TPS系アクションRPG『Anthem』大ボスらしき男がついに登場した新トレイラーとともにその世界に迫る! ショートインタビューもお届け

エレクトロニック・アーツのアクションRPG『Anthem』の新トレイラーが公開。先駆けて行なわれたプレスイベントでのプレゼンやショートインタビューの内容と合わせて、その世界に迫る。

 エレクトロニック・アーツが2019年2月22日にプレイステーション4/Xbox One/PCで発売予定のアクションRPG『Anthem』。その最新トレイラーが公開された。

 エレクトロニック・アーツは、発表に先駆けてロサンゼルスでプレス向けのミニイベントを開催。本作を開発するバイオウェアのスタッフから受けたプレゼンテーションやショートインタビューも踏まえつつ、その世界に迫っていこう。

 ゲームの概要やプレイの様子については、過去にE3での発表や試遊リポートをお届けしているほか、公式でもプレイ動画が公開されているので、未見の人はそちらも合わせてチェックしてみて欲しい。

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 なお海外では今週クローズドαテストが行われるほか、来年1月25日から27日にかけて日本も含めた予約者を対象にした“VIPデモ”が、発売を控えた2月1日から3日にかけては一般を対象にしたデモがプレイ可能となる。

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物語の鍵を握る街“フォート・タルシス”を取り巻くさまざまな思惑

 今回のトレイラーはゲーム中のカットシーンと思われる場面を中心に構成されており、ストーリー上で重要な役割を担う場所やキャラクターたちをフィーチャーしたものとなっている。

過去の繁栄を連想させる巨大な像。

 要塞都市“フォート・タルシス”は冒険から帰ってきたプレイヤーたちのハブとなる街であり、ここではシングルプレイに切り替わってストーリーが進行していく。かつて強力なリーダー“ジェネラル・タルシス”(タルシス将軍)なる女性により統治されていたが、現在はすべてを統率する指導者はおらず、プレイヤーたち“フリーランサー”集団や、自警組織である“センチネル”などの連繋によって平和が保たれているようだ。

物語の中心となる街“フォート・タルシス”には、さまざまな背景を持った人々が集まっている。なお少なくともローンチ段階では(他にいろいろ街を移っていくのではなく)タルシスをめぐって話が展開していくとのこと。

 プレイヤーにとってもうひとつの我が家となるのが、移動基地“ストライダー”。ストライダーは各地での拠点であり、フリーランサーの仲間がいて、ここでも話が展開していく。

 ストライダーにおけるリーダー的存在は“ハレック”という中年の男性で、彼はかつてフリーランサーだったが現在は一線を退き(トレイラーでは杖をついている)、ストライダーのパイロットとして指揮を出している。

 また地球とは異なる技術が発達したこの土地では、通信系の能力により現地のフリーランサーをバックアップする“サイファー”の助けが不可欠だ。チームではベテランの女性“フェイ”と、坊主頭のヤンチャ気味な男“オーウェン”がプレイヤーを助けてくれるだろう。

主人公グループの仲間のひとりフェイは、通信系の能力を使う“サイファー”でもある。ここで座っているのは、遠距離通信を可能にする装置“アンプリファイアー”。

 そして注目は、主人公たち“フリーランサー”の敵となるだろう組織“ドミニオン”と、それを率いる“モニター”なる人物。モニターは本作の舞台となる異星(地球ではない)に潜む力“Anthem”(アンセム)を支配することによる統一を目指しており、軍事行動による勢力拡大を実行中。その波はフォート・タルシスを飲み込もうとしている。

敵対的組織“ドミニオン”を率いる“モニター”。彼には彼なりの正義があり、自らAnthemの力を支配することでカオスな世界に人類が翻弄される時代を終わらせようとしている。

モニターはジャベリン“ストーム”に似たスーツを着用しており、電撃系の力を使うようだ。

 一方、第三の勢力的に暗躍している秘密組織“コーヴァス”も気になる存在だ。トレイラーでは真紅の制服に身を包んだ“タッセン”という女性が登場している。

フリーランサーやタルシスを守る“センチネル”とは異なる論理で何やら活動している秘密組織“コーヴァス”の一員である“タッセン”。彼女からジャベリンスーツを受け取ることもあるらしい。

ショートインタビューでいろいろ聞いた

 本作のゲームディレクターを務めるジョナサン(ジョン)・ワーナー氏へのインタビューをお届けしよう。本誌での過去のインタビューなども交えつつチェックして貰えると幸いだ。

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プロフィール

Jonathan Warner(ジョナサン・ワーナー)

