緊急事態宣言が続き、旅行や帰省ができなくなってしまった今年のゴールデンウィーク(GW)。こんなときには、おもしろいゲームをプレイするのがいちばん! ということで、11人のファミ通.com編集者が、外出自粛も苦にならない長く楽しめるオススメゲームを紹介します。

『ファイナルファンタジーVII リメイク』

原作リスペクトを感じ取れば、さらに楽しめる!(世界三大三代川)

 「プレイ時間が長いゲームで『FFVII リメイク』?」。未プレイの方の中には、そう思う方もいるかもしれません。継続して遊べる、運営タイプのゲームではないので、とにかく寄り道せずにエンディングまで一直線でプレイすれば、20〜25時間くらいで終わる人もいるでしょう。かくいう筆者のクリアー時間は40時間ちょいでした。……が、まだまだ遊び足りない! クラウドの女装パターンも全部見たいし、コロシアム的なイベントも未達成だし、使っていないマテリアもたっぷりあるし。

 とまあ、クリアーした後も遊べることもたくさんありますし、分作と言ってもRPG1本分並のボリュームと盛り上がりがあるので、十分な時間楽しめるものになっています。未プレイで短いと思っている方は、遊んでみてボリュームに驚いてほしい。が、言いたいのはそういうことじゃない!

 『FFVII リメイク』は、1997年に発売された『FFVII』をベースにフルリメイクしたもので、数々の追加要素が入って新作とも言える生まれ変わりをしているんですが、驚くほど原作(オリジナル版)に忠実に作り直しているところもたっぷりあります。

 『FFVII リメイク』をプレイした方は、ぜひオリジナル版の『FFVII』をプレイしてみてください。一度遊んたことがある方も、「『FFVII リメイク』にいたキャラ、この時点でいたんだ!」とか「セリフほぼ同じじゃん!」と思ったりすること間違いなし。

 自分は『FFVII』の海外版やインターナショナル版でデバッグをしていたことがある影響で、『FFVII』を数十回は通しでプレイしていまして、けっこう細かいところまで覚えているんですが、その記憶を持った状態で『FFVII リメイク』を遊ぶと、めちゃくちゃ細部まで再現されていて思わず感嘆してしまうところが多数あります。オリジナル版へのリスペクトが半端ない。

こちらはオリジナル『FFVII』(Nintendo Switch版)の写真。スラムの教会で、エアリスと会話をする前に誰もいないはずの入り口でボタンを押すと聞けるセリフですが、『FFVII リメイク』はこの寄り道でしか聞けないセリフがボイス付きで用意されています。再現度すげえ。

 というわけで、『FFVII リメイク』をプレイしていない方は『FFVII リメイク』を、そしてクリアーした方はオリジナル版の『FFVII』を(Nintendo SwitchやPS4、スマホなどで遊べます。詳しくは下記の記事で)。両方の細部を知ると、『FFVII リメイク』がさらに楽しめること間違いなし!

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 インクを塗り合って競うTPS。詳しい説明は不要ですよね。プレイ時間に波はありますが、初代から『スプラトゥーン2』まで、飽きずに延々と遊んでます。うまくなりませんが! それだけくり返し遊べるので、一度触れてほしい。ちなみに、4月30日〜5月6日まで無料で遊べる“特別体験版”が配信中。Switchを最近買ってまだ遊んだことがない人などは、ぜひいっしょに遊びましょー。

『三國志14』

土地の塗りつぶしシステムが持つ謎の中毒性(メタボIKEDA)

 プレイ時間が長いゲームといえば、コーエーテクモゲームスの歴史シミュレーションゲームは外せないところ。その中でいま推すとすれば、今年1月に発売された『三國志14』でしょう。シリーズごとにゲームシステムが変わる『三國志』ですが、今作は1枚マップのシステムで、比較的引いた視点からゲームを進めていく作品になります(『三國志13』のような全武将を選べるものではなく、君主を選択してプレイするタイプ)。

