一般社団法人ガンダムGLOBAL CHALLENGE とEvolving Gが、“機動戦士ガンダム40周年プロジェクト”の一環として、横浜市と連携して2020年内から期間限定でオープン予定の“GUNDAM FACTORY YOKOHAMA”。
18mの実物大ガンダムを動かし、一般公開を目指すという夢の実現に向けて、邁進中の“GUNDAM FACTORY YOKOHAMA”だが、7月29日には、ガンダム本体の頭部取り付け作業が行われ、ついにガンダム本体が完成。今後、オープンに向けてモーション調整を行っていくとのこと。
8月5日に行われた“GUNDAM FACTORY YOKOHAMA 進捗報告会”では、先日着工された動くガンダム本体と頭部のドッキングする様子や『機動戦士ガンダム』の名シーンのひとつでもある“ラストシューティング”をイメージした本体が右腕を上げるポージングや、『∀ガンダム』より、ターンエーガンダムを彷彿させるポージングなどが披露された。
2020年内の“GUNDAM FACTORY YOKOHAMA”のオープンがいよいよ楽しみだ。
今回の進捗報告会にあわせて、“GUNDAM FACTORY YOKOHAMA”バックストーリーが公開されたので、合わせて紹介する。
ちなみに、先日BANDAI SPIRITSより、動く実物大ガンダムのガンプラ“1/144 RX-78F00 ガンダム&ガンダムドック”と“1/100 RX-78F00 ガンダム”の2種類が特別先行販売されることが発表されている。こちらも注目です!
『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』バックストーリー
「RX-78F00 GUNDAM」の誕生
U.C.(宇宙世紀)0079、スペースコロニー「サイド 7」で起動した「RX-78-2 GUNDAM」。それは、一年戦争時の地球連邦軍のパイロット「アムロ・レイ」の機体として数々の戦いをくぐり抜けて来た。そして、その機体は「ア・バオア・クー」の激戦の中で失われた、と言われている。
その後、極東アジア地区の地球連邦軍関連施設『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』の近郊において、「RX-78」タイプと思われるパーツが大量に発見された。
西暦の時代から大型貨物のターミナル港であったYOKOHAMAは、地球圏において巨大なMSのパーツを秘密裏に輸送/保管するのに格好の地であったのかもしれない。
しかし、今回発見された「RX-78」タイプの各部パーツについての記録は一切残されていなかった。そこで、その技術上の情報を解明するため、さまざまな領域のエンジニアたちが『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』に密かに集結。バラバラに保管されていた多数のパーツを長い時間かけて、研究・分析・再構成することになった・・・。
それは、あたかも新型の GUNDAM を新たに開発していくようなプロセスであった。
発見されていないパーツもいくつか存在し、ミノフスキークラフトに関する資料なども見つかってはいない。
そして、約2年の研究 ・開発を経て、この 『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』で、再構成されたMSの起動実験がいよいよ始まる!
研究にかかわったスタッフたちは、この機体を「RX-78F00」と呼んだ。
『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』とは
一般社団法人ガンダム GLOBAL CHALLENGE と株式会社Evolving Gが、『機動戦士ガンダム40 周年プロジェクト』の一環として横浜市と連携した『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』を2020年の年内から期間限定でオープン予定です。
「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」は、18mの実物大ガンダムを動かし、一般公開を目指すという夢の実現に向けて2014年から計画を進めてきました。幅広くアイデアやプランを募集しながら、研究者、エンジニア、クリエイターなど各界のプロフェッショナルが集結し、いま何ができるのか議論を重ね、設計と検証を繰り返してきました。
その成果として、横浜・山下ふ頭に『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』を年内にオープン予定です。ガンダムという海外からも高い注目を集めるコンテンツと日本のものづくり、優れた技術力の融合をライブでご体感ください。