野上プロデューサーが語る発売1周年以降の展開

 2019年7月21日で発売2周年を迎えた、Nintendo Switch用ソフト『スプラトゥーン2』。2019年7月19日〜21日には、最後のお祭り“ファイナルフェス”も開催され、大きな盛り上がりを生んだ。

 当初の予定では、ブキのアップデートは1年間、フェスの開催は2年間という期限があったが、振り返れば、いまもなお多くプレイしているユーザーの声に応えるように、1周年を超えてもベッチューコレクションやブキチセレクションなどのブキが追加されたのだった。

 ファミ通としては約1年ぶりの『スプラトゥーン2』インタビューとなるため、1周年以降の展開を中心に、これまでの歩み、そして、これからのことについて、プロデューサーの野上恒氏にお話をうかがった。なお、1周年時のインタビューなどは、下記の“インタビューまとめ”からチェックしていただきたい。

野上 恒氏(のがみ ひさし)

前作から引き続き、『スプラトゥーン2』でもプロデューサーを務める。サングラスと白衣を着たイカ研究員と瓜ふたつだが、その関係性は明らかになっていない。涙腺C-。

ユーザーの動向に合わせて調整内容を決定

――1周年のときにもお話をうかがいましたので、今回は1周年から2周年にかけてのお話をお聞きしたいと思います。1周年以降の印象などはいかがでしたか?

野上あっという間の2年でしたから、どこまでが1周年で、どこからが2年目なのかハッキリと覚えていないのですが(苦笑)、やはり1周年フェスの“イカ VS タコ”が区切りになりました。あとは『オクト・エキスパンション』ですね。『オクト』の発売以降、イカ世界の時間軸が少し前に進んでいます。ですので、そこからのイベントやアップデートの雰囲気は、それまでと少し変わっていると思います。制作の面から見ると、1周年まではある程度予定をしていたことを積み重ねてきたのに対して、1周年以降は新しく考えて企画したものが多かったですね。

『スプラトゥーン2』2周年インタビュー。「テンタクルズは個人で戦わせたくなかった」、野上Pが語る怒涛の2年間と、これからの展開_02

――基本的に、発売前に考えていたアップデートが1周年までで、それ以降はユーザーの様子を見ながらアップデートの方向を決めていったということでしょうか?

野上ノーチラス47やオーバーフロッシャーが追加されたあたりまでは予定していましたが、ベッチューコレクションは予定にありませんでした。さらに言うと、ベッチューコレクションを作っているときに、ブキチセレクションを作る予定はなかったんです。いちばんいいタイミングでやろうと決めて、後付けで作っていましたね。

――そうなんですか!? ベッチューコレクションとブキチセレクションはセットのようなイメージで考えているのかと思っていました。

野上むしろ、前作でのブキチセレクションでやったことを、本作のベッチューコレクションでやろうとしていたというイメージですね。ただ、どうせなら前回と同じことをやるのではなく、少し違うことをやろうと。それで、前作のブキチセレクションで取り上げられなかったブキや、『2』で新しく登場したブキに新しいサブウェポンやスペシャルウェポンを加えることで、違ったプレイ感にすることを目指したのがベッチューコレクションだったんです。ブキチセレクションはさらにその後だったので、本当にたいへんでした(苦笑)。

――ベッチューコレクションはタタキケンサキとのコラボレーションシリーズでしたが、タタキケンサキを選んだ理由を教えてください。

野上コンセプトを考えるときに、前作のブキチセレクションがそれまでのブキが持っていなかったカラフルな色合いの方向にしたので、今回はモノトーンを基調としたクールな雰囲気にしようと。そこでモノクロを扱うブランドだったタタキケンサキが選ばれた、というのが理由です。タタキケンサキのモデルになっているスタッフがいるんですが、ブキにも思い入れがあるので、その人が中心になってデザインを固めていきました。

『スプラトゥーン2』2周年インタビュー。「テンタクルズは個人で戦わせたくなかった」、野上Pが語る怒涛の2年間と、これからの展開_11
モノトーンで統一されたベッチューコレクション。

――ベッチューという名前も、1990年代にあったハイテクスニーカーのようなイメージですよね(編注:1990年代のハイテクスニーカーブームでは、特定の店舗限定のカラーリングがあり、その店舗名を冠して“Foot Locker別注”などと呼ばれた)。

野上それを意識しています。これまでがレギュラーのラインアップで、ベッチューは特別なラインです。僕ら世代だと通じるんですけど、若い方はコラボといった用語のほうがなじみがあるので、気づいていない人もいるかもしれないですね(笑)。

――ベッチューコレクションで、新スペシャルやサブが登場しましたが、これも当初の予定にはなく、新しく考えたということでしょうか?

