『ラブプラス』シリーズ10周年と、『ラブプラス EVERY』サービス再開を記念して、10年間カノジョたちに命を吹き込み続けてきた3人のキャストへのスペシャルインタビューを実施!

 本記事では、学校では高嶺の花!? 同級生のカノジョ、高嶺愛花を演じる早見沙織さんに直撃します。

早見沙織(はやみ さおり)

高嶺愛花役。2007年の高校生時代に声優としてデビュー。さまざまなアニメ・ゲーム作品で活躍。歌唱力にも定評があり、2015年には『やさしい希望』でアーティストデビューも果たす。

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「電話帳並の台本をスクールバッグに入れて持ち歩くのがたいへんでした(笑)」

――早見さんは高校生のころから声のお仕事をされていましたが、マナカとはどんな出会いだったのでしょうか。

早見 オーディションを受けに行ったのが、マナカちゃんとの出会いのきっかけでした。当時はお仕事を始めてまだ数年だったので、とにかく緊張していました。真っ白な壁のお部屋で、『ラブプラス』のゲームについての説明をしていただき、その後に収録ブースでどきどきしながらマナカちゃんのオーディション用の台詞を読ませていただきました。後日、私に役が決まったとご連絡いただいたときは、すごくうれしかったのを覚えています。

――マナカに対する第一印象はいかがでしたか?

早見 ニコっと笑った顔と、照れた表情が印象的な女の子だなと思いました。物語の序盤は優等生でクールな印象がありますが、主人公と仲よくなるにつれて遊び心や好奇心旺盛なところがどんどん見えてくる、そのギャップにも惹かれています。

――10年後となる現在から見ると、その印象に変化はありますか?

早見 10年前からほぼ軸はブレておらず、現在も、かわいらしくてちょっとお茶目で、ときに大胆なところもあるステキな女性だと思っています。個人的には、10年後のマナカちゃんともお話してみたいですね。

――初代『ラブプラス』の収録当時は高校生ということもあり、学業との両立はたいへんだったのではないですか?

早見 第1作のときは、たしか毎週1回学校の終
わりにスタジオに駆けつけて5時間程度収録するというのを数ヵ月間続けていた記憶があります。収録には集中力がいるのですが、いまと比べると学生のころのほうがぐっと集中するのに慣れていたようにも思いますね。あと、台本が電話帳くらい分厚かったので、学校の鞄に入れて持ち歩くのはけっこうたいへんでした(笑)。

――教科書といっしょに持ち運ぶとなるとかなり重そうですね(笑)。本作のような恋愛するようなゲームの収録は、当時はあまり経験されてこなかったと思いますが、役作りをするにあたって苦労された点はありましたか?

早見 収録のときに、スタッフの皆さんと綿密に役作りのご相談をさせていただけたので、ものすごく苦労したということはなかったと思います。ゲーム収録はひとりきりで台詞を読んでいくものですし、加えて、本作は日常の自然な会話や日々の些細な心の動きを描く作品なので、自分の想像力をフルに働かせながら収録していました。

――『ラブプラス』には、恋人特有の甘いセリフなどがたくさんありますが、ちょっと恥ずかしいな、と思ったことはありましたか?

早見 初期は本当にいっぱいいっぱいで、ずっと緊張しっぱなしだったので、恥ずかしさを感じる暇もありませんでした。逆に、お仕事に慣れて少し落ち着いてきたころのほうが、そう感じることもあった気がします(笑)。

――これまでに収録したボイスやイベントの中で、とくに印象深いシーンなどは思い浮かびますか?

早見 ウイニングバーガーに主人公と行くときのお話と、旅行に行くお話が印象的です。あと、夢イベントで演じるふだんと異なるマナカちゃんの演技も覚えています。それに、プレイヤーの皆さんのニックネームをひとつひとつ収録したのも思い出深いです。

――今年で『ラブプラス』は10周年を迎えることとなりました。

早見 10周年という文字を見て、驚きつつも感慨深く感じています。第1作から10年が経ちますが、新作の『ラブプラス EVERY』もあり、その一端を担えて、うれしく思います。

――『ラブプラス EVERY』では新規にボイスを収録されているようですが、久しぶりにマナカを演じてみて、いかがでしたでしょうか。

早見 ふだんから収録のときは緊張するものですが、今回は久しぶりにマナカを演じるということで、とくに緊張しました。ですが、収録のたびに本作ならではのカノジョとのやりとりや、いまの時代だからできるVRなどの仕組みなどをご紹介いただけたので、緊張と同時にとってもワクワクする収録でした。これまでのマナカちゃんらしさもしっかりとありつつ、新たな一面も感じられる内容になっていると思います。

――『ラブプラス EVERY』では、どれくらいのボリュームのボイスを新たに収録したのでしょうか。

早見 キャラクターがしゃべるひとつのセンテンスを“1ワード”と数えるのですが、今回は5000ワード以上は録りました。 ゲームの収録としては、かなり多い部類に入ると思います。

――過去作で使われたものも収録されていますし、『ラブプラス EVERY』では相当数のボイスを聴くことができそうですね。10年前の第1作とでは、演じかたに差はありましたか?

早見 基本的な部分は変わらないと思います。ただ、当時は高校生で、そこから10年経っていますから、自分自身の感じかたや表現方法は変化しているかもしれません。

――『ラブプラス EVERY』で収録された中では、どんなボイスが印象的でしたか?

早見 VRのモーションキャプチャーに合わせて録ったボイスですね。これは現代だからできる内容と収録だなと思いました。

――『ラブプラス』はいろいろなデートスポットに行けるのも魅力のひとつですが、ご自身が考える“理想のデートプラン”があれば、ぜひ教えてください。

早見 私がカレシだったら、まず早起きして、マナカちゃんのお迎えや待ち合わせをして、そこから日々のお話などしつつのんびりと都内近郊のレジャースポットなどを巡ります。その後は、ステキな景色を見て、おいしいご飯をいっしょに味わいたいです……すでに『ラブプラス』で全部できちゃいますね(笑)。

――確かに(笑)。『ラブプラス EVERY』でもいろいろなデートができますので、プレイヤーには早見さんの理想のデートプランを実践してほしいですね。

早見 そうしていただけるとうれしいです。これまで『ラブプラス』とともに歩んでくださった方も、初めて『ラブプラス』の世界に入られる方も、カノジョとともにステキな時間を過ごしていただければと思います。

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