『スプラトゥーン2』公式大会“第4回スプラトゥーン甲子園 全国決勝大会”。決勝戦の結果は……GGBOYZが2連覇! 優勝直後の4人にインタビュー!

 2019年1月26日〜27日、千葉・幕張メッセにて開催された、ゲーム実況とゲーム大会の祭典“闘会議2019”。2日目となる1月27日には、Nintendo Switch用ソフト『スプラトゥーン2』の公式大会“第4回スプラトゥーン甲子園 全国決勝大会”が行われ、ナワバリバトルの新たな最強チームが決定した。

 ナワバリバトル最強の座を目指して戦う“スプラトゥーン甲子園”。第4回となる今回は、2018年7月から始まった予選大会を経て、闘会議2019で全国決勝大会が行われた。本記事では、決勝大会の模様を、決勝を中心に優勝チームのインタビューを交えてお届けする。

 地区大会とオンライン大会を勝ち上がった16チームによる『スプラトゥーン2』のナワバリバトルの全国決勝大会。言葉にするのは野暮とも言えるような熱い戦いの連続には、観ている側が息つく暇もないほど。スプラトゥーン甲子園は、闘会議内でもとくに多くの人が詰めかけていて、ホールの後ろのほうまで人が溢れていた。

 「1回戦から決勝戦」と呼ぶにふさわしい、一進一退のバトルの連続が展開した全国決勝大会。そんな激戦を勝ち上がったのは九州地区代表の“SpRush!!”と、関東地区DAY2代表の“GGBOYZ”の2チーム。“SpRush!!”は第2回スプラトゥーン甲子園の全国決勝大会で準優勝となったSpLifeのリーダー・ぱーく選手が率いるチーム。対するGGBOYZは、第3回スプラトゥーン甲子園で全国優勝を果たし、E3 2018の世界大会で優勝して、世界一となったチームだ。

九州地区代表“SpRush!!”
関東地区DAY2代表“GGBOYZ”

 雌雄を決する最初のステージは海女美術大学。序盤からお互いに倒し倒されの連続で、しばらくは優劣がつかない状態。一時はSpRush!!が中央広場を制圧するも、GGBOYZえとな選手のバケットスロッシャーデコが連続でふたり倒して相手陣へ。SpRush!!側もしっかりと押し返してまたしても拮抗状態になって、そのまま試合終了。中盤で相手陣を多く汚していたGGBOYZがまずは1勝目を手にした。

 第2試合はバッテラストリートが舞台。序盤からGGBOYZが相手陣まで攻め上がり、SpRush!!の面々が自陣の高台から降りられないほどの猛攻を見せる。GGBOYZは、そのままガッチリと相手を抑え込む展開に。中盤にSpRush!!が仲間と連携しながらスペシャルウェポンを使って戦線を少し戻すも、最終盤で再びGGBOYZが攻め上がり、71.8%の塗りを見せて連勝した。

 第3試合のステージはマンタマリア号。前半はSpRush!!が中央を制圧し、自分たちのペースでバトルを展開。しかし、1分30秒ほど経過したタイミングでSpRush!!のメンバー3人が同時にやられて、試合は動き出す。GGBOYZが中央を制圧し返し、そのまま相手陣まで攻め上がって優勢な状態をキープ。最後は互いのチームが相手陣に攻め込む展開で塗り勝負となったが、僅差ながらGGBOYZが勝利。3連勝をとなり。2大会連続でナワバリバトル最強の称号を手に入れた。

 勝者が決まった瞬間、会場は大歓声に包まれ、選手の顔からは満面の笑みが。熱い試合内容と会場のボルテージが、過去最高の盛り上がりの大会だったことを物語っていただろう。なお、惜しくも負けてしまったが、SpRush!!のリーダー・ぱーく選手は、つねに笑顔で、とても楽しんでいるように見えたのが印象的だった。

 表彰式を終えると、イカ研究員からブキチコレクションのブキを10種類追加することが電撃発表された。さらに、3月末に未購入者に向けたフリープレイを実施すること、毎月リーグマッチで特別な回を用意したいなど、いくつか告知があった。詳しい記事は下記を確認するとともに、『スプラトゥーン2』公式ツイッターで今後詳細がツイートされるとのことなので注目だ。

最後は出演者と会場の全員で「ぬりたく〜るテンタクル」のポーズでお別れ。

GGBOYZ優勝インタビュー

――優勝おめでとうございます! 見事、2連覇となりましたが、いまの気持ちをお聞かせください。前回の優勝時に見た景色と今回の景色に違いはありましたか?

ダイナモン 前回は見る余裕がなかったんですが、改めて同じ景色を見ることができてすごくうれしかったです。

えとな またこの景色が見れて幸せです!

たいじ 僕はホッとしたという気持ちですね。優勝しかないと思っていたのでできてよかったなと。景色は、今回あまり見てなかったですね(笑)。

やまみっちー 優勝すると思っていたので、「やってやった! この座は誰にも渡さん!」という気持ちでした。

――今回、ステージごとにブキの編成をあまり変わらなかったと思いますが、これは今回の編成で全ステージ対応できるという判断だったのでしょうか?