 従って、外交の重要度が高く、合戦においても武将単位の戦術よりは、もうちょっと大局的な戦略性のほうに面白みがあったりします。たとえば戦さにおいては戦線を意識し、兵站(補給線)の確保や兵糧を始めとする物資の確保が攻略の肝に。

 個人的に好きなのは、土地の塗りつぶしシステム。昔の歴史シミュレーションゲームには1度の合戦に勝利した瞬間にひとつの国がまるごと別の国の色に塗り替わるものが多かったですが、『三國志14』では、敵の拠点を攻め落としても即座に支配地域が拡大されるわけではなく、地域担当官を任命するなどして徐々に占領地を拡大していく必要があります。

 チマチマと自勢力の色を広げていくのは地味かつ時間が掛かる作業ですが、新たな領土を獲得する手法として説得力があるし、意外な中毒性というか、なにかクセになるものが。また、せっせとマップの色塗りをしていると、山脈や大河が戦略に与える影響や、たとえば漢中のような都市の重要性などを再認識することができ、ゲームを超えて『三國志』世界への理解を深めることにつながります。大型連休の時間があるときこそ、こうした作品をプレイしてみてはいかがでしょうか。

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 時間を掛けてチマチマと遊ぶゲームで思い出したのが『シティーズ:スカイライン』。新たに誕生した都市の市長として街の開発を行う同作は、この時期遊ぶのにピッタリ。作り上げた都市に住まう人々のライフスタイルを眺めることもでき、無限に時間を費やせる1本といえるでしょう。

『スターデュー バレー』

長く遊ぶならやっぱりファーム系に限る!(古屋陽一)

  • プラットフォーム:Switch
  • 配信日:2018年1月11日
  • 配信元:ConcernedApe

※Steam版は2016年2月27日に配信。PS4版はオーイズミ・アミュージオより2019年1月31日配信。iOS版はChucklefishより2018年10月24日配信。Android版はChucklefishより2019年3月14日配信。

 根っからの農耕民族の血なのか、昔からいわゆるファーム系のゲームが大好きだ。日々のタスクをきっちりとこなして、その成果を見るというのが、どうにも性に合っているようで、毎日コツコツと遊んでしまう。“長く遊べるオススメゲーム”というお題を出されて即座に頭に浮かんだのがこのファーム系。

 で、記者がここ数年で楽しんだファーム系の1本が『スターデュー バレー』だ。祖父から受け継いだ古い農場を、やりくりしながら充実させていくことになる本作。当然のこと最初は農場は荒れ果てていて、畑には石ころが転がっていたり、雑草が生い茂っていたりするわけだが、コツコツと農場を整えていく達成感はひとしお。「今月はどの農作物を育てようかしら……」なんて思い悩むのも楽しい。牧歌的な2Dのグラフィックと相まって「スローライフを満喫しているなあ」というほのぼのとした気分にさせてくれる。農場の青空のもとで働いている自分を想像しながら、お家でコツコツとプレイするのが楽しい1作だ。

『スターデュー バレー』ニンテンドーeショップサイト

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 『ヘイ・デイ』は、同じくファーム系のゲームアプリで、フレンドの農場に遊びにいけるのが楽しい。『シムシティ ビルドイット』は、おなじみ都市経営シミュレーション『シムシティ』のスマホ版。都市経営系も記者が大好きなジャンルなのであるが、コツコツ積み上げて目標をクリアーしたときの爽快感は格別。

 “長く遊べるオススメゲーム”ということで、シミュレーション系と並んで記者の頭に浮かんだジャンルがレースゲーム。己のタイムを削るために、試行錯誤できるのがレースゲームならではの魅力。その点『Forza Horizon 4』は、比較的アクション寄りではあるけれど、広大なイギリスの田園風景の再現度は相当なもので、爽快な気分になれること請け合い。『Forza Horizon 4』は、先日ついに日本でもサービスが開始されたXboxのサブスクリプションサービスXbox Game Passにラインアップされているタイトルでもあるので、ぜひともXbox Game Passに入って楽しんでいただきたいところだ。

