2019年3月1日より、いよいよ発売を迎える『デッド オア アライブ 6』。本記事では、本作を先行体験した担当ライター・西川くんによるプレイレビューをお届けする。

 『最強パッケージ』予約済みの西川くんです。2019年3月1日、いよいよ『デッド オア アライブ』シリーズ最新作である『デッド オア アライブ 6』(以下、『DOA6』)が発売となりますね! 先日は2日間限定の豪華体験版も配信され(現在は体験不可)、皆さんもしっかり本作の魅力を堪能されたのではないでしょうか。

 プレイレビューをお届けする前に、まず説明しておきたいのは、本作ではバトルの様子を眺められる“リプレイモード”。時間を止めたり角度を変えたりと、自由に写真撮影が楽しめます。クールな1枚やセクシー度満点の写真をたっぷり撮影しましたので、本記事ではプレイレビューと合わせてお届けしましょう! 

 これまでにお届けしてきた記事については、以下のリンクからご覧ください。

より進化した『DOA』のビジュアル表現

 最初にお伝えしたいのは、本作のビジュアル表現の進化について。『DOA』シリーズと言えば、美麗なグラフィック表現が特徴のひとつ。前作『DOA5』の時点でもかなりキレイで、汗をかいた身体の表現や闘いでの汚れ、汗による衣装の透け表現など、多彩な演出も見どころでした。

 ですが『DOA6』は、それをさらに凌駕しているのです。前作では女性キャラクターの顔に傷や汚れが付くことはありませんでしたが、本作ではそれを解禁。また、キャラクターの表情表現がとてもパワーアップし、現実さながらになりました。とくに感じたのは“唇”のすばらしさ。女性キャラクターは、より艶やかでセクシーな口元に。男性キャラクターも口を強張らせた表情など、魅力に溢れています。

 『DOA』シリーズと言えば、女性キャラクターに注目が集まりがちですが、男性キャラクターたちもよく見てほしいんです。先ほども触れましたが、表情が本当にイイ! カットシーンやバトル中も、これでもかというくらいイイ顔をしてくれるんですよ。個人的には、とくにジャン・リーの表情がシリーズ最高、いや、格闘ゲーム史上最高に際立っていると思います!

物語が把握しやすくなったストーリーモード

 さて、ここからはゲームモードについてお伝えしましょう。ひとり用のストーリーモードでは、前作『DOA5』から続く新たなお話が描かれます。メチャクチャ端的に説明しますと、もともとは悪の企業だったDOATECですが、『DOA5』からエレナのおかげでいい企業になりました。しかし、その裏で反対派が分離し、悪の秘密結社“M.I.S.T”を創立。本作では、第6回DOA大会の裏側で暗躍する、“M.I.S.T”との戦いが描かれる……って感じですね。

 そのキーパーソンとなるのが、本作で初めてストーリーが描かれる、ほのかの存在。相手の技を見ただけでマスターできる不思議な力を、どの勢力も危険視しているんです。ほのかは、マリー・ローズとコンビを組むことになり(マリーがストーリーに登場するのも初!)、ハヤテやあやねが保護しようとし、“M.I.S.T.”の“NiCO”(新キャラクター)には監視されるなど、彼女を中心に物語が展開していきます。思わずウルっと来てしまうようなドラマが待っているので、ぜひ最後まで遊んでみてください。

 また、前作では各ファイターの視点からバラバラにメインストーリーが語られたため、僕としては物語がわかりにくいという印象がありました。しかし、本作ではひとつの大きな筋があり、そのシナリオを進めていくだけで、しっかりと最後までストーリーを把握できるのがうれしいところ。さらにそのうえで、本筋の裏側を描くキャラクター個別のお話や、まったく関係のない別のストーリーなど、バラエティー豊かなドラマも用意されています。たとえば新キャラクターのふたりですと、NiCOの過去がわかったり、ディエゴの参戦理由が語られたりするわけですね。

ひとりでもやり込める! DOAクエスト

 本作初登場となる“DOAクエスト”は、“攻撃を2回当てる”、“ホールドを3回する”などのお題に沿ってステージをクリアーしていくモード。すべてのお題をクリアーすると、各クエストごとにランダムで、コスチュームの設計図が手に入るんです。設計図を一定枚数集めると、キャラクターのコスチュームを入手可能! 設計図は対戦などでも手に入りますが、1~10枚程度とかなり少なめ。それに対してDOAクエストでは、一度に数百枚が得られることも!

