2020年5月に発表された、『SCARLET NEXUS(スカーレットネクサス)』。販売はバンダイナムコエンターテインメントで、開発を手掛けるのはバンダイナムコスタジオ。『テイルズ オブ ヴェスペリア』などを担当したスタッフが開発した、完全新規のアクションRPGとなっている。

 今回、バンダイナムコエンターテインメントはメディア向けに、開発者たちがプレイ動画を交えながら『スカーレットネクサス』の詳細な情報を語るプレゼンテーション動画を、オンライン上で公開した。本記事では、どんなゲームなのか、どのようなストーリーなのか、といった気になる情報を、プレゼンテーションを通して紐解いていく。

『スカーレットネクサス』は“ブレインパンク”な世界観で、超“脳”力と剣戟を駆使するアクションRPG。開発者たちのプレゼンから、ゲームの詳細を紐解く_47
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飯塚啓太プロデューサー。『コードヴェイン』のプロデューサーも務めていた。
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穴吹健児ディレクター。『テイルズ オブ』シリーズに長く関わり、『テイルズ オブ エクシリア2』などではディレクターを務めた。
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落合功多アートディレクター。『アイドルマスター』シリーズのUIデザインや、『ゴッドイーター』の武器デザインなど、バンダイナムコスタジオのタイトルに関わっていた。

対応ハードとスペックについて

 本作の対応ハードは、プレイステーション4、プレイステーション5、Xbox One、Xbox Series X、PC(Steam)。

 プレイステーション4、Xbox Oneのフレームレートは30FPS、解像度はフルHD対応を目指して制作中。

 プレイステーション5、Xbox Series Xのフレームレートは60FPS、解像度は4Kに対応予定。PCについては、要求スペックを満たせばフレームレートは同条件で遊べることを目指して制作中とのこと。

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開発のきっかけについて

 『スカーレットネクサス』は、穴吹ディレクターがバンダイナムコスタジオからバンダイナムコエンターテインメントへ、原案となる企画を持ち込んだのが発端。グループとして新しいIPを生み出すことが命題となっており、チャレンジのためにチームを発足したのが2015年ごろだと穴吹ディレクターは語る。当初は3、4人程度の超小規模なチームだったとのこと。

 もともとはバンダイナムコスタジオで、自分たちの知見を活かして新しいRPGを作ろうという流れになっていたそうで、とくにテーマ性や方向性は決まっていなかったらしく、ゼロから“どうしたら新しいRPGが作れるか”というアイディアを出し合いながら『スカーレットネクサス』の原型を作っていったそうだ。

『スカーレットネクサス』のコンセプト

 タイトルの“スカーレット”は、赤や紅といった意味合い。“ネクサス”は連鎖やつながりといった意味を表している。キーアートなどにも登場しているのが、赤い線。この赤い線が、ゲームでも重要な役割を持っている。『スカーレットネクサス』は“赤い絆”と呼ぶことがあるほか、ゲーム内では“赤い糸”というキーワードにもなっている。

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ブレインパンク・アクションRPGというジャンル

 本作で銘打たれているジャンルは、サイバーパンクでもスチームパンクでもない、“ブレインパンク・アクションRPG”という新たなジャンル。本作の舞台となっているのは、科学技術が発達した未来の世界。発達する科学技術の中でも、とくに脳に関する技術が発達した世界だという。

 登場人物たちは、念力などの、いわゆる超“脳”力を使用できる。その能力が使えるようになったのも、脳に関する科学技術が関与しているそうだ。

 世界観は1990年代の日本をベースに作られているそうで、映像を見ても、街並みには日本語の看板が並んでいる中で、映像が宙に浮かんでいるように見えたりするなど、どこかサイバーパンクチックだ。ただ、『スカーレットネクサス』が目指したのは“サイバー”な世界ではないというところと、本作の重要なファクターになっている“脳”にフォーカスし、“ブレインパンク”と名付けたとのこと。

 なお、本来“パンク”とは社会に対する反抗や対抗などを表すワードで、サイバーパンクはサイバーな世界観で、反抗的な世界観を表すジャンルだった。ただ、そこからスチームパンクやディーゼルパンクといった、サイバーパンクというジャンルを模しながらも、別の世界観にするという、新たなスタイルが確立された。本作もその流れに沿った意味での“ブレインパンク”だという。

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『スカーレットネクサス』の舞台

 舞台となる世界は、ニューヒムカという超巨大な国の中に、スオウ、セイランといった大きな町や、トゲツという小さな自治区が存在する地域。ニューヒムカ以外の国や、海の外のことはあえて語らないようにしているという。

 2020という数字が出てくるものの時代設定は明確にされていないようで、世界観はちょっと近未来。もし脳が発達する何らかの物質が発見され、発達したらこうなるだろう、というような技術的な分岐があった世界になっているとのこと。本作は新規IPということもあり、プレイヤーに受け入れてもらいやすいように、自分たちが知っているものの延長線にあるような、あえて現代らしい世界観を構築したという。

