2003年2月14日、GBASPと同日発売

 18年前の2003年2月14日は、スクウェア(当時)がゲームボーイアドバンスで『ファイナルファンタジータクティクス アドバンス』(以下、『FFT-A』)を発売した日。別記事で掲載しているゲームボーイアドバンスSPと同時発売だった。

 『FFT-A』は、1997年6月に発売された『ファイナルファンタジータクティクス』の流れを受け継ぐ続編。シミュレーションRPGのジャンルは受け継ぎつつも、世界観やシステムを刷新し、異なるタイトルと言える作りになっていた。

【今日は何の日?】『FFタクティクス アドバンス』が発売された日。GBAで発売された『FFT』続編はのちの『FF12』へつながっていく_01
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素早さごとに行動順が回ってくる、シミュレーションRPG。

 とくに、バトルは“ロウ”と呼ばれるルールを遵守する“ジャッジメントシステム”を導入。“HP回復禁止”、“ダメージ100以上”など、バトルごとに設定されるロウを守らないと、ステータスにペナルティーが与えられるほか、違反(レッドカード)で退場となって仲間が“プリズン”送りになってしまうこともある。このロウを守りながらいかにバトルを進めていくかが、本作ならではの戦闘と言える。

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レッドカードを提示するジャッジと、レッドカードの内容。

 本作の舞台は、『FFT』などでもおなじみのイヴァリース。ただし、物語は現代世界のような“St.イヴァリース”からスタートする。主人公マーシュと、いじめられっ子の友人ミュートたちが、古書“グラン・グリモア”を開いたことで世界が一変。剣と魔法の世界、まるでゲーム『ファイナルファンタジー』のような“イヴァリース”へと移り変わる。

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物語は現代劇からスタート。学校の雪合戦がチュートリアルに!

 なお、このゲームのような世界は、2006年に発売される『ファイナルファンタジーXII』をイメージしたもの。実際に、『FFXII』には『FFT-A』と同じバンガ族やヴィエラ族がいるほか、『FFT-A』の神獣が『FFXII』では召喚獣に。さらに似たような地名も登場するといった共通点が数多く用意されている。また、前述の“ジャッジメントシステム”でロウを破ったときに現れる“ジャッジ”は、『FFXII』で敵対するジャッジマスターでもある(厳密には、ジャッジマスターはジャッジを統率する存在と言われる)。

 子どもたちが主人公になったり、バトルがルールを違反するとレッドカードが出るというスポーツに近い雰囲気のものになったりと、『FFT』に比べると明るく軽めの印象になったものの、そこは『オウガ』シリーズや『FFT』で知られる松野泰己氏のタイトル。主人公の子どもたちはそれぞれに深い悩みを抱え、登場する大人も頼れるばかりではなかったりと、どんどんとストーリーは重厚なものへと深化していくのだった。

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現実の世界のシドと、ゲーム世界のシド。

※[2021年2月14日]初掲載時から内容を一部更新させていただきました。