『ドラゴンボールZ KAKAROT』

「クリリンのことかーーーー!」からのフリーザ戦など、名シーン満載!(ブラボー!秋山)

 みんな大好き『ドラゴンボールZ』の世界を題材にしたオープンワールドアクションRPG。孫悟空を始めとしたメイン主要キャラクターを操作しつつ、壮大な『ドラゴンボールZ』世界を追体験できる。敵キャラクターにはフリーザやセル、ギニュー特戦隊といったおなじみのキャラクターがズラリ。また、敵ではないが、ボニューというオリジナルキャラクターまで登場する。

 ゲーム内OPも影山ヒロノブの『CHA-LA-HEAD-CHA-LA』でテンションが上がるし、開発はサイバーコネクトツーが担当しており、「こんなシーンあったなぁ」といった細かいストーリーがクエストになっているなど、“原作愛”に溢れた作り。メインストーリーを追いつつも、たっぷりと世界観に浸れる。

 3D空間での高速バトルも、ちょっと時間が長くかかるきらいはあるが比較的簡単な操作なので、アクションが苦手な人でも十分楽しめるはず。サブクエストでの寄り道、コレクション要素、食事やバトルによるキャラクター成長要素など、たっぷり遊べるだけの内容が十分詰まっている。

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 『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』は、μ‘s、Aqours、そして虹ヶ咲の3ユニットが共存するという設定。プレイヤーが性別的に中途半端なのが残念ではあるが、それでもこのパラレルワールドは十分ありかと。登場キャラクターと楽曲が多く、どんどん膨らませることも可能だ。

 『ウイニングポスト9 2020』は、もともと長く遊べるタイプのゲームシステムなのに加え、本作から導入された“子孫継承システム”により、何代にも渡って自分の“血”が受け継がれるほか、子孫どうしのライバル対決もあり、飽きさせない。『TETRIS 99』は正確には“長く遊べる”ではなく、“時間を気にせず遊べる”時間泥棒なゲーム。メインの“TETRIS 99”はあっという間に99人が揃うので、対戦相手にも困らない。

『黒い砂漠』

MMORPGらしさが詰め込まれたMMORPG(ミス・ユースケ)

  • プラットフォーム:PC
  • 配信日:2015年5月8日
  • 配信元:Pearl Abyss JP

 時間があるときはMMORPGを遊ぶに限る。そもそもクリアーがないジャンルだから、休みのうちに終わらせようなんて焦りとは無縁。ゲームの世界に根を下ろす気持ちでじっくり向き合える。

 僕は細く長く続けている『黒い砂漠』で新キャラを作り、いちから遊びなおそうと思っている。『黒い砂漠』は戦闘や冒険に劣らず“生活コンテンツ”が充実しているから。釣りをして、家庭菜園で育てた作物を出荷して、貿易で離れた土地に足を延ばす。いいロケーションを見つけたら記念撮影。こういう何気ない日常を送れるから好きなのである。

 RPGは物語を楽しむジャンルでもあり、たいてい世界がたいへんなことになる。物語進行上の動乱を肌で感じるコツは、その世界に身を置くことだ。ボスを倒すのも最強を目指すのもいいが、もうひとつの暮らしを堪能するなら『黒い砂漠』をどうぞ。これこそ、ザMMORPG。

『黒い砂漠』公式サイト

ミス・ユースケが選ぶそのほかのオススメソフト

 生活コンテンツがすごいMMORPGといえば『ArcheAge』もおすすめ。2020年4月22日のグラフィックアップデートで見た目がぐっと美しくなった。『黒い砂漠』と『ArcheAge』。長い時間をかけて遊ぶという意味で、この2本の右に出るものはなかなかないと思う。

『チームファイト タクティクス』

永久に遊んじゃう『LoL』版マージャン(北口徒歩2分)

  • プラットフォーム:PC、iOS、Android
  • 配信日:配信中
  • 配信元:ライアットゲームズ

 昨年の初頭に突如として登場した新ジャンル“オートチェス”。もともとは『Dota2』のMODとして始まり、コアゲーマー層を中心にファンが増加。たくさんの作品が生まれたわけですが、新しい分野ということもあり、まだプレイしたことがない方も多いのではないでしょうか?