 また、この世界の人々は、我々が電力を使って何かをするように、“脳力”を使って何かをするそうだ。ニューヒムカの中には“サイネット”という超大規模ネットワークが存在し、人々は全員そこにつねに繋がっていて、医療やインフラを使って生活している。

 会話なども、この世界では脳で考えるだけでコミュニケーションができるようになっている。人々全員が、脳でネットワークに接続されているというのが、物語の鍵を握っているそうだ。

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敵となる存在“怪異”

 敵として出現するのが、“怪異”と呼ばれるクリーチャーたち。怪異は“断絶の帯”と呼ばれる、空にある霧状の帯から落ちてきて、人間の脳を捕食するためだけに現れる謎の生命体だ。思考することなどはなく、ただ本能のまま人間を襲う。

 怪異は、本作の世界にもともと出現するのが当たり前の存在で、我々でいうところの地震や豪雨に相当するくらい、いたって日常的に存在するものだという。研究も進んでいるため、霧のデータなどから“怪異”がどこに何時落ちてくるのかも分かる“怪異予報”というシステムも確立しているとのこと。

 怪異は謎の存在ではあるが、対処方法も分かっているので、人々は“怪異”は恐ろしい存在であると認知しつつも、怯えて暮らしているのではなく、日常的に存在するものとして共存するような形で接しているそうだ。

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 また、本作全体で重要視しているのが、異質さ。何か違和感がありながらも、だからこそ逆に興味を持ってもらえるような世界観やデザインを目指したという。

 敵となる怪異のデザインも、目新しくも異質な存在にしたいということで、外部のデザイナーを起用し、ゲームとしての価値観とは違ったデザインという“異質”を取り入ることを考えたと、落合アートディレクターは語る。

 そこで起用したのが、イラストレーター・デザイナーの山代政一氏。山代氏のデザインが落合アートディレクターの考える怪異とマッチしていたそうだ。

 怪異は機械と、花や動物、または人間のような、有機物と無機物が融合したデザインとなっている。本来相まみえるモノではない、有機物と無機物が同一個体となっているところに、異質さ、そしてモンスターとしての脅威を表らしたそうだ。なお、なぜ怪異がこのような存在なのかは、物語の中で触れられるとのこと。

デザインの方向性はJRPG+異質

 悩んだというのが、デザインの方向性。JRPGといえば、アニメチックなキャラクターたちがスタイリッシュに戦うというのが、ファンが期待する要素のひとつだ。しかし、日常から大きく離れたデザインにしてしまうと、本作で表現したい異質さを際立たせるのが難しくなってしまうため、なるべく日常を感じさせるシンプルなデザインにすべきなのだが、そうなると相反する方向性のせめぎあいとなってしまう。

 そこで、デザインはシンプルにしながらも、赤いラインを入れたり、フードを付けるなどをして、ヒロイックな感じを持たせるようにしたそうだ。

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主人公であるユイト・スメラギ

 本作の主人公は、怪異討伐軍に憧れて入隊した少年、ユイト・スメラギ。幼い頃、怪異に殺されかけたところをある怪伐軍隊員に救われたユイトは、自らも誰かを助けられる人間になりたいと怪伐軍に志願し、厳しい訓練に耐えて入隊を果たす。

 物語の中では、ユイトは絶対的に信じていた怪異討伐軍に疑問を抱くようになっていく。つねに脳がサイネットに繋がっていること自体、本当に正しいことなのか? という葛藤や、繋がっていった仲間たちとの絆などが描かれるそうだ。

 登場人物によって使える超脳力は異なり、ユイトの能力は、物体を手も触れずに操れる念力(いわゆるサイコキネシス)。また刀を武器にして戦う。

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ユイト・スメラギ
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刀と超脳力が融合したアクションRPG

 以上が、制作陣から語られた設定やコンセプトについて。ここからはゲームプレイ映像を見た筆者の目線から、ゲームの特徴やシステムの予測などをお届けしよう。

 本作はステージクリアー型か、ミッション受注型なのかは分からないが、ひとつのステージを攻略して進んでいくアクションRPGだ。ジャンプや回避、刀での攻撃といった一般的なアクションから、対空攻撃など特殊な技もくり出せる模様。

 特筆すべきなのが、ユイトが使える“念力”。ユイトの周囲にある自動販売機やクルマ、瓦礫やドラム缶などのオブジェクトを敵に向けて投げられるようで、刀による斬撃と念力を使い分けながら戦うのが本作の基本のスタイルのようだ。

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刀による剣戟。
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念力でモニターを遠くから引っ張ってきて……
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敵に向かってシュート!

