2019年8月2日、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスで、アクティビジョンのミリタリーFPSシリーズ最新作『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』のマルチプレ イ初公開イベントが行われた。
そこに日本からの参加者のひとりとして、なんと俳優の本田翼が参加! 彼女はプライベートでもゲーマーとして知られ、YouTubeでゲーム配信チャンネル“ほんだのばいく”を開始したのが大きな話題となったのも記憶に新しいところ。
というわけで現地でプレイステーション4版のマルチプレイ対戦デモをプレイした直後で興奮冷めやらぬ中、インタビューでその感想を聞いた。

本田翼
スターダストプロモーション所属のモデル・女優。以前よりゲームが趣味のひとつであるのを公言しており、昨年9月にYouTubeチャンネルを開設。
――まずは今日の遊んでみた感想を教えて下さい!
本田 今回は6対6のモードだけだったんですけど、めちゃくちゃ楽しかったです!
やっぱりコンセプトとしておっしゃっていた通り“リアル”が多分テーマになっていると思 うんですけど 、走る速度であったりとか、あとは銃を構えるタイミングだったりとか(に それを感じた)。
それと、ナイトビジョンのモードが一番面白かったです。あれだと昼の戦いと違って、敵を倒し切れているかどうかもわからないんですよ。倒したっていうマークが出ないので。
それが面白くて、“倒し切れたかわからないから確認しに行ったら後ろから撃たれる”と か、そんなことも起こりつつ楽しんで出来ました。
――このゲーム、対戦はかなり展開が早いと思うのですが、どうでしたか?
本田 早いですね。それこそ、リスポーンの場所(復活地点)が取られていて、2回ぐらい即死しました。でもずっと同じ場所なわけじゃなくて、リスポーンの位置も変わるから絶対キルされる(やられる)わけではないので、それは良かったなと思ったんですが......でもちょっと悔しかったですね。「ちょっ......わー!」っと(笑)。
――それはなりますね! 試合の中で相手チームにやり返せましたか?
本田 キルできました。嬉しかった! すごい楽しかったんです、本当に。(銃のアタッチメントとして)スコープとかも選べて、最初はつけ忘れていて、つけようと思ったら試合が始まっちゃって(笑)。その次は3倍スコープをつけてやってみたり とか、結構いろんなものでやりました。
私FPSをやっていてマシンガン系が好きだなと思っていたので、 今回マシンガンで攻めたんです。サブマシンガンとライトマシンガンどっちも使って、ライトマシンガンの時は3倍スコープをつけて......みたいな考えでやってみました。
今回戦略が結構ポイントになっているというお話でしたけど、そこもすごく楽しかったです。ナイトモードだと「スナイプ......奥まで見えないかもしれないから、ちょっと接近戦で 行こうかな」って選んだりとか。
――今回はマシンガン系を主に行ったとのことですが、他にもうちょっと使ってみたかった 武器などはありましたか?
本田 やっぱりスナイパー(ライフル)ですかね。サイレンサーをつけてやってみたいです。結局ナイトモードの方でも、結構スナイパーが強かったんですよ。意外と遠くまで見えました。洞窟の中とかも奥まで見通しがよかったりしたから、「次はこうやっていこう」とか考えるのがすごく楽しいです。
――友達とかと組んでやるような時に仲間に先行してもらいつつ狙うとか。
本田 そうです、そうです。敵の位置を把握してから撃ったり、高所を取りに行ったりとかですよね。「この場所がここで、あれがここで......」とマップを把握しなきゃいけない、その最初の感じも楽しかったですね。
――遊んでいて他に記憶に残ったプレイはありましたか?
本田 ドアを開けた瞬間に(向こうに敵がいて)同時に撃って、同時にどっちも(即死)。
「ドア開けんの怖いなー」って開けたらいて、「うわ、いる!」ってパーンて撃ったら、どっちもやられちゃいました(笑)。「これキルどうなったのかな?」「こっちにキル入ってんのかな?」と。
ゲームは習慣! プレイするならまずはキャンペーンモードから
――ちなみに昨年YouTubeの“ほんだのばいく”チャンネルでゲーム配信を始められましたが、普通にゲームを遊んでいるモードの時と配信している時のモードって違ったりしますか?
本田 まず配信の時はできるだけゲームの説明をしたいので、そのことは頭のどこかに残しつつやっていますね。でもほとんど楽しんでいます。そんなにすごく差があるわけではないと思いますね。
――お忙しいと思うのですが、ゲームを遊ぶという事の生活の中での位置づけってどんな感じなんでしょう?
本田 もう、習慣ですかね。
――以前『コール オブ デューティ ブラックオプス4』もプレイされたようですが、どうでしたか?
本田 ちょっとやってボコボコにされて、心が折れて......。教官の言葉みたいなのが出てくるんですけど、「お前が足手まといだ」ぐらいの事を言われて、すごく叩きのめされた気持ちになってしまって(笑)。そこから立ち上がれずにいたんですよね。
――わははは、でも今回は楽しめたようで良かったです! キャンペーンもめちゃくちゃリアルで、映像を見ただけでも緊張しましたよ。テロリストがいるアパートを上がっていくんですけど、超静かなんですよ。
本田 あぁ、どこにいるかわからない!
――そうなんです! すると突然壁の向こうから「バババッ!」と撃たれて目の前の仲間が倒れて「ここはヤバい!」と。
本田 へぇぇぇぇ! なんか楽しみですね。
――過去にお母さんに将来の選択肢として“自衛隊に入る”というのを提示されたというエピソードが有名ですが、俳優として本作に出てくるような女性兵士役への興味はあったりしま すか?
本田 もちろんお話が来たらやってみたいなとは思います。警察官の役とかやったことはあ りますけど。いつかはやってみたいです。
――今作では2対2の戦いから大人数でプレイするモードまでいろいろ揃っていて、1人で挑戦したり、ゲーム友達と組んで出撃したり、仲間内でパーティープレイしたり、いろんな遊 び方ができるかと思いますが、今後もし遊ぶとすれば、どう遊びますか?
本田 そうですね、人数によって楽しめるゲームが選べるなと思いました。たぶん今後、増えていく対戦モードもありますしね。
今回キャンペーンモードが充実しているということなので、とりあえず私はそのストーリーの方をやって、そこで得た武器とかもマルチプレイの方で使えるという話だったので、それはね......すごくいいと思うんですよ(しみじみと)。
私、結構一人でストーリーとかを淡々とやっていくのが好きなので、発売されたらやっぱりまずはキャンペーンモードかなと思ってます。

というわけで、海外のゲーム配信勢に混じって完全にエンジョイした様子を語ってくれた本田さん。ゲームの発表内容については本誌で別途リポートをお届けしているので、気になった人はそちらもチェックして貰えると幸いだ。