Blizzard Entertainmentが、同社のファン向けイベント“BlizzConline”で開発中のアクションRPG『ディアブロIV』の最新情報を公開した。オープニングセレモニーで発表された新クラス“ローグ”の詳細やPvPなどのシステムの新情報も明かされたので、まとめてお伝えしよう。

新クラス:ローグ

 3のデーモンハンターなど同系の職は他にもいたが、正式には初代『ディアブロ』以来の参戦となるローグ。初期『ディアブロ』シリーズへの回帰を目指す本作において、肉体系のバーバリアン、魔法系のソーサレス、変化系のドルイドに続き、俊敏かつ正確な動きで敵を仕留めていくDex系の代表という事で復活ということになった。

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ソード/ダガーの近接系、弓/クロスボウの遠距離系の両対応

 ローグは近接武器と遠距離武器それぞれの装備スロットを持っており、前者にはソードやダガーを2スロットに(つまり二刀流対応)、後者には弓やクロスボウを1スロットにセットできる。

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3系統の特化と、属性変化をつけるImbueシステム

 ローグ固有のシステムとして、3種類の特化の方向性が用意されているほか、さらに属性を切り替えられるImbueというシステムも用意されている。

  • スペシャライゼーション(特化)
    • シャドウレアルム
      • ターゲットした敵を影の世界に引き込み、ステルス状態でダメージボーナスつきで攻撃できる
    • エクスプロイトウィークネス
      • 特定の敵の攻撃が弱点を持つようになり、そのアイコンの敵に反撃するとダメージボーナスが入る
    • コンボポインツ
      • 基本攻撃でポイントが加算され、特定のスキルを強化する
    • クラス固有クエストをクリアーすることでスペシャライゼーションがアンロックされる
  • Imbueシステム
  • ポイズン(毒)・シャドウ(影)・フロスト(氷)などがあり、切替可能。
    • ディアブロ2』の傭兵として出てくるローグにオマージュを捧げたもの
    • フロストImbueでソーサレスと冷凍効果を重ねて凍結しやすくするといったこともできる
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D4_Rogue_Abilities_Poison_ForcefulArrow
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高い機動性

 またショートダッシュ系のスキルや、マキビシ風のものなどのクラウドコントロール系のスキルなどを持ち、動き回って制していくような戦い方が可能。デーモンハンターと近いプレイ感もありそうだ。

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オープンワールド:攻略して新たな拠点にする“キャンプ”や、騎乗要素など

 そしてゲーム全般に関する情報のアップデートの部分では、オープンワールド型で構成される本作の構造についていくつかのシステムが明かされた。

 まずは騎乗要素だ。本作では広大なオープンワールドを徒歩だけでなく馬に騎乗して旅することもできる。走っている馬上から飛び降りてスキル発動で一気に戦闘になだれ込むといった事も可能になっていて、これはなかなか気持ちよさそう。

 なお騎乗中に攻撃を食らった場合も馬が死ぬようなことはないものの、馬が逃げて強制的に降ろされてしまう。馬はさまざまなカスタマイズやバリエーションが用意されており、クエストなどを通じて入手可能。蹄鉄によってスピードが上昇する事もあるとか。

 一方オープンワールドの世界の中には“キャンプ”と呼ばれる拠点が各所に存在し、ここを攻略して解放することで町が復活し、ポータルや商店が利用できるようになるとのこと。

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PvP:やっぱり倒したプレイヤーの耳を集められる!

 本作で復活が予告されていたPvP要素についても、より具体的な情報が公開に。

 PvPエリア(フィールド・オブ・ヘイトリッド)はオープンワールドにしばしば存在し、PvPを避けたいなら行かなくてもいいが、そこではクリーチャーや他のプレイヤーと戦いつつ、さまざまな方法でシャードを集められる。

 そして集めたシャードを有効に使うには純化する必要があり、その儀式が終わったものは専用の通貨となり、アイテムやカスタマイズなどをゲットするのに使えるという。

 しかし、その純化の儀式も周囲に通知されてしまい、妨害を狙うプレイヤーが寄ってくるので、純化が完了するまで守り通さないといけないという寸法だ(うーん、業が深い)。

 ちなみに昨年行ったインタビューでも示唆されていた通り、PvPでプレイヤーを倒すと『ディアブロ2』由来である“耳”を集められる。

キャラクターの外見カスタマイズが幅広く

 そのほかローグのパートでは、より細かい外見カスタマイズについても紹介された。装備などに留まらず、髪や目の色、ボディペイントやタトゥーなどもカスタマイズ要素として変更可能。

 本作ではリアルタイムカットシーンを採用しており(これまではプレイヤーキャラ本人のいないプリレンダーの映像だった)、キャラクターの外見がイベント時などに再生されるカットシーンに反映されるようになっているので、細かい部分だがちょっとうれしい要素だ。

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