 また、お題には特定のキャラクターの技をヒットさせるものや、上級テクニックを要求されるものも。前者の場合は、「なぜこの技を使えばいいんだろう?」と考えてから使うと、その技の強みがわかると思います。つまり、ある種のチュートリアルも兼ねているわけですね。また後者の場合は、メニュー画面からそのままチュートリアルの項目にジャンプできる機能が便利。クエストをこなしながら、詰まったらチュートリアルで学び、再度クエストで遊ぶ……というようなサイクルにより、初心者も楽しく遊びながら学べるわけです。

 ただ、このクエストをクリアーしても全コスチュームが手に入るわけではありません。ひとり用の“アーケードモード”や、対戦を行う必要もあります。一部のコスチュームはコツコツ遊んで設計図を溜めていくしかないので、対人戦に興味がないプレイヤーにとっては、ちょっとたいへんな部分かも。

初心者にも遊びやすくなったバトルシステム

 『DOA』シリーズのバトルといえば、打撃、投げ、打撃をさばく“ホールド”による三すくみが特徴。三すくみに読み勝てば“ハイカウンター”ヒットとなり、ダメージがアップするという、ハイリスクハイリターンの駆け引きが魅力です。そして本作ではゲージシステム“ブレイクゲージ”が初登場。ゲージを全部消費して放つ超必殺技の“ブレイクブロー”や、ゲージを半分消費して、相手の打撃技を必ず防ぐ“ブレイクホールド”などがくり出せるようになりました。

 なんかこう説明するとややこしいゲームに見えちゃいますが、さらに本作には新システム“フェイタルラッシュ”が用意されております。フェイタルラッシュはSボタンを連打するだけで、お手軽にド派手なコンボが決められるというもの。初心者はこれ1本で十分闘えます! さらに、フェイタルラッシュには、相手が“ブレイクホールド”以外の行動ができなくなる“フェイタルスタン”という状態にする効果があるので、相手にゲージがなければ一方的に攻撃できます。初心者だけでなく、上級者どうしの闘いにも使えるシステムになっているんです。

 ほかにも細かな調整点、追加点もたくさんありますが、個人的に推したいのは“よろけ回復”(よろけ状態時にレバーをガチャガチャすることで、よろけ状態の回復が早くなるシステム)が廃止されたこと。もちろん賛否はあると思いますが、これのおかげで読み合いにより集中できるようになったと思うんです。また、初心者の方も対戦しやすくなったと思いますよ(マニアックな要素ではありますが)。

入門用にもオススメできる『DOA』の集大成

 美しいビジュアルに加えて、より激しくなったバトル。そして、やり込み度満点のひとり用モードと、シリーズファンにはもちろんオススメの本作。全体的により遊びやすくなったことで、本作より初めてプレイする人や、『DOA エクストリーム』シリーズから入りたいという方々にもぜひオススメしたい! バトルをとことん楽しむのもアリですが、最初に説明した撮影機能でキャラクターを愛でるのもオススメですよ!

ちなみに、ミラの魅惑のゾーンがしっかり描かれているなど、撮影モードは危険がいっぱいなので、いろいろご注意を!!

 なお、週刊ファミ通2019年3月14日号(2019年2月28日発売)では、『DOA6』の初心者向け攻略情報や、本作のプロデューサー&ディレクターを務める新堀洋平氏へのインタビューのほか、ほのかちゃんをフィーチャーした特集などもたっぷり掲載! プレイステーション4用テーマもダウンロード付録になっているので、ぜひお買い求めを!