いまから15年前の2005年(平成17年)9月29日は、株式会社バンダイナムコホールディングスが誕生した日。

 バンダイナムコホールディングスは、玩具やキャラクタービジネスに強いバンダイ(当時)と、ゲームの開発力に力のあるナムコ(当時)が互いの長所を融合させて相互補完し、相乗効果を高めてあらゆる分野に対応できるように設立された総合エンターテインメントグループ。

バンダイとナムコが経営統合し、バンダイナムコホールディングスが誕生した日。互いの長所を融合させて企業力アップを狙う

 ゲームファンにとって馴染み深い、バンダイナムコエンターテインメントは、バンダイナムコホールディングスの完全子会社。こちらは2006年3月31日にバンダイナムコゲームスとして誕生し、2015年4月1日バンダイナムコエンターテインメントに社名変更されている。

 バンダイとナムコが9月末に経営統合されると正式発表されたのは2005年5月2日のこと。ちょうどそのころ、ゲーム業界には合併の流れがあって2003年にはスクウェアとエニックスが、2004年にはセガとサミーが実際に合併していたので、聡い読者諸君は「さもありなん」なんて思っていたかもしれない。筆者の場合はそれでもけっこう驚いて、ビッグメーカーどうしの合併に興奮していた記憶がある。

 1997年にはバンダイとセガ、2003年にはナムコとセガの合併話が報道され世間を賑わせたが、いずれも破談になっていたので、もしかすると「またかな?」と思っていた人もいたかもしれない。筆者はおそらく半分くらいはそんな風にも思っていたので、合併が現実になった際に余計に驚いたに違いない。

 本日でバンダイナムコホールディングスの誕生からちょうど15周年。今後も我々に素晴らしいエンターテインメントを提供してくれることだろう。

これまでの今日は何の日?