 このゲームはマージャンに似ているとよく言われます。コマ(ユニット)を組み合わせてシナジー(役)を作るところ、同じコマを3体揃えて“ポン”みたいにすると強くなるところなど、そう見える点が多いですね。

 そして何よりマージャンに近いのは、運ゲーのようでありながら、じつは実力がメチャクチャ出るというところ。コマのツモや入手したアイテム、相手の編成によって狙う役を切り替えていく。その的確さが上位と下位を分けます。腐ったツモをどうにかして上位に入賞したときの「やったった感」は格別です。

 ちなみに、1ゲームは30分〜40分程度。あと1戦、あと1戦とやっていって、気づけば3時間が経っていた……なんてことはザラです。じっくり遊べるということでは、本作の右に出るものはないでしょう。スマートフォンでも遊べますので、気軽に始めてみてください。

『チームファイト タクティクス』公式サイト

北口徒歩2分が選ぶそのほかのオススメソフト

 『グランブルーファンタジー ヴァーサス』は、格ゲー好きならやって損なし。自分もハマっています。死にゲー好きなら『仁王2』はマスト。『あつまれ どうぶつの森』(以下、『あつ森』)は、もはや言うことはありません。カブください。

『あつまれ どうぶつの森』

このGWは家にいながらのバケーションを楽しんでみてはどうでしょうか(ばしを)

 基本インドア派で、長期休みの際は海外ドラマをイッキ見したり、購入したのに手つかず状態のいわゆる“積みゲー”消化に勤しむ筆者が今年のゴールデンウィークにオススメするタイトルは、ずばり『あつまれ どうぶつの森』になります。

 というよりも、同作が発売された2020年3月20日からこの原稿を書いている今日までほぼ毎日遊んでいるせいで、そのほかのゲームにほとんど手を付けられない状態が続いており、ほかにオススメする作品の選択肢がないというのが実情ではありますが……。

 筆者の『どうぶつの森』歴は、2005年11月発売の『おいでよ どうぶつの森』からで、その後2012年11月発売の『とびだせ どうぶつの森』を経て、今回が3作目になります。そのため、テレビ画面で『どうぶつの森』を遊ぶのは今回が初体験。

※ニンテンドースイッチ ライトではテレビモードでのプレイは行えません。

 これまで手の平の中にあった世界が大画面の中で再現されるというのは、それだけで感慨もひとしおといったところ。おなじみのキャラクターたちの生活をフルHDサイズの大画面で見られるのはたまらないですね。

 今作は島クリエイトというさらに遊び込めそうな要素があるうえに、マイデザイン作成も大画面で見られるのでこれまで以上に楽しめそう。日がな一日釣りに興じたり、ひたすら虫を取りまくってみたりと、家にいながらの連休中はのんびりとした島生活が満喫できると思います。

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ばしをが選ぶそのほかのオススメソフト

 そのほかにあげているタイトルは、2020年4月14日までニンテンドーeショップで行われていた“SEGA 春のセール”で購入したものですが、いずれも一世を風靡した名作タイトル群ばかり。

 前述の通り、ここしばらくは『あつ森』以外のゲームはほとんど手つかずに近いのですが、時折これらのタイトルをプレイして気分転換を図っています。

 いずれもアーケード向けのタイトルのため短時間でサクッと遊べるうえ、『アウトラン』と『スペースハリアー』は曲が最高なので、ちょっとしたリフレッシュにはもってこいです。

『地球防衛軍5』

ミッション数は100超! シリーズ最大ボリュームで襲い来るプライマーたちを撃退!!(堅田ヒカル)

 UFOが話題だ。

 アメリカ国防総省が、米海軍の航空機が撮影したという未確認飛行物体の映像を公開し、日本の防衛大臣も「自衛隊のパイロットがUFOに遭遇したときの手順を考えたい」とコメントしたりして、異星人界隈がにわかに盛り上がりを見せている。

