2019年実写邦画No.1大ヒット作が、アマゾンプライム・ビデオに追加!

 2020年7月1日、アマゾンプライム・ビデオに、映画『キングダム』が追加された。

 本作は、累計発行部数6400万部超(2020年4月現在)を超える、著・原泰久氏による同名の人気マンガの実写映画作品。
 
 監督を努めたのは、『GANTZ』『アイアムアヒーロー』『BLEACH』など、著名マンガを数多く実写映画化し、大ヒットさせた経歴を持つ佐藤信介監督。キャストは、主演・山崎賢人(※)さんをはじめ、吉沢亮さんや長澤まさみさん、橋本環奈さんなど、枚挙に暇がないほど豪華な俳優陣が顔を並べる。

 2019年4月に公開され、興行収入57.3億円を稼ぎ出し、同年の実写邦画No.1ヒットとなった本作。2020年の5月29日には続編の制作が発表されたことで、再び世間の注目を集めているタイトルだ。

※山崎賢人さんの“崎”は、正しくは“立つ崎(たつさき)”。以下すべて同じ。

映画『キングダム』(アマゾンプライムビデオ)

あらすじ

 舞台は、紀元前245年の中国春秋戦国時代。西方の国“秦”に暮らす戦災孤児の少年・信(山崎賢人さん)と漂(吉沢亮さん)は、いつか天下の大将軍となることを夢見て、日々剣の稽古に明け暮れていた。

 そんなある日、ふたりの前に秦国王に仕える大臣・昌分君(高嶋政宏さん(※))が現れ、漂は王宮へ召上げられることに。将軍になるための近道となるかもしれないと、喜んで送り出す信と、送り出される漂。

 別々の道を歩むこととなったふたりだが、ある日の晩、漂が瀕死の状態で信の元へと戻ってくる。漂より、死の間際に託された地図が示す場所へ信が向かうと、そこには死んだはずの漂が佇んでいた。

※高嶋政宏さんの高は、正しくは“はしごだか”。

  著者の原泰久氏自らが脚本を担当し、原作の物語を忠実に再現されているのがポイント。そして、スケールの大きい物語を映像で表現するべく、本作の舞台である中国にてロケも敢行され、約700人のスタッフ、約1万人のエキストラが動員。CGでは再現できない、リアルで迫力のある映像に仕上がっているのも見どころのひとつだ。

 また、出演俳優陣によるダイナミックなアクションも見逃せない。佐藤監督とともに長年に渡ってタッグを組んでいるアクション監督下村勇二氏を筆頭に、ジャッキー・チェンのアクションチームなどもスタッフとして参加。物語序盤の、信役の山崎賢人さんと漂役の吉沢亮さんによる剣術の稽古を行う場面からはじまり、クライマックスでの楊端和役の長澤まさみさんが2本の剣を手に、大勢の兵士たちを次々と斬り伏せていくシーンなど、全編を通して見応えたっぷりのアクションが楽しめる。

 日本映画最大規模の制作費が投入され、豪華なスタッフ、キャスト陣のもと、壮大なスケールの物語の実写映画化に成功した本作。続編も発表され、再び注目を集めているこの機会に、ぜひこの機会にアマゾンプライム・ビデオでチェックしてみてはいかがだろうか。

映画『キングダム』(アマゾンプライムビデオ)