エレクトロニック・アーツの人気バトルロイヤル型FPS『Apex Legends』(エーペックスレジェンズ)。
2020年8月18日(北米基準)からはシーズン6が開始され、新レジェンド“ランパート”が追加される本作をこれから始める人に向けて、最初に知っておきたいポイントを紹介していく。プレイをする中で学んでいくことも多い本作が、まずは基礎的な部分を覚えて気軽に参加してみてほしい。
慣れないうちはつかず離れずを基本に行動!
バトルロイヤル型の本作は、3人チームになって戦い、最後に生き残った1チームがチャンピオンになるのが基本ルール。
最初は移動するドロップシップの中からスタートし、任意のタイミングでチームの代表(ジャンプマスター)が降下ポイントを決めることになる。始めたばかりでどこに降りればいいのか分からない場合は、味方にジャンプマスターを譲渡するのもアリだ。
降下する際に覚えておきたいのが、味方とはつかず離れずの距離に着地すること。まったく同じ場所に降りると物資の奪い合いになってしまうので、隣接する建物に降り立つのがオススメだ。
周囲を見渡して、ほかのチームが降下していなければ少し離れた位置に降りて広く展開するのもアリだが、孤立するのは避けたい。味方と物資の奪い合いにならない位置で、かつ何かあればすぐ合流できる距離をキープしておくのが最初はベスト。
地上に降り立ったら、すぐに物資集めを始めよう。まずは武器、つぎにボディーシールドを手に入れて敵との遭遇に備えたい。
何も持っていないときは、とにかく落ちているものを片っ端から拾ってしまい、後からバッグを整理すると時間をムダにしなくて済む。
ボディーシールドやヘルメット、バックパックといった装備品には、レベル1~4までの4段階が存在する。白⇒青⇒紫⇒金の順番にレアリティが上がっていくので、高レアリティの物が落ちていたら必ず拾ってアップグレードしていこう。
より戦略的に戦う場合は、優先してボディーシールドや金のバックパックを渡すレジェンドなども出てくるのだが、最初はそこまで考えなくても問題ナシ。カジュアルマッチではさほど考えすぎずにプレイして楽しんでほしい。
戦闘で使用する武器のほとんどは、アタッチメントを付けることで性能を向上させられる。使う武器が決まったら、装備できるアタッチメントも併せて探していこう。
中でも重要になるのが、装弾数を増やす拡張マガジン。これの装備が勝敗を決めることもあるので、見つけたら必ず装備しておきたい。
回復アイテム、弾薬などを集めると所持上限になってしまうので、移動中などに整理しておこう。
所持するアイテムは個人の好みやプレイスタイルにも左右されるが、最低でも注射器とシールドセルは4つ所持。シールドバッテリーも2本以上持っておくのが理想だ。
ある程度プレイして余裕が出てきたら、味方の状況にも目を向けてみよう。たとえば、味方のボディーシールドがまだレベル1の時、レベル2以上の物が落ちていたらシグナルを出しておきたい。
本作は3人で戦うのが前提で、人数差は大きなアドバンテージになる。味方の戦力アップはそのまま自分の勝利に直結するので、自分の装備が整った後も、レア装備が落ちていたらシグナルを出すのがオススメだ。
シグナルはアイテムの位置を教えるだけでなく、自分の向かいたい場所の指示や、敵の居場所を伝えるのにも役立つ。とくに、敵を発見したらその場所にシグナルを出して、味方に位置を伝えるのが非常に重要だ。
敵の姿が見えなくても、足音が聞こえたらおおよその方角にシグナルを出しておくだけで、味方も警戒しやすくなる。
そのほかにも細かいテクニックはあるが、本作のようなバトルロイヤルゲームは経験を積むことがそのまま実力になっていく。プレイしていくうちにシグナルを出してほしいアイテムや、理想的な動きかたが身に付いていくので、まずはくり返しプレイしてみてほしい。
慣れないうちは味方の背中を追うように行動して、少しずつ戦いかたを学んでいこう。
初心者にオススメの武器一覧
本作では、スタート画面から“射撃訓練場”に行くと各種武器やアイテムを使って練習することができる。武器に関しては個人の感覚や好みが大きく反映される部分なので、ここで自分に相性のいい武器を探してみよう。
