2018年9月20日(木)~9月23日(日)まで、千葉県・幕張メッセにて開催された東京ゲームショウ 2018(20日・21日はビジネスデイ)。
DMM GAMESブースのステージでは、さまざまな新作についての発表が続いていたのだが……。
DMM GAMESブースは黒の騎士団が占拠した!
そのステージを、黒の騎士団のリーダーである仮面の男・ゼロが突然占拠した! ゼロはステージに定刻通りに集まった黒の騎士団・特別広報員たち(ステージに駆け付けたファンに偽装していたということか)とともに、いち早く特別な情報を世に伝えるべく、ジャックを敢行したのだ。
その新情報とは、人気アニメ作品『コードギアス 反逆のルルーシュ』の初ソーシャルゲーム『コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ』(以下、ロストストーリーズ)が、鋭意開発中であるということ。配信プラットフォームはDMM GAMESだ。
黒の騎士団にとっていままでにない強力な広報手段となるであろう本作。その紹介のために、ステージ上には強い発信力を持った心強いゲスト広報員が駆けつけた。


いまさらながら、新規団員のために解説しよう。『コードギアス 反逆のルルーシュ』とは、2006年に放送された、ロボットアニメ作品である。
謎の少女C.C.(シーツー)と出会い、異能の力“ギアス”を手に入れた主人公・ルルーシュ。彼が強大な世界国家・神聖ブリタニア帝国に“黒の騎士団”を率いて反逆するところから始まる、壮大な物語だ。
予想のつかない衝撃的な展開の連続と、さまざまなアイデアが盛り込まれたデザインのロボット“ナイトメアフレーム”による迫力のバトルなどにより、いまなお多くのファンを魅了してやまない。
“黒の騎士団”は『コードギアス』に登場するレジスタンス組織だ。“エリア11”と呼ばれていた日本国での活動を皮切りに、武器を持たない者すべての味方となるべく活動し、人望とメンバーを集めていった。
大胆かつ華麗なゼロの手腕に魅了された本作ファンの諸兄も、これすなわち黒の騎士団の一員。黒の騎士団・特別広報員(ファン)は、『コードギアス』のコンテンツを楽しめたなら、さりげなくそのおもしろさを世に広げていく。そうすることで、黒の騎士団の崇高な理念を日々拡散しているのだ!(※)
(※注:筆者の想像です)
壇上ではゲストの皆さんが、テレビ放映から12年経ついま、思い出に浸りながら歓談をくり広げた。収録現場には独特の“戦場感”があったと出演声優のおふたりは語り、えなこさんとしてはゼロの仮面を猫が持っていって学園中を走り回ったシーンが印象に残っているという。
ほかにもC.C.が猫のモノマネをしたり、トマトに埋もれたり、カレンが妖怪ぬり●べのような着ぐるみ姿になった場面など、シリアス一辺倒の劇場版とは異なり、テレビシリーズでは日常シーンも多かったと振り返っていた。
『ロストメモリーズ』配信開始は今冬予定! 『R2』の機体も登場!
思い出を振り返ったところで、ステージ上ではいよいよ『ロストストーリーズ』の情報が公開された。サブタイトルの意味については、ご想像にお任せしたいとのこと。並外れた智将であるゼロにしかわからない、特別な意図があるのだろう。
ゲームのスペックを紹介するスライド画面では、さっそく描き下ろしのイラストが登場。ゲーム内のカードイラストとして多くの描き下ろし画像を収録しつつも、原作の売りのひとつであるナイトメアフレームによる戦いも重要な作品にしたいと、開発陣は語った。
キャラクターイラストの全身像が見られるのもゲームならではの楽しみ。思い出深い衣装を来たキャラクターをずっと鑑賞できるようになったりと、団員諸君にとってはうれしいファンアイテムにもなりそうだ。
続いて、ナイトメアフレームのゲーム内画像も公開された。登場するナイトメアフレームには、スマートフォンやPCブラウザで十分なアクションを実現しつつ、なおかつもとの雰囲気を壊さない、絶妙なデフォルメがなされている。
ファンとしては登場機体も気になるところ。テレビアニメ第2期『R2』に登場した“ランスロット・アルビオン”や“紅蓮聖天八極式”といった最新鋭機から“鋼髏(ガン・ルゥ)”などに至るまで、さまざまな機体が登場するとのことだ。
楽しみな要素が満載の『ロストストーリーズ』。配信開始時期はプロデューサーから「桜の花が咲くまでには」などという弱気な発言もあった気がしたが、きっと黒の騎士団に敵対する何者かの妨害工作だろう。
小清水さんからは、いままでにないテンション感で収録に臨んだという、期待が高まる情報もいただけた。団員諸君は、決起の日を心して待て!
FLOW登場! 本作のテーマソングを初出し披露!
ゲームの情報も出そろったところで、ステージではふたたびゼロがスクリーンをジャックした。ここでゼロから、団員たちへのサプライズプレゼントが!
団員の結束をより高めるべく、テレビアニメで初代オープニングテーマと、2期第2クールのオープニングテーマを担当したロックバンド“FLOW”の皆さんによる、スペシャルライブが開催されたのだ。
さらに、FLOWが『ロストストーリーズ』のテーマソングも担当することが発表された。曲名は『PENDULUM』。『コードギアス』の世界観をイメージして作り上げたというこの新曲を、ステージにて初出しで歌い上げてくれた。
FLOW 『PENDULUM』/ゲーム「コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ」テーマソング解禁SPOT
ライブ終了後、かつて作中で日本を震撼させた“百万のキセキ”を『ロストストーリーズ』でも実現してほしいという特別任務が、ゼロから提示された。Twitter公式アカウントの活動開始を機に、ハッシュタグで情報を拡散してもらい、100万人の事前登録と、100万ダウンロードの達成を実現していきたいとのことだ。
事前登録特典という名の報償については、今後明らかにされていくことだろう。
ステージの最後は、団員たちに配布されていたゼロの仮面モチーフのうちわを使った企画で締められた。登壇したゲストの皆さんとFLOWの皆さんを交えての、「我らの名は、黒の騎士団!」の掛け声とともに行なわれた記念撮影で、団員の結束はより一層強くなったことだろう。
黒の騎士団の諸君は『ロストストーリーズ』の配信開始に期待しつつ、100万を目指す広報活動にも十全に備えよ!
出演者の皆様、そしてお集まりいただきました多くの黒の騎士団特別広報員の皆様!本当にありがとうございました!「100万のキセキ」を再び起こすべく、制作に励んでまいります。皆様、引き続きご協力のほど宜しくお願いします!
#ゆかな さん… https://t.co/OdTKUN8dfx
— 【公式】コードギアス 反逆のルルーシュ Lost Stories (@geass_game)
2018-09-23 16:34:18
※画面は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合があります。