北米時間の2019年3月19日、GDC 2019(Game Developers Conference 2019)で行われたGoogleの基調講演“Google Keynote”にて、新たなゲームストーミングプラットフォーム“STADIA(ステイディア)”が発表された。ゲームソフトのダウンロードが不要で、4K 60fpsで動作(将来的には8K 120fpsも)、スマートフォンから4Kテレビへ中断なしで切り換えができるなど、その驚きの発表内容は世界的に大きな話題となっている。

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 さて、そんな“STADIA(ステイディア)”だが、サービスは2019年後半の開始予定で、最初はアメリカ、カナダ、イギリス、ヨーロッパの多くの国々でスタートすることがアナウンスされている。日本のゲームファンにとっては、日本でのサービス開始の有無と時期が気になるところだろう。編集部ではその点についてGoogle日本法人の広報部に問い合わせたが、残念ながら「日本での展開は未定」という回答で、基調講演からの情報アップデートはなかった。日本だけでなく、近年拡大しているアジア市場について一切発表していないことを考えれば、日本も含めたアジアでの展開については、別の機会での発表があると思いたいが……続報を待ちたいところだ。