 UFOといえば『地球防衛軍5』である。地球へ侵略してきたモンスターを多彩な武器や兵種を駆使して薙ぎ倒していくTPSシリーズのナンバリング最新作。現在、ダウンロード版がセール中で買いやすい(2020年5月7日まで)。

 シリーズおなじみの巨大なアリ型生物や、怪獣のような巨大生物はもちろん登場。大量に押し寄せる敵を一掃する気持ちよさは本シリーズの何よりの魅力だ。画面いっぱいに現れる敵の山を一心不乱に片付けていく瞬間はまさに脳汁大放出。強い集中と緊張を強いられた後、すべての敵を片付けたときの開放感は特別なものがある。一度このシリーズを遊ぶと変にやみつきになるのは、そのあたりに秘密があると僕はにらんでいる。

 とくに本作では、知性を持つ二足歩行の敵“コスモノーツ”や、カエル型の“コロニスト”が登場する。アーマーを着込んでいたり物陰に隠れて攻撃してきたりしてけっこうやっかい。大量の敵を無双して倒す爽快感とは裏腹の存在だが、そのぶん緊張感が増した。シナリオもシリアスさがより深まり、ミッション終盤のカタストロフ的盛り上がりはシリーズ最高と言っていい。

 そして、本作の大きな特徴のひとつがステージの多さ。ミッション数は100を超え、どれだけ手早く異星人を倒していったとしてもエンディングまで50時間は掛かるだろう。それはムービーなどがない、じつに密度の濃いアクションゲームの時間だ。さらにダウンロードコンテンツやオンライン要素もある。

 いまこそ地球を守るときだ。EDFは君の入隊を待っている! 君こそが地球防衛軍だ!!

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堅田ヒカルが選ぶそのほかのオススメソフト

 『実況パワフルプロ野球2018』は、NPBの開幕が延期されている寂しさを埋めるのに最適(リアルグラフィック志向の方には『プロ野球スピリッツ2019』がオススメ)。プレイステーション VRを使うと実際にスタンドから観るような感覚で観戦できる。缶ビールと山盛りソーセージ、そしてプレイステーション VRで野球観戦を楽しむのも、SF世界のようで、いっそいいかもしれない。

『Dead by Daylight』

仲間と連携が取れて脱出できたときの達成感が最高(北埜トゥーン)

  • プラットフォーム:PS4、Switch、PC
  • 発売日:2016年6月14日(PC版)
  • 発売元:Behaviour Interactive Inc.

 『Dead by Daylight』は、4人のサバイバー(生存者)とひとりのキラー(殺人鬼)による、4対1の非対称対戦ゲームです。

 サバイバーはマップに点在する発電機を修理して電力を回復させ、ゲートから脱出することが目的になります。対してキラーは、サバイバーを攻撃でダウンさせ、マップに存在するフックに吊るして全滅させることが目標です。

 自分はサバイバーでプレイすることが多いのですが、勝利するためには4人のプレイヤーが力を合わせることが重要で、うまく連携が取れて脱出できたときの達成感が堪らないんです。

 たとえば、本作にはパークと呼ばれるスキルのようなものが存在します。パークは試合開始前に最大4つまでセットすることが可能で、一定範囲内の仲間の位置を壁越しでも確認できたり、特定の条件を満たすことで移動速度が一定時間アップしたり、効果はさまざま。

 自分以外のプレイヤー(キラーも含む)が何のパークをセットしているのかは試合が終わるまで確認できませんが(※一部パークは効果が発動した際に表示されるものもあります)、効果が発動している様子から判断することは可能なため、試合をしながら推測していくことになります。

 だからこそ、試合中の仲間の動きから「もしかして、あの人はフックに吊るされたサバイバーを救出するときに有利になるパークを付けているのでは?」と判断して、自分がキラーの注意を引き付けているあいだに、予想通り仲間を救出してくれたときは握手をしたくなるほど、うれしいです(笑)。

