現在オーストラリア・シドニーで開催されている、タクティカルシューター『レインボーシックス シージ』プロリーグ シーズン10 APAC Final。本大会の準決勝が終了し、11月9日~11月10日に日本で行われる世界大会“シーズン10 Final”のAPAC代表チームが決定した。

■【レインボーシックス シージ】シーズン10 APAC Finalスケジュール・結果まとめ
https://appvs.famitsu.com/20191019_28470/

APAC出場決定チーム

  • Aerowolf
  • Wildcard

プロリーグ シーズン10 出場チーム

  • Natus Vincere
  • Giants Gaming
  • DarkZero Esports
  • Team Reciprocity
  • FaZe Clan
  • Ninjas in Pyjamas
  • Aerowolf
  • Wildcard
『レインボーシックス シージ』プロリーグ シーズン10 FinalのAPAC出場チームはAerowolf、Wildcardに決定 日本勢は残念ながら敗退_03
▲CYCLOPS athlete gamingは、夏のメジャー大会出場を機に日本プロリーグでも不動の1位を確立していた。日本で行われるプロリーグファイナル出場を狙っていただけに、大会中のリホストで失速をしてしまうなど、不運に見舞われ残念である。
『レインボーシックス シージ』プロリーグ シーズン10 FinalのAPAC出場チームはAerowolf、Wildcardに決定 日本勢は残念ながら敗退_04
▲これまで幾度と連続で世界大会に出場した野良連合だが、シーズン10はここで終了。「いったん休んでリフレッシュして戻りたい」とTwitterでコメントしている。

 結果を見ての通り、プロリーグ シーズン10は、まさかの日本チーム出場は叶わず。日本開催であるものの、開催国チームの出場がないという悔しい結果になってしまったが、これが“esportsという勝負の世界の厳しさ”である。
 野良連合、FnaticとAPAC地域を引っ張ってきた名だたるチームが予選敗退だけに、このAPAC Finalは波乱万丈だったのではないだろうか。

 今回、注目すべきは野良連合を2-0で負かしたAerowolf。AerowolfはYear4シーズン1以来の世界大会になり、Mentalis選手は「今季が最後の大会になる」と引退宣言していることから、本大会にかける思いは人一倍強かっただろう。なお、シーズン10 Final出場チームは、自動的に2020年2月に行われるSix Invitationalへの出場権が付与されるので、AerowolfとWildcardは大規模メジャー大会への切符をすでにものにしている。彼らの今後の活躍に注目したい。

 さて、日本でも人気が高いFnaticについても触れたい。Fnaticは準々決勝第1試合でAerowolfに敗北し、こちらも世界大会出場は叶わなかった。
 今後、CYCLOPS athlete gaming、野良連合、Cloud9、Fnaticらは、Six Invitational出場をかけて冬のMajor予選を勝ち抜かなければならないことになる。

『レインボーシックス シージ』プロリーグ シーズン10 FinalのAPAC出場チームはAerowolf、Wildcardに決定 日本勢は残念ながら敗退_05
『レインボーシックス シージ』プロリーグ シーズン10 FinalのAPAC出場チームはAerowolf、Wildcardに決定 日本勢は残念ながら敗退_02
▲Aerowolf
『レインボーシックス シージ』プロリーグ シーズン10 FinalのAPAC出場チームはAerowolf、Wildcardに決定 日本勢は残念ながら敗退_01
▲Wildcard