『Anthem』の開発元BioWareで本作のゲームディレクターを務める。実は少し日本語を話せるという特技も。

――“ストロングホールド”と呼ばれるタイプのミッションがあるそうですが、他のタイプとの違いを教えてください。
ワーナー アクティビティ(プレイ要素)にはいろいろあり、まずはストーリーミッションがあります。物語を進めるタイプのものですね。そしてセンチネルのブリンやコーヴァスのタッセンから受けられるような、繰り返し遊べるミッションがあります。メインストーリーは進まない代わりに、それによって装備などの報酬を得られるわけです。

 そしてストロングホールドがあります。これは4人協力でプレイすることを意図して設計されたもので、時間もそれなりにかかります。40分ほどになるんじゃないでしょうか。高いレベルやスキルを要求する高難度なものになっていて、プレイヤー間の連繋も重要です。

――トレイラーには二足歩行の大きい兵器が出てきましたが、あれと戦うことはできますか? それともトレイラーとかカットシーン用のメカなんでしょうか。
ワーナー ああ、二足歩行のアレは……(どうやら複数あるのを思い出した様子で)大きい方ですか? アレは今の所は戦えないやつですね。

――キャラクターのステータスはジャベリンスーツごとに決まるのでしょうか? それともプレイヤーとスーツの双方で決まるのでしょうか?
ワーナー ステータスはプレイヤーレベルとジャベリンスーツの性能の組み合わせで決まります。

――ミッションの難易度について、ハードコアモードや、ハードコア難度のようなものはありますか?
ワーナー はい。“グランドマスター”と呼ばれる難度があって、ミッション開始時に選択可能です。これはすごく……すごく難しくなります。

――ところで、悪のフォースに導かれてドミニオンに加わるようなことは出来ますか?
ワーナー わはは、そういうのはありません!

――コーヴァスの位置づけを教えてください。センチネルやフリーランサー、ドミニオンとの関係性は?
ワーナー フリーランサーとセンチネルの目的は人々を守ることにあります。コーヴァスは彼らの考えがあってフリーランサーたちをスパイしたりしているんですが、目標としてはそれによって人々を守りたかったりするんです。ドミニオンとは敵であり、彼らの進攻を止めたいと思っています。

――友達のミッションにドロップイン(途中参加)できるということですが、どんな感じにできるのでしょう? 例えば友達とミッションをプレイしてタルシスに戻ってきて、友達は次をはじめて、僕はもうちょっとカットシーンを見たかったとします。その数分後に加わるようなことはできますか?
ワーナー 自分だけちょっといろいろ見て回りたいなって時は一回チームから抜けることになります。それで他の人達はミッションを始めて少ししたとしましょう。その友達に対して“Join the game”(ゲームに参加する)を選んで、人数が埋まっていなければミッションの途中から参加できます。埋まっていた場合は待つ必要がありますね。

――ミッション中の分岐などはありますか? 例えばどっちのルートを取るとか、コレを壊そう/壊さないでおこう、コイツを倒そう/いや救ってやろうといったような。
ワーナー いえ、ミッション自体はミッションマーカーに従って進んでいく形で、もうちょっと直線的な作りです。そういった分岐選択肢があると、知らない人とプレイしている時でもどうするか決めなきゃいけなかったりしますし。どうやって勝つか、どうやって目標を達成するかというプレイ上の選択はもちろん求められますけども。

――モニターはストームのように電撃系の能力を使いそうに見えます。
ワーナー はい。彼は彼専用のカスタムジャベリンを装備していて、装甲が分厚いのにストームのような能力も使えるという厄介な性能を持っているんです。

――ストームには氷系のアビリティもありますね。敵を凍らせて動きを止め、コンボを狙えます。電撃系の効果は?
ワーナー 痺れてスタン状態になります。例えばスタンさせてから近接を当てるとダメージは3倍です。レンジャーにも電撃系のスキルがあり、スタンさせた所にミサイルを打ち込むと、なかなかすごいことになりますよ。

――他に属性系の攻撃は?
ワーナー 炎系、電撃、凍結、酸の4つですね。酸はデバフ(負の追加効果)になっていて、ダメージが通りやすくなります。炎は時間経過でダメージを与えて、さらに属性のあったコンボからのダメージが増加されます。

――フォート・タルシスとストライダーとフィールドはどのように繋がっているんでしょうか?
ワーナー ストライダーに戻るのはストーリー進行上のことが多いですね。フォート・タルシスに戻るのは、ファストトラベルも使えますし、移動して戻ってもいいです。フリープレイを選んでいろんな地域を探索するとストライダーの場所を見つけることがあり、そこからプレイを始めることもできるようになります。