 また、記事執筆時点(2020年4月29日)で19人存在するキラーは、姿を消したり、斧を投げて遠距離攻撃ができたり、それぞれ異なる特徴を持っているので、キラーに合わせて立ち回りを変更する必要があります。さらに当然ながらキラーもパークをセットできるので、何をセットしているのか読み合いが発生したり、ルールはシンプルですが想像以上に奥が深いのも本作の魅力です。

『Dead by Daylight』公式サイト(※英語)

北埜トゥーンが選ぶそのほかのオススメソフト

  • 『スプラトゥーン2』(Switch)
     『スプラトゥーン2』も操作やルールがシンプルながら、遊べば遊ぶほど新たな発見があり、発売から2年以上経過した、いまもプレイしています。

『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』

ポケモンになって救助隊を結成(亀井ライダー)

 『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』は、2005年にニンテンドーDS、ゲームボーイアドバンス向けに発売された『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』をひとつのソフトとしてリメイクした作品です。

 あらすじとしては、ある日突然ポケモンになってしまった主人公(もとは人間)が、パートナーとなるポケモンと救助隊を結成し、困っているポケモンたちを助けていくといったもの。入るたびに地形が変わる“不思議のダンジョン”での依頼をこなしながら、自らの謎を解き明かしていきます。

 メインストーリーだけでもボリュームたっぷりですが、単純に依頼をこなしていくのが楽しい! 依頼は毎日届きますが、一日に行けるダンジョンはひとつなので、「今日はこのダンジョンに行って、明日はあそこへ……」と計画を立てても、翌日にはまた新たな依頼が届き、「やっぱり先にあのダンジョンに行こう」となります(私だけかもしれない)。メインストーリーそっちのけで、ほかの依頼ばかりこなしていたので、かなり時間を費やしました。

 ほかにも、“救助隊ランク”というものがあります。ストーリーを進めるうえで必須ではありませんが、ランクが上がると、依頼達成に役立つメリットも。最高ランクを目指すとなると、かなりの数の依頼をこなす必要がありますが、ひとつの目標にもなります。

 また、本作はクリアー後に新たなダンジョンやイベントが発生。ダンジョンはかなり歯ごたえのある難度となっているため、レベルを上げたり、新たなポケモンを仲間にするために、また依頼をこなす……とまだまだ遊べます。

 メインストーリーはもちろん、クリアー後も楽しく遊べる要素たっぷりなので、ぜひプレイしてみてください。

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亀井ライダーが選ぶそのほかのオススメソフト

 『あつ森』は言うまでもなく、自分の理想の島を作ったり、スローライフを楽しんだりとずっと遊び続けられる作品です。『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』は、ストーリーはもちろんですが、PS Plusに加入する必要がありますが、マルチプレイを楽しめます。『ABZÛ』は、長く遊べるというより、海を泳いでいるだけで癒されるのでよくプレイしています。

『Fate/stay night[Realta Nua]』(スマートフォン版)

『Fate』シリーズの原点にして原典をいまこそ体験してほしい(ごえモン)

 いまや超巨大なエンタメコンテンツとなった『Fate』シリーズ。その原典となるPC版『Fate/stay night』にボイスを追加し、エピソードの加筆やイベントCGの追加を行った『Fate/stay night[Realta Nua]』から、さらにグラフィックを高解像度化(1920×1440)し、実績/アチーブメントなどを実装した最終進化版がスマートフォン版『[Realta Nua]』です。

 「ビジュアルノベルなのに長く遊べるの?」と未体験の人は疑問に思うかもしれませんが、本作は全3ルートのクリアーに50時間以上(人によっては70時間以上)かかる一大巨編となっています。最初のルート“Fate”は永久無料で楽しめ、物語を気に入ったら第二のルートと第三のルートを個別に購入可能(各1600円)です。

