2019年9月13日にプレイステーション4/Xbox One/PCで発売予定のFPSスタイルのRPG『ボーダーランズ3』。E3会場で本作の開発元Gearbox Softwareのシニアプロデューサーであるアンソニー・ニコルソン氏に話を聞いてきたので、インタビューの模様をお届けしよう。

 5月頭に発表が行われ、注目を集めてきた本作。今年のE3では第3のキャラ“モズ”とともにプレイアブル出展されて、ブースには長蛇の列ができていた。なおそのE3デモの映像やプレゼンの内容については、先日掲載した記事を参照して欲しい。

アンソニー・ニコルソン

『ボーダーランズ』シリーズ開発元Gearboxのシニアプロデューサー。

――E3のプレゼンでは「友達が発見したレアな敵にチャレンジできる」というソーシャル要素が紹介されていました。あれは友達とレベル差があっても大丈夫なんでしょうか?

アンソニー 問題ない。まずシステムについて説明すると、プレイ中にレアな敵を発見すると動的にミッションが生成されて、それがバウンティボードに載るというものだ。そしていつそれに挑むのであれ、それはその現在時点のレベルに調整されるようになっている。

――また、フレンドが売った銃が自販機に並ぶことがあるそうですね。こちらもレベルの調整が?

アンソニー イエス。他の自販機のアイテムと同様に、自分のレベルに調整される。また銃だけじゃなくてグレネードやシールドなんかも友達が売ったものが並ぶ可能性がある。

――各アイテムの性能欄に書かれている“アイテムパワー”という数値について説明してもらってもいいですか?

アンソニー あれはみんなに見つけたアイテムの価値を簡単に見分けてもらおうというものなんだ。全部のスタッツを見ていかなくても、アイテムカードを表示した段階で「あぁこっちの方がアイテムパワーが高いから強いんだろうな」とおおよその所が把握できるようになっている。

――デモではショットガンがめちゃくちゃ気持ちよかったです。何か変えましたか?

アンソニー それは嬉しいな。武器が使っていて気持ちよくなるよう、武器の性能調整と改善はコンスタントに行っているから。

 プレイしたのはモズ?(「そうです」)ならJakobsのショットガンだな。あれは衝撃が強くなっているから、敵の反応を見てもインパクトを感じられると思う。撃っているときの感触は大事にしていることのひとつなんだ。

――敵AIも改善しましたか? いろんな動きで迫ってくるので面白かったです。

アンソニー それも狙ったとおりだね! 身を隠すだけでもいろいろオプションがあるのがわかってくれたと思う。走り込んだりスライディングしたりね。一方でプレイヤー視点で見ると壊せる障害物が増えたので、奴らが賢くなった分、対抗できるようにしてある。

 ボスも普通の敵もより生き生きと感じてほしかったし、またアクティブに動き回らせることでプレイヤーにチャレンジを与えたかった。より個性的な動きをするヤツも増えているよ。

――今回のボスエリアではスピーカーがギミックになっていましたが、あれはあのボス固有のものなんでしょうか?

アンソニー あれは今回のボスであるマウスピースのために作ったものだね。ボスエリアに近づくに連れて徐々にあれが置かれていて、「なんだこりゃ」って思っていると彼のステージがスピーカーで囲まれているっていう仕組みになっている。

――ああいった固有のマップギミックをもっと期待してもいいですか?

アンソニー イエス。いくつかああいったものを用意してある。

――今作でのビークルについて教えてください。

アンソニー “アウトランナー”とか“テクニカル”なども引き続き登場するけど、いま公開しているものだと巨大な一輪の“サイクロン”っていうのがあるね。

 ビークルのカスタマイズもバリエーションが増えていて、スキンや武器のほかにホイールも変えられたりする。大きなホイールもあるし、バック・トゥ・ザ・フューチャーみたいにホバリングするものもあったりする。

――気に入っている銃はなんですか? クレイジーなヤツは?

アンソニー よく聞かれるけどテキサス男だからJakobsのピストルだね。カウボーイみたいに「パンパーン!」って早撃ちするのが好きだし気持ちいい。

 クレイジーということで行くと、Atlasの銃に変わったのがある。トラッキングデバイス付きで、あとはどこに撃ってもスマートブレットが飛んでいく。

――モズのビルド例でなにか面白いのがあれば。

アンソニー 彼女が面白いのは3系統のスキルツリーに2つずつアイアンベア(アクションスキルで呼び出せる搭乗型メカ)用の武器を持っていて、それをスキルツリーをまたいで組み合わせられることだ。

 自分が気に入っているのは“ボトムレス・マグス”のミニガンと“デモリション・ウーマン”のグレネードランチャーの組み合わせで、アビリティを強化してあるから後者は核攻撃になっている。ミニガンで弾をバーっとばら撒いて、ほどよく敵が集まったらどかーんという感じだね。

――アイアンベアは自動運転モードもあるんですよね?

アンソニー それは強化のひとつだね。降りても残りの時間は自分で行動して攻撃し続けてくれる。ほかの強化では、アイアンベア発動中に降りるとしばらく自動で行動した後に自爆するというものもあるよ。