野上そうですね。新しいブキを追加するだけではアクセントが足りないということで、サブやスペシャルも考えることにしました。

――バブルランチャーは最初から追加が予定されていましたが、ナイスダマやウルトラハンコは改めて新しく考えたわけですね。ナイスダマがトルネードっぽいなど、前作に近いイメージがありました。

野上たしかに言われればそうかもしれないですね。そもそもスペシャルは「こういう状況に強い」というものを取り揃えているのですが、その隙間を埋めるように新しいもの作りました。ナイスダマで言えば特定の場所に対して“点に強い”イメージで、ウルトラハンコは単純に“場を荒らしまくる”というコンセプトですね。

――ナイスダマは、なぜ仲間の助けを借りる形にしたのでしょうか?

野上基本的にスペシャルはひとりで使うので、仲間の連携を意識してほしいと考えました。チームを組んで遊ぶときは仲間がどんなスペシャルを使っているかを意識すると思うんですが、ランダムマッチングで遊んでいるときにも仲間の行動を意識するキッカケになればと。

――ナイスダマは楽しいですよね。全力でナイスしてくれる人がいたり、ナイスを送ってくれない人もいたりして(笑)。

野上ついカモンを押しちゃったり(笑)。

――あります(笑)。ちなみに、ナイスダマはかなり早めに性能の調整が入りましたが、調整は難しかったのでしょうか?

野上新しいスペシャルを出すと、すごく強いと言われるか、弱いと言われるか、二極化しやすいんです。でも、使いかたに気づいた人が、「こういう使いかたをすると強いよ!」って発信すると、一気に広まります。ですので、“強いポイントで強く使える”ように調整して、気づいてもらいやすくなるようにしています。

――なるほど。調整には、開発側からの誘導という部分も大きいのでしょうか?

野上これには両面あって、お客さんがすぐに気づいてみんなが「コレ強い!」って集まるケースもあれば、全然気づかれなくて「こういう風にしたら強いよ」というのがわかりやすいように、さらに調整するケースもあります。

――最近のバランス調整のアップデートは、以前と比べて細部になっていると思いますが、これは理想的なバランスに近づいてきたということでしょうか?

野上たしかに調整する範囲は小さくなっていて、ブキの特徴が変わるような大きな変化は極力抑えています。一方で、これが理想的なバランスというものはありません。ブキの使用割合を自分たちで決めて、それに近づくように調整することもできなくはないですが、それがお客さんにとっておもしろいとは限らないですから。なるべくいまの状況に合わせて、どう変化させればより楽しんでもらえるかを意識しています。ただ、その変化の幅は前よりもどんどん小さくなっている状態です。どうしても、簡単に初心者も使えるブキばかりではなく、慣れないと強さを発揮できないブキもあるので、最初のころは使いにくくて強くなかったブキが、みんなが慣れてくると使用頻度や勝率が上がってくるので、そういったデータを見ながら判断しています。

――最近だと、L3リールガンがそうですよね。

野上急に強くなったわけではないんですけどね(笑)。自分で道を切り拓くのはたいへんですけど、「あそこまでいける!」というのを誰かが示すと、みんなの目指すポイントが明確になるのでしょう。パブロもそうでしたが、そうやって切磋琢磨して上がっていくのかなと思います。

――うまい人の使いかたをマネしてみたくなりますよね。ストリーマーのプレイがきっかけで広まることも多いです。

野上そういう意味では、ブキが流行るのがダメとは思わないんですが、それ一辺倒になるのは避けたいです。最終的には楽しく遊んでほしいので、どのブキを使っても楽しいポイントがあることが、ある意味理想のバランスかもしれません。ただ、あれだけブキの種類があると、なかなかすべてのブキが均等とはいかないですが……。

――ひとつのブキが過剰に流行ると、そのブキに批判や弱体の要望が集中して、そのブキを使っている人が楽しくなくなってしまうという流れも生まれやすいですね。

野上一辺倒にはならないようにはしつつも、ブキのいいところ、使っていておもしろいところは変えるべきではないと思っています。極端に理不尽にならないように気を付けていますが、皆さんが我々の想像を超えていく部分もあるので、なかなか難しいところはあります。

――Ver.4.0では、ギアパワーで“メイン性能アップ”が加わったのも大きな変化だったと思います。

野上メイン性能アップのギアパワーも、もともと考えていたものではなかったんです。当時の状況などを考えて、もっと皆さんに長く楽しんでもらえるようにと、追加することにしました。ただ、スプラトゥーン甲子園の途中での導入になってしまったのはたいへん申し訳なかったです。

――あれは、一部地域の大会が延期になってしまった影響ですよね……。

野上本来は大会期間が大きく空くところがあったので、そのタイミングで導入しようとしていたんです。ただ、スプラトゥーン甲子園の参加者の方以外にも全世界で遊んでいただいているものですので、アップデートの計画的にズラせず、あのタイミングでの導入となってしまいました。

――かなり環境が変わりましたよね。

野上ブキごとに“ブキのいい部分をよりよくする”、”苦手を補う”、“新しい使いかたを生み出す“というコンセプトがありました。たとえば、ブキのよさを際立たせたい人はそっちに性能を振って、ほかのギアパワーによる補正は断念する、といった形にしたくて。そこで選択肢を用意することで、ギア選択の幅を増やしたいというのがポイントでした。

――今後、2周年以降のバランス調整はどのようになっていくのでしょうか?