ダイナモン 僕のエクスプロッシャーカスタムと、たいちゃん(たいじ選手)のシャープマーカーネオのふたりは、変えずにいけるという判断でした。途中までは持ち変えるという意見もあったんですが、どのステージでもいけそうな感じだったので、今回はえとなとみっちー(やまみっちー選手)がブキを持ち替える役割を担ってくれました。

――マンタマリア号などのステージは、エクスプロッシャーよりもハイドラントやクーゲルシュライバーが強いイメージを持っていましたが問題ないと。

たいじ エクスプロッシャーも強いですよ。編成にもよると思います。

やまみっちー それもいろいろと話し合いましたね。少し戦術の話をすると、自分がスプラマニューバーベッチューを使って、インク効率アップ(サブ)と、サブ性能アップを付けて、相手の長射程ブキにプレッシャーをかける立ち回りをすることでケアしていました。

――昨年よりもお互いの立ち回りがさらに磨きがかかっていましたが、たとえば立ち回りを見直すために、観戦モードの俯瞰視点などを観たりされるのでしょうか?

ダイナモン いや、してないですね。

――なるほど。個人のプレイをそれぞれで観るくらいですか?

ダイナモン そもそも動画で振り返ることはほとんどしてないです。動画録っても、みんな観ないですし。

――え!? そうなんですか?

やまみっちー 試合が終わった瞬間に、「あそこダメだったなー」とかをそれぞれが覚えているので、自分たちで修正する感じですね。

えとな 動画録っても、自分のうまいプレイしか見ないよね(笑)。

ダイナモン 対戦相手の方に動画をもらうこともあるんですけど、それぞれが自分のいいところを観るだけ(笑)。

――(笑)。自分たちの名場面を振り返るくらいなんですね。チームの戦術としては、やまみっちー選手が最前線で、えとな選手がその裏で連携を取り、その横や後ろにたいじ選手、そして、ダイナモン選手が後ろを支えるという動きをしていたように見えたのですが、そういった陣形を心がけていたのでしょうか?

たいじ 僕はそういう位置にいることもありますし、でも、だいたい自由に動くイメージですね。

えとな そういう立ち位置でいたんですが、初戦で少し控えめに戦っていたらかなり押されたので、これじゃダメだと思ってガンガン出るようにしました。

――トーナメントが激戦区というコメントも多かったように思いますが、どう感じていましたか?

やまみっちー 激戦区のトーナメントを引けてよかったと思います。しっかり決着を付けて優勝するつもりだったし、戦わずに優勝してもなんかもやもやしちゃうので。''

ダイナモン えとなが「一番最後がいい」って言ってたんですよ。だから、希望通りの場所を引けましたね。

――大会を少し振り返ると、初戦の四神乱舞戦がいちばん苦戦しましたか?

ダイナモン 相手のことは調べていて、ホクサイは警戒していたのですが、最初パブロだったので焦りましたね。

たいじ もともとパブロやホクサイが怖いねという話をしていました。ジェットパックは怖いですから。

やまみっちー 初動のジェットパックもすごく早くて。予想以上に……。

たいじ でも、俺はえふわんけーきがいちばんキツかったかな。

ダイナモン 自分はCalamariもえふわんけーきもキツかった。

やまみっちー 俺もえふわんけーきかな。

えとな 俺は最初の四神乱舞。

――その後は、第3回よりも順調に勝ち進んでいったイメージでしたが?

たいじ 最初はみんな緊張もあったと思いますが、2回戦以降は全員がしっかりと動けていたと思います。

えとな 自分も2回戦、3回戦と徐々にエンジンがかかってきてたので、決勝戦はやれると思ってました。

やまみっちー Libalent Calamari戦とか、重要なところで活躍できたと思うのでよかったです。

――全体的にどのチームもレベルが高かったように思います。

ダイナモン 開幕戦を見たときから「これは気を引き締めないとまずいな」と思いましたね。

たいじ どのチームが優勝してもおかしくなかったです。

――見事に連覇を飾りましたが。今後の目標は?

一同 3連覇!

たいじ あと、NPBですね。

――もし、“NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2”に選ばれたらそこでも優勝を狙うと。ちなみに、“NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2”に出られたら、戦いたいチ―ムはありますか?

たいじ -閃華裂光-です。1回戦で負けちゃいましたけど、めちゃくちゃ強いチームだと思っているので。

――あとは、もしあるなら世界大会での連覇ですね。これらの大会すべてで“王”を目指していくわけですね。

たいじ そりゃ、もちろん!

――チーム内に“王”と“宇宙”がいますけど、ほかのふたりは何になりましょう?(笑)

やまみっち― 何枠があるんだろう?(笑)

たいじ 俺は調子に乗って言っているだけで、本当の王はモンさん(ダイナモン選手)だよね。

ダイナモン いやいや(笑)。今回、たいちゃん(たいじ選手)が何度応募しても当選しなかったので、変化を加えようと僕が応募したら当選したので、僕がリーダーになっているんですけど。終わってみて、よかったなって思うのは、(たいじ選手が)けっこう声がけをしてくれるんですよね。今大会からステージ上のモニターの並びが変わっていたので、真ん中にたいちゃん(たいじ選手)が座って声がけをしてくれて、リーダーとしての役割をまっとうしてくれたのは、こっち(たいじ選手)です。

やまみっちー 個人的にはナモン(ダイナモン選手)のコメントを聞いていて安心感がありました。落ち着いたコメントのおかげで自分も落ち着けたので。

たいじ ちょっと変化を加えたのはよかったよね。新鮮さもあって。偶然だけど(笑)。

――ちなみに、優勝賞品の金のamiiboは使いますか?

たいじ 使いますよ!

ダイナモン 悩みますねー。開けて写真撮って、戻すかも。(前回の優勝賞品の)金のProコントローラーも、何回か使って戻したんですよね。

えとな 俺はフィギュアみたいに飾りますね。箱から開けずに。

やまみっちー うーん、俺は……。去年、金のProコンを使ってたら、カビが生えたみたいになっちゃって(苦笑)。それで、いまは戻して大事に保管しているので、amiiboも使わないかなー。大事にします(笑)。

――ありがとうございました!