2020年6月25日に配信予定のNintendo Switchソフト『ニンジャラ』。“ニンジャガム”を使った個性的なアクションが魅力の新感覚対戦ゲームだが、2020年5月30日・31日、発売が待たれる同作の第2回体験会がオンラインで開催された。
このイベントに、人気アイドルユニット・でんぱ組.incの古川未鈴さんが参戦! 以下ではそのプレイレビューをお届けする。
※『ニンジャラ ゲームカードパッケージ』の発売はダウンロード版(基本プレイ無料)配信開始後の2020年7月22日になります。
未鈴さんによるプレイレビュー
先日、オンラインで開催されたNintendo Switch用ソフト『ニンジャラ』の先行体験会に参加しました! そもそも私が『ニンジャラ』を初めて知ったのはロサンゼルスで行われたE3。何年前だったかは失念してしまいましたが(編注:2018年のE3に出展)、遠いアメリカの地でブースを見たのが初見。“忍者とチャンバラ”という日本の文化をテーマにしてるんだろうなぁ……と当時はブースを横目にしていました。
そんな注目作の正式リリースが間もないということで、先行体験会が開催されたというわけです。指定の時間に体験会用ソフトを起動して、早速プレイ。スタート時の「ニンジャラー!」の掛け声がなんだかクセになります。ゲームがスタートすると、まずはチュートリアル。基本的な攻撃方法などを学びます。全体的にかわいいビジュアルで、「攻撃ボタン連打でなんとかなるかな?」と甘く考えていたのですが、思ったよりも考えることが多そう! “シノビエナジー”の管理やガムをうまく使わないと…!
『ニンジャラ』基本操作説明
なんとなくわかってきたところで実戦。オンラインのバトルロイヤルなので、全員敵のモードです。この中で1位を目指すべく、いざ出陣! ひとまずMAP中央に走る。敵も来るので斬りかかる! おたがいぶつかり合うと矢印が画面上に表示。「?」と思っていると、あっという間にIPPON取られてしまった! ポコポコとやり合う感覚が楽しい! しかしそのまま大した活躍も出来ずに試合終了……。
うーん、これは……ちゃんと勉強しないとダメなやつだ! というわけで、より詳しいテクニックなどをゲーム内で学習。そうすると、より戦略的に戦うための大切なテクニックがたくさんあるじゃないですか! 同時に攻撃し合ったときに発生する、方向キーによるジャンケン的な駆け引き(編注:3種類の攻撃が3すくみの状態になっている“ソウサイ”のシステム)。そしてニンジャガムを膨らませてガードしたり、ジャンプダッシュができたりとだいぶ奥が深そう……。
見た目は可愛くてポップなのに、これ、なかなかのガチゲーなのでは……!? どうやらバトルが始まったら真っ先に敵に突っ込むよりも、まずはまわりにあるドローンを倒したほうが良さげなことに気がつく。というか、これがとても大事だった! ここでシノビエナジーの最大値を上げて、機動力をアップ。ドローンを倒すだけでもポイントが入るので無駄ではないのです。自キャラを強化したら、そこからはカベ走りなどを駆使して敵を探し、一騎打ちに持ち込む! そこでIPPONが上手く取れると……めっちゃ気持ちいいじゃないですか!! 反対に、IPPON取られることももちろんあって、カベにベチャンと飛ばされてくっついた時の間抜けさといったら(笑)。すごくスピーディーなので、一戦があっという間です。
ちなみに、キャラが持っている竹刀のような武器もじつはいろいろと種類があって。バスケットボール(?)みたいなものや、ドリルみたいなものまで。試しに私はドリルを使ってみました。必殺技のオシオキブレードが遠距離も狙えていい感じ。さらにアバターもなかなかの自由度で、好きなコーディネートを楽しめます。私はちょっと普段着のようなダボっとした感じをセレクト。かわいい!
まだまだわからないことも多いけど、体験会を遊んだ感想は、見た目のかわいさもあって子どもから大人まで、ライトにワイワイ楽しめそうだなーと。また、それと同じくらい、いわゆるガチ勢な方たちには激しい戦いの場が用意されたのでは……!? と思いました。勝負の駆け引きには、読み合いとシノビエナジーの管理が重要になってきそうですね。『ニンジャラ』は、世界が盛り上がるタイトルになりそうですな!