支えてくれるのが多種多様な装備品。片手で持てるオーソドックスな鈍器に加え、すばしっこいクモ相手に真価を発揮する銃火器、そしてあたり一面をまとめて吹き飛ばすロケットランチャーなど、際立った性能を誇るものばかり。各ステージで装備品を取得し、クモ退治に重宝する便利な仕事道具を揃えよう。
装備を整えて効率UP
ステージごとに定められたミッションをクリアーすると、装備の強化ポイントが蓄積。貯まったポイントを消費することで、プレイヤーの身体能力および手持ち装備の強化が行える。クモの居場所を映し出す“クモレーダー”、ツールの所持数が増える“カーゴショーツ”など、ゲームの進行度に合わせて装備品を改良して効率よく仕事をこなそう。
Kill It With Fire
- メーカー tinyBuild
- 開発元 Casey Donnellan Games
- 配信日 Steam版は2020年8月14日配信、Xbox Series X|S版とXbox One版は2021年3月4日、Nintendo Switch版は2021年3月5日
- 価格 Steam版は1382円[税抜](1520円[税込])、Xbox Series X|S版とXbox One版は1591円[税抜](1750円[税込])、Nintendo Switch版は1363円[税抜](1499円[税込])
- ジャンル アクション
- IARC 12歳以上対象