RPG『ディヴィニティ』シリーズなどで知られる洋RPGの雄・Larian Studiosが、新作『バルダーズ・ゲート3』について8月のアーリーアクセス開始を目標に開発を進めていることを明かした。(※ただし開発状況により遅れる可能性はアリ)

 本作はテーブルトークRPG『ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ』(D&D)を原作とするRPGシリーズの最新作。D&D第5版のルールに則っており、舞台となるのもD&D世界のフォーゴトン・レルムだ。

 ゲームには『ディヴィニティ』シリーズで使われたものの後継であるDivinity 4.0エンジンを採用し、海外ではPCおよびGoogleのクラウドゲーミングサービスStadia向けに発表されている。

洋RPG『バルダーズ・ゲート3』が8月のPC版アーリーアクセス開始を予告_02

 ゲームとしては見下ろし型のフィールド画面とキャラクターがアップになる会話シーンで構成され、戦闘の基本はターンベースのシステムを構築。D&D的なダイスロール(サイコロ振り)による行動判定やクリティカルシステムも存在する。

 一方でゲームを一時停止してリアルタイムな行動を取れるモードもあり、これを使うことでうっかり起動してしまった罠を避けるとか、周回する護衛の目をかいくぐってステルスで有利なポジションに進むといった事ができるという。

洋RPG『バルダーズ・ゲート3』が8月のPC版アーリーアクセス開始を予告_01
会話シーンなどはカメラが切り替わってカットシーン的な演出が行われる。
洋RPG『バルダーズ・ゲート3』が8月のPC版アーリーアクセス開始を予告_03
ゲームはいつでもポーズ可能。トラップを回避させるためにルートを引き直すといった事もできる、プレイヤー本位の変則ターンベースモードを持つ。

 なおスタジオでは定期的な情報配信も行っており、海外の6月18日にもストリーミング番組の配信を予定しているとのこと。