Nintendo Switch向けのインディーゲームを紹介する番組“Indie World Showcase- 18/08/2020”が2020年8月19日午前1時から配信、多数のタイトルが発表され、Nintendo Switchにおけるインディーゲームの充実ぶりを改めて印象づけた。

 イギリスのNintendo UK提供による同番組は、全編英語で構成され、ラインアップもおそらくは欧州市場を対象としたものと思われるが、一部タイトルに関しては、番組の配信後に任天堂Indie World(インディーワールド)の公式Twitterより、日本展開も明らかにされた。『Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た!〜』が2020年9月23日の無料アップデートで、ふたり協力プレイに対応することが発表されたのは既報の通りだが、そのほか日本発売が明らかになったタイトルを見ていこう。いずれもインディーゲームらしく個性的なタイトルばかり!

『Subnautica』、『Subnautica: Below Zero』

 全世界500万本以上のセールスを記録するオープンワールドサバイバルゲーム。プレイヤーは、危険と不思議に満ちた、未知の海洋世界を冒険する。国内では『Subnautica』はプレイステーション4版がPLAYISMより発売済み。続編となる『Subnautica: Below Zero』もリリースされるのはうれしい。開発を手掛けるのはUnknown Worlds Entertainment。2021年配信。

『CardShark』

 “Indie World Showcase - 3.17.2020”での独特な映像に心惹かれた方も多かったのでは。18世紀のフランスを舞台に、カードに細工をしかけて、相手を騙す、イカサマの技術が生死を分ける『CardShark』。パブリッシャーはDevolverDigitalで開発はNerialが担当。2021年配信。

『Manifold Garden』

 重力を操作し視点を変えて、無限に広がる幾何学パズルを解いていく一人称視点のパズルアドベンチャー。エッシャーのだまし絵のような世界が特徴の一作。開発はWilliam Chyr Studioで、完成までに7年を要しているようだ。2020年配信。

『Haven』

 恋人どうしであるユーとケイが、互いに手を取り合って、ふたりで無人の惑星を旅するRPG……なんて概要を聞くだけでも胸がキュンとなる一作。“Haven”というネーミングも意味深ですが……。『Furi』を開発したThe Game Bakersによる新タイトルで、日本では架け橋ゲームズがサポートすることが明らかにされている。2020年配信。

『Going Under』

 プレイヤーは、無給のインターンとして、廃墟と化した事業に失敗したスタートアップ企業のそのオフィスで、呪われた従業員たちを解放していくダンジョン探索ゲーム。パブリッシャーはTeam17 Digitalで、デベロッパーはAggro Crab。9月24日配信。

『Immost』

 子どもと騎士と放浪者というユニークな取り合わせの3人の主人公が不気味な古城から抜け出す謎解きアクションゲーム。海外でのパブリッシャーはChucklefishで、デベロッパーはHidden Layer Games。配信は8月21日……って、もうすぐではないですか!

『GoNNER2』

 カラフルなビジュアルが印象的なローグライクシューティングの続編。パブリッシャーRaw Furyで、開発はArt in Heartが担当している。2020年配信予定。