ファミ通関連の編集者がおすすめゲームをひたすら語る連載企画。今回のテーマは、ミリタリーFPS『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア(CoD:MW)』です。
【こういう人におすすめ】
- 現代戦をテーマにしたFPSが好き
- 対人戦での緊迫した駆け引きを味わいたい
- 仲間と協力して敵勢力をせん滅したい
※本稿は週刊ファミ通2020年7月2日号(2020年6月18日発売)の特集“いまこそ絶対に遊ぶべき46のゲーム”をWeb用に調整したものです。
ワタナベリィ渡辺のおすすめゲーム
『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア(CoD:MW)』
- プラットフォーム:PS4、Xbox One、PC
- 発売日:2019年10月25日
- 発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 価格:8690円[税込]
- パッケージ版:あり
- ダウンロード版:あり
- 『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』公式サイト
※データはPS4版のものです。
『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』 - 絶賛の声 ローンチ ストーリー トレーラー(日本)
最新作がリリースされるたび、世界的大ヒットを記録しているミリタリーFPS『コール オブ デューティ』シリーズ。その本家本元であるゲームスタジオ・Infinity Wardの手により、“モダン・ウォーフェア”が進化を遂げて帰って来た! FPSは好きだけど、“キルレ(キルとデスの比率)”が1にも満たないヘッポコプレイヤーのワタナベリィ渡辺です。
キル数よりデス数のほうが圧倒的に多い私でも、心が折れずに楽しくプレイし続けられるのが『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』です。本作には、キャンペーン、マルチプレイヤー、WARZONE(ウォーゾーン)、CO-OPという4つのモードが用意されており、モードごとに違う楽しさがあると思っています。
キャンペーンは、重厚かつドラマチックな物語が人気のモード。前作『ブラックオプス4』で未収録だったので、復活はめちゃくちゃうれしかったです。ひとりプレイ用のモードなのでキルレを気にすることなく、銃撃戦を存分に味わえるのはもちろん、現代戦が好きな私にとって今回のストーリーは大ハマり!
『コール オブ デューティ』シリーズの中でも“モダン・ウォーフェア”の名を冠する作品は現代を舞台にしていますが、本作のメインの時間軸は2019年。私たちが生活しているのと同じ時間に事件が起き、同じ時間を生きる人々が戦いに身を投じ、揺れ動く世界情勢へ影響を与えていく……。そんな現代と地続きのリアルな紛争物語に惹き込まれました。
さきほど語ったように現代戦が好きな理由はほかにもあります。それは、2段ジャンプや壁走りといった近未来的なアクションがなく、人間のリアルな動きでシューティングが楽しめるということ。そのぶん、自分の腕前が如実にキルレに反映されますが、キルレが低くても楽しくプレイできている要素のひとつなのだと思います。
キャンペーンと並んで人気が高いマルチプレイヤーは、“ドミネーション”や“チームデスマッチ”といったおなじみのモードはもちろん、“ガンファイト”、“GROUND WAR(グラウンドウォー)”などの新たな対戦モードが追加されました。どの対戦モードでも最初はマップの構造がわからず、とりあえず前進しては即デスと、ヒドい戦いかたでしたが、プレイしていくうちに有利な場所や不利な場所がわかってきて、自分なりにうまく立ち回れたと思うことも。それがだんだん積み重なって、キルレが上がっていくのがすごくうれしい!
さらに、プレイし続けることで銃の種類やアタッチメントもアンロックされます。最初は何もアタッチメントがついていない銃なので、ヘッポコプレイヤーには操作しづらい(弾が当たりにくい)状態ですが、いろいろなアタッチメントを組み合わせることで操作性が格段にアップします。ただ、アタッチメント数がかなり多く、最大5個までしかつけられないので、自分に合ったカスタマイズを見つけるのがひと苦労……。そんな過程も“自分の銃を作っている”って感じで楽しいんです。
最大150人で最後の生き残りを懸けて戦うウォーゾーンには、既存のバトルロイヤルゲームにはない“キャッシュ(現金)”が存在します。これはおもにマップ中に散らばる契約をクリアーすることで獲得でき、集めたキャッシュを使えば武器の性能を上げたり、死亡した仲間を復活させることができるため、いかにキャッシュを集めるかが重要になってきます。
とはいえ、キャッシュ集めに夢中になっていると、まわりへの注意が薄れて敵にやられたり、反対にまわりを気にしすぎて行動範囲が狭まるとキャッシュが貯まらなかったり、立ち回りかたがけっこう難しい。そんなきびしい状況を仲間と助け合いながら乗り越え、最後まで生き残れたときの喜びは格別でした!
ちょっと疲れたときは、さまざまな協力モードやミッションが用意されているCO-OPがオススメ! CO-OPは対人戦ではなく、コンピューターの敵と戦うため、マルチプレイヤーやウォーゾーンよりも気軽にプレイできます。とくにイチオシなのが“スペシャルオプスクラシック”。これは、四方八方からやって来る敵をせん滅するというもの。敵の数や攻撃がかなりえぐいのですが、仲間と協力しながらひたすら敵を倒すだけなので、ストレス解消になります。
また、2011年に発売された“モダン・ウォーフェア3”以来の登場となる“スペシャルオプス”は、キャンペーンの延長線上のストーリーが楽しめるので、キャンペーンをクリアーした後にぜひプレイしてほしいです!
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