野上いままではコンテンツの追加に合わせて、その都度バランス調整をしていました。これからは、バランス調整のためにアップデートをするという形になります。定期的にやるわけではなく、必要なければやらないし、必要になればやるといった形です。

――Ver.4.0と言えば、PVがアニメのオープニングのようになっていましたよね。最後にCMの提供のようなシーンもあって(笑)。

野上あれは、アニメの第2期のオープニングを意識したらしいです(笑)。さっきもお話したように、Ver.3.0までは発売当初から予定していた部分で、Ver.4.0以降は予定していなかった部分なんです。だからここで1クールが終わって、ここから新しい第2クールが始まるぞという思いを込めて、ああいう感じになりました。

『スプラトゥーン2』2周年インタビュー。「テンタクルズは個人で戦わせたくなかった」、野上Pが語る怒涛の2年間と、これからの展開_10
途中に出るスタッフクレジットのようなテロップは、よく見れば、おなじみのスタッフのお名前らしきものが……。

――合食禁とSashiMoriという新しいバンドも登場しました。彼らのコンセプトについて聞かせてください。

野上『オクト・エキスパンション』以降、イカ世界の時間が少し進んで、タコがイカ社会に交じるようになってきました。イカは気づいていないんですが(笑)。それに合わせて、タコ出身のアーティストも活躍の場を広げてきたわけです。タコは音楽のルーツが違うので、イカたちも新鮮に感じているんじゃないかと思います。タコだとは気づいていませんけど(笑)。SashiMoriは、もともといたボーカルが抜けて、ボーカルがいないバンドとしてやっていたところに、タコの少年天才DJのポールが加わった形です。楽曲はポールがどこからか拾ってきたボイスサンプルを切り貼りして作っています。ヒーローモードの音楽でも使われているカットアップと呼ばれる手法ですね。ただ、もとの音源ファイルはどこで拾ってきたかはわからなくて、イカでもタコでもないボイスのようです。

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Sashimori

 合食禁は、Squid SquadのベースのIKKANと、タコのWARABIがコンビを組んで新しく作ったバンドです。現実の世界でもたまにある「あのギタリストと大物アーティストがまさかのコラボ!」といったイメージの大物どうしのユニットですね。お互いにリスペクトしていても気が強いので、話し合いはただのケンカにしか見えないという(笑)。

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合食禁

――SashiMoriの元ボーカルは、“自己中心的で独裁君主、若くて小さくてデスボイス”という情報がありますが、これはヒメのことなんでしょうか?

野上そこはご想像にお任せします(笑)。

――いろいろと妄想します(笑)。いずれにしても、タコはもうあらゆるところに進出しているわけですね。

野上2年が経過して、タコはふつうにイカに交じって生活している世界ですね。ファッションの中にもタコっぽいものがあったりもします。

――ちなみに、イカとタコのあいだで軋轢は?

野上ないようです。イカは気づいていないですからね。「何かカーリーなヘアの奴がいるぞ」くらいのことは思っていますけど(笑)。タコのほうはイカ世界に馴染もうとしていると思います。

――タコどうしは気づいているのでしょうか?

野上タコどうしは気づいているでしょうね。

甲子園で新ヒーローの登場に期待

――2年が経過して、ウデマエの分布の変遷はいかがでしょうか?

野上長く遊んでいただいているので、やはりC帯は減っていて、そのぶん上のウデマエ帯が少しずつ増えています。

――ウデマエXの人数も増えているのでしょうか?

野上月の頭で1回リセットされるので、月の後半に向けて少しずつ増えて、月頭に減るという形ですが、全体的には微増といった感じでしょうか。

――みんなのレベルが上がってきてるということなんですね。

野上そうかもしれません。ただ、ウデマエXは比率的にはかなりの上位です。20人にひとりくらいの割合ですかね。

――では、ユーザーがよく遊んでいるモードに変化はありますか?

野上比率はあまり変化せず、ずっと安定して遊んでいただいていますね。ただ、サーモンランは閉まっている期間を減らしたので、そのぶん少し多くなっています。

――それはユーザーがいつでも遊べるように?

