2019年10月25日にプレイステーション4/Xbox One/PCで世界同時発売予定の『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』。アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスで、マルチプレイの初公開イベントが開催中。ワールドプレミアの後に、世界各国の有名配信者がゲームプレイのストリーミング配信を行う予定だ。

 本誌も事前に行われた体験会に参加して本作のマルチプレイ対戦を遊んできたので、その内容をお伝えしよう。

 以前お伝えしているように、本作ではシリーズの地位を決定づけた名作『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア』を“Re-imagine”(再構築/再創造)することを企図した作品となり、キャンペーンモードでは現代を舞台に新たな物語が描かれる。

 なお本作では、クロスプラットフォームプレイの対応や、シーズンパスの廃止といった取り組みも実施予定。また今回公開されたマルチプレイ対戦モード以外に、協力プレイモードの“スペシャルオプス”も再び登場する。

 そして今回、下記の日程でオープンβテストが実施予定であることが判明した。プレイステーション4版が先行する一方、後半の日程ではクロスプラットフォームプレイにも対応予定となっている(※家庭用ゲーム機版にマウスを繋ぐとPC版のマウスプレイヤーと、PC版にコントローラーを繋ぐと家庭用ゲーム機版の一般プレイヤーとのマッチングになる予定)。

PS4限定先行アクセス
9月12日~13日(プレイステーション4先行アクセス)
9月14日~16日(プレイステーション4オープンβ)
クロスプレイ対応β
9月19日~20日(PCおよびXbox Oneで先行アクセス、プレイステーション4オープンβ)
9月21日~23日(PS4/Xbox One/PCすべてでオープンβ)

新MWのマルチプレイ対戦は1on1から最大64人プレイまでカバー!

 さて本作のマルチプレイ対戦モードでは、ひと足先に公開された少人数対戦の新モード“ガンファイト”から、最大64人でプレイ可能なGround Warまで、大小さまざまなマップとゲームサイズが用意される。

新モード:ガンファイト

 ガンファイトは小規模マップでラウンドごとに指定された武器で戦うというモード。メインは2対2だが、スタッフによると1対1や3対3も可能だという。

 ラウンド勝利条件は、相手チームの全滅(ラウンド中の復活はなし)以外に、ラウンド開始から40秒が経過すると登場するフラッグを3秒保持することでも勝利となる。

 使用武器はラウンド開始時に公開されるのだが、セカンダリーウェポンとしてロケットランチャーが来たり、ピストルとグレネード系オンリーのマッチになったりすると思わずテンションが上がっていい感じ。

 また復活がないので、ひとりがダウンすると緊張感がググっと上がる。お互い同じ兵装でスタートするのでフェアだし、だからこそラッシュを仕掛けたり引いたりのシンプルな駆け引きが面白い。少人数で完全に成立するので、身内でパーティープレイ的に遊ぶのも楽しいんじゃないだろうか。

やっぱ開幕早々にロケラン撃ったろうって気分になるよね。

新モード:サイバーアタック

 サイバーアタックは、いわゆる爆破系のモードとなる。中央部に爆弾が置かれており、相手チームを全滅させるか、爆弾を敵陣地奥にある“データセンター”に設置して爆破成功すればラウンド勝利。“攻撃側”と“防衛側”の区別がなく、両チームがオフェンシブにプレイできるのがポイントと言えるだろう。

 会場でプレイしたのは6対6のバトルで、(攻守の区別はないものの)ラウンドの進行に合わせてマップ上のサイドを入れ替えながら進んでいく。

 そして、このモードではダウンした仲間に近寄ることで復活させられるので、途中まで人数比が3対3だったのに気がついたら6対1で圧倒していた、なんてことも起こる。競技的にプレイされそうな内容である一方、パワーバランスの雪崩が起きやすいのがどうなのか気になる所だ。

両サイドにそれぞれの攻撃目標があり、中央下部に爆弾があるという配置。

新バリエーション:ナイトモード

 「キュイーン」という音とともに被る暗視ゴーグルは、モダン・ウォーフェアシリーズのアイコン。そして本作では、マルチプレイに暗視ゴーグル前提のナイトバージョンが登場する。会場ではチームデスマッチの夜戦版をプレイできた。

 そのナイトバージョンの特徴は、マップがほぼ真っ暗になってほぼ暗視ゴーグル着用が前提の環境になること。HUDの類もほぼすべて表示されず、センサー系の起動時などはその時だけミニマップが表示されるといった塩梅。キルストリークを溜めて暴れるプレイヤーが出てくると、情報格差がありすぎてなかなか辛いことになったりもする。

 一方、レティクル(照準)すらも出ないのでレーザーサイトが役立つのだが、ほぼ全員暗視ゴーグルをオンにしているのでレーザーで位置がバレやすいという罠も(ADS時のみレーザーを出すようにする事も可能)。なお意図的にライトを点灯させて目眩ましするというギミックもあるらしい。

方角表示すらないのがおわかり頂けるだろうか(ちなみにこのモードに限ったことではないが、腕時計は実際の時間と連動しているらしい)。

新バリエーション:大型マップでの20対20のドミネーションほか

 会場では大型マップでの対戦の例として、20対20のドミネーションモードをプレイできた。

 ドミネーションは、マップ内に点在する拠点を占拠することで稼いだポイントを競うルール。プレイしたAniyah Palaceマップでは、AからEまでの5つの拠点が存在していた。

 シリーズのマルチプレイ対戦と言えば、アグレッシブに動いて倒し倒される高速な展開が特徴だ。大型マップでもその根本的な部分は変わらないのだが、ルートが多く、移動距離も長くなったことでフレッシュなプレイ感になっている。

本作での装備やカスタマイズ

 本作における装備やカスタマイズについても触れておこう。武器となるのはプライマリーとセカンダリーの2種類の銃と、リーサル(殺傷系)とタクティカル(非殺傷系)の2種類の投げ物。

 さらに、連続キル数に応じて追加兵器を投入できるおなじみのシステム“キルストリーク”を3枠セット可能で、モダン・ウォーフェア3のスペシャリストシステムのようにキルストリーク枠の代わりに追加のPerkをセットすることもできるという。

 これとは別に“フィールドアップグレード”も存在し、偵察ドローンや補給物資、リスポーン(復活)位置の追加、投げ物を撃ち落とすトロフィーシステムなどが選択可能。基本的にそれぞれ決められた時間経過で使用可能になる。また、“プロ”化することで2種類をセットしておき、発動時に好きな方を選ぶといったオプションもある。

 銃のカスタマイズは“ガンスミス”システムで行う。各アタッチメントや銃用のPerkをつけて性能を特化させられるようになっており、このシステム自体は対戦中でも簡易編集画面にアクセス可能となっている。

 なお以前の記事で紹介しているように、本作ではADS中のリロードや、銃のマウント(銃を壁や障害物などに沿わせて動かしていく動作)などのアクションが追加されており、ドアを開けるにしても普通に開けるだけでなく、ダッシュでぶち破ったり、グレネードを投げ込めるようちょっとだけ開けるといったテクも存在。

 それぞれ直感的に使えるようになっていて、ADSリロードやマウントは拠点の防衛時などにかなり有効。βテストをプレイする際にはぜひ試してみて欲しい。

新アクションのマウント。壁などに銃をそわせて、安定させながら覗き込める。
合同インタビューに応えてくれた、アニメーションディレクターのMark Grigsby氏(左)と、マルチプレイ部分のデザインディレクターのひとりJoe Cecot氏(右)。なおインタビューで判明した内容については本文内に組み込んでいる。
会場に飾られていた限定版の暗視ゴーグル。ちゃんと動きます。