2020年5月28日、プレイステーションの最新情報を伝える動画番組“State of Play”にて、2020年6月19日発売予定のPS4ソフト『The Last of Us Part II』の最新映像を公開した。
番組は、ゲームに登場する新たな脅威、世界観について、ディレクターのニール・ドラックマン氏が語るパートと、最新のゲームプレイ映像の2本立て。これまでに公開された情報とともに、未公開のシーンも配信された。
本作で描かれるのは、前作の数年後の物語。前作の主人公・エリーとジョエルは、比較的平和なジャクソンの街で暮らす。19歳になったエリーは自立して仲間との絆を築いていた。しかし、ある凄烈な出来事をきっかけに、エリーは報復と正義のために危険な外の世界へ再び旅立つことになる。
本作は、シアトルの残存部で物語の大半が進行。ロープを使って向かいのビルへ渡る、階下へ降りるといった新たな移動手段が加わったことで、それらを活用すれば脅威(敵)への新たな対処法に使えたり、新たなエリアや資源、サイドストーリーを見つけたりできる。
本作に登場するのは、WLF(ワシントン解放戦線)という組織と、そこに対立するセラファイトという組織。エリーはこの生存者たちと、前作にも登場した感染者”インフェクテッド”に対抗しなければならない。感染者には、新型のシャンブラーに加え、さらに恐ろしい感染者もいるという。
また、WLFは犬を連れているため、エリーが物陰や草むらに隠れても匂いでバレてしまう。聞き耳を使って、相手の位置を探れば、匂いの流れをたどれるので、それらを活用して、見つからないように対処する必要がある。
敵ばかりではなく、本作では仲間の存在もあり、探索や敵の発見をしてくれるほか、ともに行動しているときに敵に襲われた場合は、持っている武器でサポートなどもしてくれるようだ。
感染者と生存者に同時に遭遇した場合は、うまく誘導して、感染者に生存者を襲わせるといった戦略も取れる。
ディレクターのニール・ドラックマン氏は、本作について“比類なき緊張感と豊富な選択肢の料率が目標でした”としつつ、“ノーティードッグ最大かつもっとも野心的なゲーム”と語り、最新プレイ映像の披露を行った。
『The Last of Us Part II』注目記事
※画面は映像をキャプチャーしたものです。
[2020年5月28日13時30分修正]一部文章について誤りがあったため、該当の文章を修正いたしました。読者並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。