野上特別体験版のときに、新しくプレイしてくださる方もより遊びやすいように、オープンしている時間を増やしたのがきっかけで、そのまま増やした状態にしています。

――リーグマッチでは、ツキイチ・リーグマッチがスタートしました。開催の意図を聞かせてください。

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ツキイチ・リーグマッチはルールをローテーションしながら開催中。

野上もともとリーグマッチを中心に遊んでいる人が一定数います。そういう人たちは、チームを組んで仲間と目標を持って遊んでいただいていますが、スプラトゥーン甲子園のオンライン予選は、ひとつの大きな目標になったと思うんです。そうやって楽しんでいる人に、もう少し目標を持ってもらえる機会を増やしたいと思って、ささやかですがツキイチ・リーグマッチをやることにしました。いろいろなルールで競ってもらいたいので、現在はルールをローテーションしています。

――参加者もとても多い印象です。

野上通常のリーグマッチよりも多くの人が参加していますね。おかげで、レベルも高くて、リーグパワーもふだんより高いですね。

――先日は、ブロンズトップ賞で2150くらいでした。「この数値の高さでブロンズトップなの!?」と(笑)。

野上そうですね(笑)。ファミ通さんがツキイチ・リーグマッチに挑戦されている放送も拝見しましたけど、あのプレイで2000行けないってなかなかたいへんだなと……。

――足を引っぱっちゃって……。本当にヘコみます。

野上いやいや、三代川さん(世界三大三代川。ファミ.com編集長で、本記事のインタビュアー)もちゃんと活躍されていて。ほかのメンバーもガチでしたし、青木さん(声優の青木瑠璃子さん)とか、どんどん相手陣に突っ込んでいきますし(笑)。

――もっとがんばります……。ツキイチ以外のリーグマッチの参加者も増えていますか?

野上ツキイチを目標にして練習している方々もいて、通常のリーグマッチも少しずつ増えています。

――ボイスチャットをしながらだと、より楽しいですよね。

野上ランダムマッチでやるのとは違った楽しさがありますよね。作戦を決めて、声をかけあって、というのは本当に楽しいと思います。上位にはまったく行けないですけど、僕もたまに参加しています(笑)。上位陣の戦いを見せてもらうこともあるんですが、本当にすごいですね。

――上位に有名な方だけがいるわけではなくて、新ヒーローも生まれたりしますよね。

野上ブキも同様で、流行り出す前からパブロやL3リールガンが上位にいたりと、ブキのバラエティーに富んでいるので、見ていてすごくおもしろいです。

――表彰時の写真も凝っていてうれしいと思います。

野上ふつうには撮れない写真を、特別に用意しています。写真はトップの数字をたたき出した瞬間のデータを元に作成しているので、そのときの名前で撮影されるんですね。ですので、写真に載せたい名前にして参加いただければと(笑)。

――確かに(笑)。大会といえば、“NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2”(以下、NPB大会)も大盛り上がりでしたね。テレビ的な演出がすごかったです。

野上NPBさんの歴史の重みを感じたと言いますか、スポーツの盛り上げかたをわかっていらっしゃいますよね。スプラトゥーン甲子園とは違った盛り上がりかたでした。

――スプラトゥーン甲子園が、出場者全員にまんべんなく注目するのに対して、NPB大会は主催側が「ヒーローを作り出す」という意識の元に構成されていたように感じます。

野上スプラトゥーン甲子園は本当の甲子園と同じように、トーナメントをやっている中からヒーローが生まれてくる、トーナメントを駆け上がるところにドラマが生まれていると思います。対してNPB大会は、各選手にしっかりとバックストーリーを持たせて盛り上げていく形でした。参加した選手も気持ちよかったんじゃないかと思います。『燃えよドラゴンズ!』を聞きながら入場とか、ふつうはできませんからね(笑)。

――選手の成長も見てとれました。オフライン選考会やドラフト会議では、取材時にあまり話せなかった選手もしっかり話せるようになっていて。

野上横浜DeNAベイスターズ(ハイパービーム)のけいとぅーん選手は、すごいと思いましたね。「慢心しないように……」と言っていましたけど、僕が中学生のころなんか慢心しかしていなかった気がします(笑)。人間としての成長というか、NPBさんがちゃんとチームを育てようとされていましたよね。講義もしていましたし。機会を与えられると人はどんどん変わっていくんだなと感じました。その中で、はんじょう選手やテルミ選手など、スター性を持った人もいて、とてもいい大会だったと思います。

――スプラトゥーン甲子園からの選抜という形でしたが、違った雰囲気の大会だったと思います。本当に“日本シリーズ”といった雰囲気でした。

野上やっていることはどちらもナワバリバトルなんですけど、リーグ戦などから始まって徐々に盛り上がっていく形式がスプラトゥーン甲子園と違っていましたね。