原作ではルートの順番が固定でしたが、アプリでは最終ルートから楽しむことも可能。既プレイヤーにもおすすめできます。

 本作のおもしろさを簡単に紹介すると、過去の英雄を使い魔(サーヴァント)として使役し、魔術師として最後の1人になるまで戦うバトルロイヤルの中で描かれる7陣営(7人のマスター+7騎のサーヴァント)それぞれの人間ドラマがまず1点。キャラクター設定や各陣営の事情、初期配置は同じなのに、主人公の些細な行動の変化によって戦う相手や生き残る陣営が様変わりするという、ビジュアルノベルのよさを生かした物語構造は、数々のもしも(if)を当時のプレイヤーたちに妄想させてくれました。

 物語序盤〜中盤はサーヴァントたちの名前=正体が隠されており、だんだんと情報が開示されていく中で、「あのサーヴァントはどこの英雄なのだろう?」と推理する“真名当て”も魅力の1つ。サーヴァントにはそれぞれ英雄たちのエピソードに基づく必殺技(宝具)が用意されていて、戦局を一変する宝具を使う=正体を明かすという、2つのクライマックスを掛け合わせた盛り上がりにも震えるんです。

 多彩な攻撃エフェクトでサーヴァント同士のスピード感あふれる戦いを描いたバトル演出は画期的かつ大迫力で、後の戦闘系アドベンチャーゲームに多大な影響を与えたほど。私も2004年当時、一番最初のアーチャー対ランサー戦の迫力と、一枚絵がまるでアニメのように動いているかのように感じられる臨場感に度肝を抜かれたことを覚えています。

 『Fate』には様々な派生作品が存在し、永久無料の“Fate”を体験したその先にエサ(笑)が大量に用意されているため、時間が余っている時に最適なコンテンツです。Amazonプライムビデオで10年前の戦いが描かれている『Fate/Zero』を見るもよし、第二ルートのアニメ化作品を見るもよし。漫画やアプリの『Fate/Grand Order』を楽しむもよし。

 映画化された最終ルートの完結編は公開延期となってしまいましたが、その前の予習としてアプリ版『Fate/stay night[Realta Nua]』はもってこい。映画がどのようなエンディングを迎えるかまだ分かりませんが、映画を見た後に描かれなかったほうの結末をゲームで体験するのも一興です。

iOS版『Fate/stay night[Realta Nua]』のダウンロードはこちら
Android版『Fate/stay night[Realta Nua]』のダウンロードはこちら

ごえモンが選ぶそのほかのオススメソフト

 GWセール中で安く買える2タイトルをチョイス。『サガ スカーレット グレイス 緋色の野望』は、コマンド選択RPGの戦闘のおもしろさを煮詰めに煮詰めて昇華させた珠玉の1本です。大半の戦闘でボス戦かのような緊張感を味わえ、考えに考え抜いて強敵を倒したときの達成感が最高。戦闘の比重が非常に大きいRPGですが、おもしろいので苦になりません。

 50時間程度プレイしたくらいでは全貌がまったく見えず、プレイを進めるたびに未知と遭遇できます。主人公が4人いて、新たな主人公でプレイしてもまた未知と遭遇。未知が満ち満ちているRPGです。長時間かけてじっくりプレイしたい作品ですね。

 『逆転裁判123 成歩堂セレクション』は、全人類に遊んでほしいアドベンチャーゲームの傑作『逆転裁判』『逆転裁判2』『逆転裁判3』を高解像度化して1本にまとめたもの。裁判を題材にして、よくここまで熱くて、笑えて、感動できるゲームが作れたものだといまでも不思議に思います。タイトル名の通り、絶体絶命のピンチから何度も何度も大逆転を決める法廷バトルが秀逸。トンデモトリックなど探せば粗が細々と出てきますが、シナリオの持つパワーとキャラクターの魅力がそれらを忘れさせてくれます。本作を通して遊べば、キャラクターもシナリオも音楽も、すべてが大好きになれるはず。たまーに、「あのシーンがまた見たいなぁ」なんて再プレイしたくなるので、個人的には一生遊べるアドベンチャーゲームです。