上海のインディーゲームスタジオPixpilによるアクションアドベンチャー『Eastward』を紹介する。本作はPC/Mac版がインディーパブリッシャーのChucklefishよりリリース予定(時期は未定)。

終わりつつある少し奇妙でレトロな世界

 なかなかいい感じのアートスタイルが海外インディー好きなどの間で話題を呼んでいた本作。先日サンフランシスコで行なわれたインディーゲームイベント“Day of the Devs”でデモを遊ぶことができたので、実際のゲームプレイの内容もお伝えしよう。

 本作の舞台は、ゆっくりと崩壊しつつある(少しレトロで奇妙な)現代風の世界。鉱山作業員の“ジョン”と、彼が秘密の地下施設で偶然見つけた女の子“サム”の凸凹コンビによる冒険が描かれる。

ふたりのキャラを切り替えながら先に進め

 ゲームのスタイルとしては、パズル要素のある見下ろし型アクションアドベンチャーといったところ。操作キャラを切り替えたり、時に二手に分かれたりして謎を解きながら進んでいく。

 ふたりは使える能力が異なり、ヒゲのおっさん“ジョン”の方は荒事担当。主な攻撃アクションとともに、フライパンでぶっ叩いて浮き板を動かしたり、爆弾を設置して障害物を破壊したり、日々の労働で鍛えた肉体でサポート。一方でサムは魔法のような能力を放つことができ、特定の障害物を一定時間消滅させられるといった塩梅だ。

魅力的な変人キャラクターたち

 デモはちょっとしたボス戦で終了だったのだが、ラストでその先にある冒険を察知したサムが思わずよだれを垂らして盛り上がっているのがなんともかわいく、このコンビのここからの冒険を目にしたくなった。

 愛を感じさせるキャラクターの作りは、もしかするとビジュアル以上に優れているかもしれない部分だ。街にいるキャラクターなどもミョーに個性的な連中ばかりで、『MOTHER』シリーズなどの影響を感じさせる。

ローカライズ希望!

 現状では英語と簡体字/繁体字中国語のみの対応予定となっており、Steamの言語対応には残念ながら日本語ローカライズは載ってない。

 しかしどう考えても日本の駄菓子屋や看板など昭和レトロなものが街の中にあったり、パブリッシャーのChucklefishは『Stardew Valley』で日本語ローカライズの経験があり、同じイベントに出展していた別タイトル『Pathway』では日本語化を前向きに検討していたりするので、チャンスはあるのではないかと思う。ひとまずSteamのアカウントを持っている人はウィッシュリストに入れてみたりするといいんじゃないだろうか。