カナダのデベロッパーStudio MDHRは、2019年3月20日(現地時間)、Nintendo Switch版『Cuphead(カップヘッド)』を発売することを明らかにした。同作は、日本語にも対応しており、4月18日より配信開始される。価格は1980円。
また、Nintendo Switch版の配信に合わせる形で、これまで配信されていたすべての『Cuphead』(Xbox One、PC、Mac)も、同日に日本語対応を含む無料コンテンツのアップデートを実施するとのことだ。
『Cuphead』は、1930年代のアニメーションに着想を得たビジュアルや音楽などが注目を集めたアクションゲーム。手描きによるセル画や水彩画による背景、録り下ろしのジャズなど、当時のアニメーション作品の制作過程を緻密に再現した内容は、ゲームファンからも高い評価を集めている。2017年9月にXbox One版とPC版がリリースされ、2018年8月には累計販売本数が300万本を突破していた。
Nintendo Switch版には当初から、Xbox One/PC/Mac 版はアップデートにより提供されるおもな内容
・キャラクターセレクト︓シングルプレイにおいて、ゲームスタート時からマグマンを選択できるようになる。
・フルアニメーションによるカットシーンの追加。
・多言語のサポート︓当初の英語に加え、日本語はもちろん、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ブラジルポルトガル語、ポーランド語、ロシア語、韓国語、中国(簡体字)の各言語に対応。翻訳やフォントについて、各国のファンに向けて気を配ったとのこと。とくに日本語、韓国語、中国語に関しては、それぞれの国の往年のアニメにインスパイアされたボス面のタイトルを示す文字を、フォントの専門家と協業して生き生きとしたものにするよう配慮したとのこと。
・ゲーム内のアニメーションやアートの大幅追加︓カップヘッドとマグマンのステージ登場時のアニメーション追加、伝説の聖霊チャリスが魔法の必殺技を授けてくれるようになるほか、多数のゲーム内アニメーションを追加。
・そのほかにもたくさんの要素が盛り込まれているとのこと。