東京・町田市の国際版画美術館にて、2020年8月21日、新たなポケモンマンホール“ポケふた”設置にともなうお披露目式が開催された。
“ポケふた”とは、“推しポケモン”を選定し、全国さまざまな地域の魅力とポケモンの魅力を国内外に発信する取り組み、“ポケモンローカルActs”の施策のひとつで、株式会社ポケモンとポケふた設置を希望する自治体とが手を組んで行われているプロジェクト。その名が示す通り、ポケモンがモチーフになったマンホールの蓋が街の中に設置され、国内外からの来訪客増を促すという企画だ。
設置場所などの詳細は、本活動のポータルWebサイト“ポケモンローカルActs”をチェックしてほしいが、2019年からスタートした本企画によって、すでに北海道、岩手、宮城、福島、神奈川、鳥取、香川、鹿児島にポケふたが設置。ポケふたの展開に併せて、ご当地コラボ商品も展開されるなど、地域の盛り上げに一役買っている。
記念すべき100枚目が東京・町田市に登場!
さて、新たにポケふたが設置されるのは、前述の通り、東京・町田市の芹ヶ谷公園内となる。関東圏のポケふたといえば、2019年8月に神奈川・横浜みなとみらいで開催された“ピカチュウ大量発生チュウ! 2019 ”の際、会場付近に登場したものが印象深いところだが、東京都内にお目見えするのは意外にも今回の町田市が初めて。
町田市といえば、ポケモンの生みの親である田尻智氏が、少年時代を過ごした街。昆虫を始めとした生物の観察や採取を楽しみ、学校のクラスで1番の昆虫博士だったという田尻氏の経験が『ポケットモンスター』シリーズ誕生のヒントになったとも言われていることを考えると、なかなか縁の深い土地と言えるだろう。
芹ヶ谷公園に設置されるのは以下の6種類をモチーフとしたポケふたとなる。『ポケットモンスター 赤・緑』の最初のパートナーとなるポケモン3匹を含む、人気のポケモン揃いだ。
- フシギダネ
- ヒトカゲ
- ゼニガメ
- ポッポ&コラッタ
- ビードル&キャタピー&ナゾノクサ
- ニョロトモ
プレス向けにお披露目式が行われた6種類のポケふたは、同日中に芹ヶ谷公園内で設置作業が行われて、順次、一般公開がスタート。
新型コロナウイルス感染症の拡大が続く状況下では、いわゆる“三密”を避ける必要があるし、まだまだ暑い日が続くので熱中症にも十分な注意が必要だが、この夏の思い出づくりにこの新スポットを訪れてみてはいかがだろうか。