2019年1月24~28日まで台湾で行われている台北ゲームショウ 2019。一般公開日初日である1月25日、ソニーインタラクティブ・エンターテインメントブースにて、コーエーテクモゲームスの新作対戦格闘ゲーム『デッド オア アライブ 6』のスペシャルステージが行われた。

 2019年1月24~28日まで台湾で行われている台北ゲームショウ 2019。一般公開日初日である1月25日、ソニーインタラクティブ・エンターテインメントブースにて、コーエーテクモゲームスの新作対戦格闘ゲーム『デッド オア アライブ 6』のスペシャルステージが行われた。

 ステージ冒頭から姿を見せたTeam NINJAの新堀洋平氏は、なんとコマンドサンボの使い手・バイマンのコスプレ姿で登場。ステージ前に集まった台湾の格闘ゲーマーを沸かせ(ざわつかせ?)た。

自身が技の選定を行っているというバイマンのコスプレ姿で登場した新堀氏。

 新堀氏は本作のポイントとして、新たなゲームエンジンの搭載によるグラフィック表現の向上があると説明。そして、打撃・投げ・ホールドによる3すくみの基本システムはそのままに、あらたに必殺技ゲージ“ブレイクゲージ”を導入したことで、対戦の駆け引きがより進化したとアピールした。

体力ゲージの下にあるのが、新たに設けられブレイクゲージ。
ゲージ技その1。敵の攻撃をさばきつつ強力な攻撃を放つブレイクブロー。
ゲージ技その2。上・中・下すべての属性を返せるブレイクホールド。

 また、遊びやすさを追求するために、1ボタンだけでくり出されるフェイタルラッシュを用意。これらの新要素にて「さらに激しくかっこよく美しく戦える」(新堀氏)ようになっているとのことだ。

新登場のディンゴとNiCOを含む総勢24キャラクター(+限定版特典の2名)が登場。

 シリーズの特徴でもあるステージギミックについては、これまで以上に派手になっていると新堀氏はコメント。とくに、巨大生物が見どころだとも語った。

 ステージ後半では、新堀氏と格闘ゲーマーのKayaneさん、林小葵さん、UprisingJCさんとの対戦の模様が披露された。「15年間『DOA』を作ってますから」と自信満々の新堀氏であったが、いずれも『DOA』大会で入賞経験のある選手なだけに、敗退続きで頭をかく場面も。

巨大なタコの足に絡みつかれるなど、これまで以上にデンジャー度を増しているステージのギミック。

 最後は、助っ人して登場した餅AさんとUprisingJCさんという、『DOA』シリーズのトッププレイヤーどうしのマッチアップが実現。新システムを使いこなした華麗な戦いに、会場に集まっていた格闘ゲーマーたちも熱くなっていた。

『デッド オア アライブ 6』新堀プロデューサーインタビュー

 イベント後に行われたメディア向けの新堀プロデューサーへの質疑応答の模様をお届けする。

――オンラインβテストによる、ユーザーからのフィードバックは?

新堀 いろんな国、いろんな言葉でご意見をいただいたので、まだすべてに目を通せていませんが、いい意見はすぐに取り入れて対応しました。いいテストだったと思います。

――前作ではコンシューマ版とPC版とでグラフィック面の違いがありましたが?

新堀 グラフィックスはパワーが違うので表現に差はありますが、コンテンツそのものは変わりがありません。

――オンラインβテストでもっとも要望があったのは?

新堀 「キャラクターやステージをもっと増やして」という声が多かったです。

――DOAセントラルで得たアイテムを他のキャラクターに使うことができますか?

新堀 メガネなど一部は転用できるのはありますが、コスチュームの交換は不可能です。女天狗の仮面はメガネではないので不可能です(笑)。

――同じキャラクターでコスチュームの上下の組み合わせはできますか?

新堀 プレイヤーに違和感を持ってほしくないので、我々の方で作ったデザインで、ということでやらしてもらっています、

――今後はキャラクターやステージは増えますか?

新堀 少なくともコスチュームは増やしていきますし、ステージも増やしていきたいです。皆さんからの要望を聞きながら対応していきたいです。

――女天狗の容姿がかわいくなりましたが?

新堀 ゲームエンジンを変えたことですべてを作り直してます。モデルも違えば動いてる仕組みも違うので、開発中は従来のキャラクターでも「これ誰?」となることもありました(笑)。それを『DOA』らしくするのに時間をかけました。

――前作は長い間運営され、DLCも継続してましたが今回は?

新堀 『デッド オア アライブ 5』(とそのアップデート版)は開発時期を入れると10年くらいのアップデートをしていて、そうするごとによくなっていきました。『デッド オア アライブ 6』は新しくスタートしたばかりでユーザーコミュニティもこれからなので、そこの盛り上がり次第で変わっていくと思います。長く続けることは。我々にとってもお客さんにとってもよいことなので、皆さんよろしくお願いします。

――レオやゲンフーの再登場はありますか?

新堀 もみじやレイチェルを出してほしいという声も届いていますが、ここで約束することできません。どうにかしたい気持ちはあるが、私の実装したいことをすべて入れると、開発期間もコストも膨大になってしまう。なにを優先するかの取捨選択をしたのが現状です。

――ほのかは、ほかのキャラクターを真似る能力がありますが、新キャラクターのディエゴとNiCOの技は?

新堀 いい質問ですね。じつは使わないんです。なぜならまだ見たこともあったこともないから。ほのかは一度でも見たことのある技なら使えるという設定なのですが……おっと、これ以上はストーリーのネタバレになるので(笑)。

――基本プレイ無料版は出しますか?

新堀 やるかやらないかで言えばやります。予定についてはまだ検討中です。マーケティングの話と開発の手数の問題でまだ決まっていないのが正直なところです。

――なぜ今日はバイマンのコスプレを?

新堀 技を考えているのは私なんです。ぜんぜん使えないけど(笑)。バイマンは男らしさがあって大好きなキャラクターです。『デッド オア アライブ 5』で新しい役割りが与えられてオレンジのジャケットではなくなりましたが、『デッド オア アライブ 6』では「絶対にこれを着せるんだ」という意気込みと愛着を示したのがコスプレの理由です。いまじゃ普通の格好ではステージに出られない気に入ってます。

――esportsへの取り組みは?

新堀 計画中でいろんなところにネゴシエーションしているためまだ話せない状態です。構想としては、ワールドワイドでサーキットする高額賞金大会を予定していて、それをやれるかを探っているところです。

――アーケード展開の予定は?

新堀 日本ではセガさんのAPM3(ALL.Net P-ras MULTI Ver3.0)で展開する計画があります。稼働時期についてはセガさんからの公表をお待ちください。