第2回“全国エンタメまつり”が岐阜で開催! ゲームを中心に盛り上がった会場全体をリポート【ぜんため】

2018年8月4~5日の2日間、岐阜県岐阜市にて、ゲームを中心とするエンターテインメントイベント“ぜんため”こと“全国エンタメまつり”の第2回が開催された。本記事では、イベント2日目の柳ケ瀬商店街の模様をメインにリポートする。

 2018年8月4~5日の2日間、岐阜県岐阜市にて、ゲームを中心とするエンターテインメントイベント“ぜんため”こと“全国エンタメまつり”の第2回が開催された。

 “ぜんため”とは、全国エンタメまつり実行委員会(岐阜新聞社、日本一ソフトウェア、ヒラタ産業)が開催する大型イベント。2017年に第1回が開催され2日間で約25000人の来場者を集めるなど好評を博した。

岐阜にて行われた“全国エンタメまつり”の来場者数は約25000人を記録【ぜんため】

2017年8月5日、6日の2日間、岐阜県岐阜市の柳ケ瀬商店街を中心に開催された“全国エンタメまつり”。2日間の来場者数は、約25000人を記録した。

 第2回の開催となる本年も、柳ケ瀬商店街をメイン会場とし、各出展メーカーによる試遊イベントやトークショー、物販、さらにVR・インディータイトルの出展など、さまざまな催し物が実施された。

 本記事では柳ケ瀬商店街の模様をメインにリポート。岐阜商工会会議所で行われたインディー&VRゾーンと、長崎屋跡で開催されたメインステージの様子は、のちほど公開予定なので、そちらも併せてチェックしてほしい。

最新ゲームが立ち並ぶ、ゲームストリート!

 本イベントのメインとも言えるのは、柳ケ瀬商店街の柳ケ瀬本通にズラリとならぶ“ゲームストリート”。各ゲームメーカーのブースが出展され、さまざまな催しが行われている。今回は、注目ブースの様子をピックアップしてお届けしよう。

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントやセガゲームスなどのメーカー、さらに今年は任天堂も新たに参加し、よりパワーアップ。大人から子どもまで、各ブースでワイワイと楽しんでいる様子が見受けられた。

 アークシステムワークスブースでは、『ギルティギア』シリーズや『ブレイブルー』シリーズをメインとした物販のほかに、“スーパーボールすくい”を実施し、縁日のような雰囲気に。キャラクターやロゴなどが描かれた種類豊富なスーパーボールは大人気で、多くの参加者たちがチャレンジしていた。

 アークシステムワークスの真横のアイ・オー・データ機器ブースは、『ブレイブルー クロスタッグバトル』の対戦会を開催。有名プレイヤーのコイチさんや、岐阜屈指の強豪プレイヤー・わらさんが登場し、生で対戦を実況してくれるという特典付き。合わせて、アイ・オー・データ機器製品で、ゲームプレイを簡単に録画できる機器の体験なども提供。

 インティ・クリエイツブースでは、『白き鋼鉄のX(イクス) THE OUT OF GUNVOLT』や、日本初展示の『Dragon Marked For Death (ドラゴン・マークト・フォー・デス)』といった、最新タイトルの試遊会を実施。

 注目のアクションゲームが揃っているとあって、試遊の列はつねに途切れることがなかった印象。また、サウンドトラックや書籍などの物販にも人だかりが!

 グランゼーラブースでは『絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-』をメインに、Tシャツなどの物販と体験会を実施。

 今秋発売予定の注目タイトルということもあり、朝早くから体験用の整理券が大人気で、3時間待ちというアナウンスが出るほどだった。

 岐阜県に本社を構えるシルバースタージャパンのブースでは、将棋ゲームを中心に試遊会を展開。

 PC版の『銀星将棋DX』の試遊は、タッチパネルモニターを採用しており、まるで本物の将棋を指しているかのような様子に。将棋のルールを簡易化したボードゲーム“どうぶつしょうぎ”の体験も楽しめ、子どもとおじいちゃんがいっしょに将棋をしている姿が見られた。