 念力は単純に空中にいる敵へ向かって飛び道具になるだけでなく、コンボにもなるようだ。たとえば物体を投げつけてから攻撃すると、敵に向かって一気に近づけるラッシュ追撃という攻撃方法になる。

 また、攻撃してから物体を投げつけると特殊オブジェクト攻撃となり、通常時に投げつけるよりも大ダメージのコンボが狙える模様。ただし隙が大きめに見えるので、ここぞというときに狙う大技、という感じだろうか。装甲の硬い敵にも有効なようで、通常の念力ではダウンしなかった敵もダウンしていた。

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敵にオブジェクトを投げつけて……
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それと同時に一気に突進できるラッシュ追撃。
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敵を斬り付けてから……
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念力発動でバックステップをしたのち……
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カットインとともに飛び上がりより強力な念力で攻撃する特殊オブジェクト攻撃。
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装甲の硬い敵は通常攻撃や念力ではビクともしないが……
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物体をふたつ同時に投げつけたりできる特殊オブジェクト攻撃ならば
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敵がダウンして大きな隙が生まれるようだ。

仲間の超脳力が重要?

 さらに特徴的なのが、仲間の存在。プレイムービーの中ではハナビ・イチジョウという女性と共闘してる姿が映し出されていた。

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ハナビ・イチジョウ
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 本作は背中に赤い線を突き刺す“SAS”というものが存在しており、どうやらこれに繋がると仲間の超脳力を借りることができるようだ。設定としてはいまのところ詳細は不明(刺さると強い痛みがあるようで、耐えられたものだけが怪異討伐軍の隊員になれるような描写もあった)。ゲーム的なものとしては仲間のスキルを借りることができるシステムというところ。なお、複数の超脳力を同時に発動することもできるとのこと。

 ハナビの超脳力は“発火”で、動画ではユイトが炎の竜巻をくり出したり、刀に炎が付き、炎を纏った攻撃がくり出せるようだった。この脳力で攻撃された敵は炎上し、継続ダメージが与えられる模様。

 また、オブジェクトのドラム缶を投げると、敵をオイル状態にできるようで、オイル状態の敵は炎上しやすくなるというった効果も。オブジェクトと仲間の超脳力をいかに組み合わせるのか、といった戦略が本作の醍醐味になりそうだ。

 なお、すでに発表されている情報では、脳駆動(ドライヴ)システムというものも存在し、これはゲージを貯めることで発動できる、いわゆる必殺技。身体能力が上がり、パワーアップした念力アクションをくり出せるとのこと。ただし、発動するには代償も伴うそうだが、脳駆動(ドライヴ)システムがどんなものなのかは動画に含まれていなかった。

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ドラム缶を投げつけて……
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中のオイルを念力で抽出!
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そのままドボンで敵はオイル状態に。
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さらにSASを発動し
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ハナビの超脳力“発火”を借りる。
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炎をまとった剣戟によって、オイル状態の敵へ着火!

 また、巨大なボス戦などでは、建設中の巨大な資材を落とすなど、特別なオブジェクトもあるようだ。

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巨大な怪異には、巨大なオブジェクトで攻撃!
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ダウンしたところ、さらにハナビのSASで火炎攻撃。

超巨大な怪異との戦い

 動画の中では、怪異の攻撃を寸前でステップし、攻撃を回避するシーンがあった。一瞬スローモーションになることからも、ジャスト回避といったところだろうか。

 また、巨大な怪異の上にはガラスのオイル瓶のようなものがあり、オブジェクトをぶつけて破壊すると、怪異がダウンし、さらに割れた瓶からオイルが溢れ出て、オイル状態となっていた。どうやら怪異には弱点があるようで、いかに弱点を狙うのかも攻略のポイントとなりそうだ。

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攻撃の最中に怪異がパンチしてくるが……
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ギリギリのところをジャスト回避!
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鉄骨を念力で動かして……
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怪異の弱点部位を攻撃!
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ダウン+オイル状態の大チャンスに。

育成要素について

 装備は武器のほかに、プラグインと呼ばれるいわゆるアクセサリのような装備枠が用意されている様子。

 バトルで経験値を稼ぎレベルが上がると、BP(ブレインポイント)を入手でき、これを使ってキャラクターを成長させていくようだ。ブレインマップという、スキルツリーのようなものが用意されており、BPを使ってスキルや能力上昇などの育成をしていく模様。

 また、SASによる仲間からの支援効果にもレベルが存在している様子。SASのレベルが、仲間のレベルアップで成長していくのか、それとも仲間の好感度などで絆を深めていくのかは、いまのところ分からなかった。

期待が高まる『スカーレットネクサス』

 以上が、今回公開された映像の内容だ。ストーリーや主人公の存在はある程度公開されていたものの、詳しく語られていなかったため、今回の発表情報を通して、どんなゲームなのかという大枠を知ることができた。

 細かなシステムについてや発売日などはまだ明かされていないが、今後の続報に期待しよう。なお、今回の記事タイミングと同時に発表となったキャラクターなどについては、下記記事をチェックしてほしい。

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