本記事では、比較的反動が少なく扱いやすい武器を紹介していく。
フラットライン
フラットラインは、銃を撃った際の反動がシンプルな上、アタッチメントを装備しなくても強力なのが利点。序盤から最後まで、安定して火力を出しやすいので反動にさえ慣れればかなり強力な武器になる。
拡張ヘビーマガジンさえ装備すればアタッチメントは十分なので、序盤に敵と遭遇した際の勝率も高い。スコープは2倍がオススメだが、倍率に関しては個人の好みもあるので、実際に使ってみて調整しよう。
トリプルテイク
スナイパーライフルの中でも当たり判定が大きく、かなり扱いやすい武器のひとつ。トリプルテイクは3つの弾が横に広がっていくため、近距離~中距離で敵に当てやすい。
威力も申し分なく、高確率で60以上のダメージを稼げる。スコープの倍率次第で近距離~遠距離まで幅広く対応できるので、敵を狙うのが苦手な人にもオススメのスナイパーライフルだ。
マスティフ
マスティフは直撃すれば大ダメージを与え、少し離れた距離からも扱える優秀なショットガンだ。至近距離なら100以上のダメージが簡単に出せ、距離が空いても20~60程度のダメージが稼げるのが魅力。
ショットガンボルトがないと連発できないので、壁に隠れながら一発ずつ丁寧に当てていこう。最初は難しく感じるかもしれないが、慣れてしまえば非常に優秀な武器になる。
R-301
銃を撃った際の反動が少なく、安定した火力も出せるのがR-301。瞬間火力はR-99のほうが上だが、慣れないうちはR-301のほうが当てやすく、結果的にダメージを稼ぎやすい。
初期時点でもかなり当てやすい武器だが、バレルスタビライザーなどをセットすればほぼ反動ナシで狙い撃てるようになる。安定してダメージを稼ぎたい人にはとくにオススメの武器だ。
初心者にオススメのレジェンド
ここでは、初心者でも活躍しやすいレジェンドを紹介していく。好きなレジェンドを使用するのがいちばんだが、チャンピオンを狙いたい、活躍したいという場合は下記を参考にしてみてほしい。
ライフライン
ライフラインは、戦術アビリティで体力を回復するヒールドローンを出し、アルティメットでレアな物資を積んだケアパッケージを落とせる。また、ダウンした味方の蘇生をヒールドローンに任せて自分はそのまま動けるのも特徴だ。
以下3点の立ち回りさえ把握していれば、初心者でも活躍させやすいレジェンドになっている。
【ライフライン立ち回りのポイント】
- 味方の体力が減っていたら、敵に撃たれにくい場所にヒールドローンを出す
- 遠くに移動しないときにケアパッケージを要請(アイテム探索中や、一ヵ所に留まって防衛中などがオススメ)
- 戦闘中にダウンした味方がいたら優先的に蘇生
ジブラルタル
ジブラルタルは武器を覗いた状態になるとガンシールドが展開し、一定のダメージを防いでくれる。戦術アビリティで敵の攻撃から身を守るドームシールドを出せるので、ピンチからの回復がしやすいのがポイントだ。
アルティメットでは空から迫撃砲を降らし、被弾した敵に大ダメージを与えられる。攻撃目的はもちろんのこと、敵から逃げる際の足止めにも役立つ優秀な技だ。
【ジブラルタル立ち回りのポイント】
- 味方がピンチの時はドームシールドを使ってカバー
- デスボックスを漁る際に敵から狙われていたら、ドームシールドを使って漁る
- 野外で敵が密集していたら、アルティメットでダウンを狙う
- 味方がダウンした際は、ドームシールド&アルティメットで敵を遠ざけて蘇生する
コースティック
コースティックは、敵の接近や射撃によって起動するガストラップを設置したり、広いエリアにダメージを与えるガスグレネードを使用できるレジェンド。上手く使えるようになれば、防衛、攻撃、スモークなどさまざまな役割を果たせるようになり、チームへの貢献度も大きい。
ガストラップの設置ポイントさえ把握すれば、初心者でも扱いやすいレジェンドだ。
【コースティック立ち回りのポイント】
- 室内で防衛する際はすべての入口付近にガストラップを設置
- 味方がダウンしたら近くにガストラップを設置し、撃って起動させて守る
- 敵から追われているときはガストラップで足止め
- 敵が通りそうなルートの物陰にガストラップを設置して、起動したら味方に知らせる(索敵目的)