 全体的に家族連れや小さなお子さんの来場者も多く、“ゲームの縁日”と言おうか、お祭りのような印象を受けたのも、本イベントの特徴だった。

 スマートフォン向けゲームを展開するフォワードワークスは、『勇者のくせにこなまいきだDASH!』などの試遊会を実施。また、先日発表され話題を集めた『アークザラッド R』のキャンペーンなども行っており、来場者たちにはポストカードなどを配布していた。

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、プレイステーション4の最新タイトルが多数試遊できる屋内会場を用意。プレイステーション VRが体験できたほか、来場者たちには手ぬぐいも配布。

 ちなみに、この日は最高気温39℃との予報が出ており、猛暑日中の猛暑日。そんな中で冷房の効いた屋内でプレイできたり、手ぬぐいを配布していたりと、暑さ対策に力を入れていることが筆者としてもとてもありがたかったです……。

 任天堂ブースは、Nintendo Switchで展開しているインディーゲームを中心に試遊会を開催。

 とくに、発売前だった『OVERCOOKED2(オーバークック2)』の試遊にはたくさんの人だかりが。そのほかのタイトルも、熱心に遊ぶ子どもたちが多く、東京ゲームショウや大規模なイベントではなかなか見られない、ほのぼのとした光景も印象的だった。

 SNKブースは、“女体化テリー・ボガード”も話題を集め、発売&稼動を控える『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy』の対戦会を開催。

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 家庭用版は横に並んでの対戦プレイが楽しめ、アーケード筐体は通信対戦も可能。この日は東京・中野TRF、岡山・ファンタジスタといったふたつのゲームセンターとネットワークでつながっており、3会場で対戦をくり広げていた。

 ハムスターブースは、“アケアカNEOGEO”を中心とした試遊会のほか、公式生放送番組“アーケードアーカイバー”の公開生放送を展開。こちらの番組には、ファミ通本誌編集長・林も出演したほか、他社メーカーのブースからも、クリエイターたちが続々とゲリラ出演! また、周辺機器メーカー・HORIとのタイアップによる製品のピーアールも行われていた。

 タイトーブースでは、『ダライアス』シリーズなどのグッズの物販を実施。また、『ダライアス コズミックコレクション』(2019年2月28日発売予定)の発売決定を記念し、スーパーファミコンの『ダライアス フォース』が用意され、当時を懐かしみながらの試遊が楽しめた。

 タイトーより2019年に発売を予定している『ニンジャウォーリアーズAGAIN(仮)』の、初となる試遊会を開催しているのは、開発会社であるナツメアタリ。

 「『ニンジャウォーリアーズAGAIN(仮)』をイチ早くプレイしてもらいたい」ということで、急きょ出展が決まったのだとか。Nintendo Switch版の隣ではオリジナル版の『ニンジャウォーリアーズ アゲイン』も体験できたほか、来場者にはイラストが描かれたクリアファイルがプレゼントされた。

 セガゲームスのブースでは、各種物販のほか、『ソニックマニア・プラス』と、『ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト』&『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』の体験会を開催。

 また、少し離れた場所にも『ぷよぷよテトリス』の対戦可能な試遊台が設置され、地元の猛者たちがワイワイと対戦を楽しんでいた。

 『魔界ウォーズ』などを開発しているクローバーラボブースは、射的大会を開催。成績に応じてプレゼントが変わり、みごと特賞をゲットできれば、出演声優陣のサイン色紙がゲットできる。

 まさにお祭りらしい出展内容ということもあり、参加者たちもワイワイと楽しんでいた。

 日本一ソフトウェアはローカライズを担当している『Nidhogg2(ニーズヘッグ2)』の試遊会を開催。本社を岐阜県に構える企業ということで、旅の思い出にグッズを購入した人も多かったのか(?)、物販ブースも大人気! 売り切れ商品が続出している様子だった。

いたるところに設置されたARパネル。聖地巡礼アプリ『舞台めぐり』に使用できる、各メーカーのキャラクターや著名人などがゲットできた。

“ぜんため”は、まだまだ見どころ満載!

 ここからは、筆者が現地で見て聞いて触れてきた、第2回“ぜんため”と、商店街全体の模様をフォトリポートをお届け!

