先日、北欧系のEmbracerグループ傘下となることが話題を呼んだGearbox Softwareが、FPSスタイルのアクションRPG『ボーダーランズ3』の新情報を発表。第6DLCの“ディレクターズ・カットでヒャッハーだ!”が2021年3月19日に配信されることが発表された。
“ディレクターズ・カットでヒャッハーだ!”は、シーズンパス2に含まれる有料DLC。新たなレイドボス“無敵のヘモヴォラス”や、新たなストーリーミッションが収録される。
情報が明かされたのは、YouTubeで配信された公式番組“The Borderlands Show”の最新回にて。番組は英語で1時間超もあるので簡単にまとめると、“ディレクターズ・カットでヒャッハーだ!”に含まれるのは以下のようなコンテンツ。
- 新レイドボス“無敵のヘモヴォラス”
- 巨大なヴァーキッド(虫型クリーチャー)のボス。メインストーリーをクリアー済みであればパンドラの封じられていた扉を500エリジウムで開けて戦える
- 公式いわく「熟練ヴォルト・ハンターが挑める最大級のエンドゲームコンテンツ」
- 超常的殺人事件を追う新たなストーリーミッション
- エヴァがポッドキャスト“ミステリアスリアー”で記録しながら殺人事件を追っていく
- 公式いわく「そこで明らかになる内容は『ボーダーランズ3』の他のストーリーにも波紋を広げる」
- 没ネタなどを明かす舞台裏コンテンツ
- 数々のコンセプトアート、絵コンテ、没マップ、開発段階のゲーム映像などを収録
- ヴォルトカード
- さまざまなチャレンジをクリアーして進めていき、装備やカスタマイズアイテムをアンロックしていく3つの進行型のコンテンツ
- 最初のヴォルトカードは“ディレクターズ・カットでヒャッハーだ!”の発売とともに利用可能。「本シリーズで愛され続ける今は亡きヒーローたちを称えるアイテムが登場」する
- 残り2枚は2021年中に配信予定。どれを有効にするかは選択可能
- ヴォルトカードを有効にするとデイリーチャレンジが3つ、複数ステージによるウィークリーチャレンジがひとつ提示され、それぞれクリアーすると大量のXPを得られる。
- チャレンジは100種類以上ある
また、シーズンパス2対象のコンテンツは配信中の“デザイナーズ・カットでヒャッハーだ!”と今回の“ディレクターズ・カットでヒャッハーだ!”で終わりなのかと思いきや、それ以外のものも予定されているようで、各キャラがチルドレン・オブ・ヴォルト風になる“マルチバース ヴォルトの信奉者 スタイルパック”が発表されている。
そして、アドベンチャーゲームとして海外でリリースされたスピンオフ『Tales from the Borderlands』も2月17日に再発されることが決定している。全5エピソードを収録しており、同一プラットフォームであればセーブデータの引き継ぎやPS4/Xbox One世代からPS5/Xbox Series X|S世代への移行もできるとのこと(※ただし日本向けに正式展開されたことはない)。
本作は開発元のTelltale Gamesが経営破綻からの再出発をする中でSteamなどの各社プラットフォームで新規の販売が停止されていたが、スピンオフとはいえ『ボーダーランズ3』にも出てくるリースの初出作でもあるなどボダラン世界の話を追っていく中では重要なゲーム。できれば再発をきっかけに日本語対応や家庭用版の国内配信をして欲しいのだが……。
Tales from the Borderlands returns to storefronts February 17! Set between Borderlands 2 and 3, Tales from the Bord… https://t.co/H7k9P36Bsq
— Borderlands 3 (@Borderlands)
2021-02-11 02:17:57
そのほか、『ボーダーランズ3』ではバレンタインイベント“ブロークン・ハートデイ ~ハートのかけらを集めよ!”が2月12日から同26日まで行われる。今年の報酬は「昨年のカスタマイズ報酬の色違いバージョンと2つのレジェンダリー武器」(公式サイトより)となっているそうなので、昨年ゲットしていない人や上位メイヘムレベル版を欲しい人などはこなしてみるといいんじゃないだろうか。