商店街でお買い物をして2枚の参加券を獲得すると、豪華景品がゲットできるスクラッチに挑戦できた。

テレビアニメ『衛宮さんちの今日のごはん』などで知られる、アニメ制作会社のユーフォーテーブルはブースで物販を行っていたほか、ユーフォーテーブルカフェの出張版を開催していた。

映画館の地下で開催された“『うたの☆プリンセスさまっ♪』SHINING STORE 特別出張会場”。グッズを購入する女性たちで溢れていたほか、広い会場は涼しく、乙女たちの憩いの場としても活用されていた。

時計ショップで販売されていた、“ぜんため”コラボモデルのG-SHOCK。

地元の短大、専門学校などの学生たちによる、絵画やイラストなどのギャラリーも設けられていた。

痛車コーナーでは、岐阜県周辺の痛車オーナーたちが集結。

“ぜんため”期間中はコスプレが許可されており、コスプレをしながら散策を楽しんでいる人もいた。

『ペルソナ4』の里中千枝のコスプレをする、めんはむさん。

地元和菓子店“岐阜金蝶堂”が、コラボお菓子を販売。

いちご、オレンジ、抹茶、サイダーのあんこが乗っていて、4つの味を楽しめるのが美味!

商店街では、氷彫刻の大会“第26回 氷彫刻 岐阜大会”も開催されていた。

クラブで開催されていた“ぜんためサマーライブ”。ドリンク500円を払えば、アーティストによるライブが堪能できた。

参加アーティストは、ULTRA-PRISM、kisekilay、アニソンDJただのん、アニソンDJ宗十郎(写真は、kisekilayパフォーマンスの様子)。

日本一ソフトウェア・新川社長のコメント

 開催2日間を終えたところで、全国エンタメまつり実行委員会を代表し、日本一ソフトウェアの代表取締役社長・新川宗平氏(以下、新川)にコメントをいただいたので、皆さんにもお伝えしよう。

――無事、第2回“ぜんため”の2日間が終了しましたが、振り返っていかがでしたか?

新川 第1回目の経験があったおかげで、運営自体は第2回のほうが順調でした。正直、蓋を開けてみるまでお客さんが本当に来てくれるのか不安だったんです。ですが、昨年よりも多くのメーカー様にご協力いただき、まだ実数は出ていませんが、前回よりもお客さんの数は増えていると、各ブースからも聞いております。これから第3回目に向けて、より多くの人に来てもらえるようなイベントにしていければと考えています。

――おお! それはなによりですね。では、第3回、第4回と続けていく目算なのでしょうか?

新川 第1回のときから、1回や2回で済ませるようなイベントでは意味がないと思っています。毎年開催を目標にしていますから、そのためにはより各社さんにご協力いただく必要があることを、改めて感じました。

――今年は猛暑ですから、倒れる方が出ないかと心配でした。

新川 アーケード街は屋根がありますから、日差しが入らないのが良かったですね。もともとこの商店街を会場に選んだ理由のひとつはそこにありますし、雨が降っても開催できるのも利点です。参加者の皆さんには、この暑さも含めて、夏らしさを感じていただければ。イベントを楽しんで汗を流しつつ、冷たいジュースを飲んだりアイスを食べたり。土曜日には近くで花火大会もありますから、ぜんためを回ったあとに花火を見たり、汗をかいて帰ってキュッとビールを飲むような、夏とイベントを今後もまるごと満喫していただきたいなと考えています。

 とにかく猛暑の1日だったが、商店街には屋根があるため直接日差しを浴びることはなく、1日会場を駆けずり回ったが、なんとか熱中症になることもなく、無事に取材を終えることができた(それでもすごく暑いから、来年訪れる人は熱中症に注意だ!)。

 東京ゲームショウのような大規模イベントとも違い、地方の商店街を活用した“お祭り”という感触の本イベントは、遠方から訪れるゲームファンもさることながら、地元の家族連れや子どもたちも多く来場していたようで、ほほえましい雰囲気が漂っている。メインステージも大きなものではないが、趣向を凝らしたさまざまな出し物が演じられ、詰めかけたファンから活気と、えも言われぬ熱気が醸し出されている。

 ゲームやゲームを愛するひとたちの来場で、街がいつも以上に盛り上がってくれたなら、いちゲームファンとして喜ばしいことだし、今後、商店街の店舗などのコラボレーションが増えたら、より楽しめるイベントになるだろう。第2回が終わったばかりで気が早いようだけど、来年の第3回もすごく楽しみだ!