E3 2018が開幕した現地時間6月12日、プレゼンテーションとエグゼクティブ・プロデューサーのアダム・デビッドソン氏へのインタビューの機会を得たので、そこから判明した本作の特徴をまとめてお届けしよう。

 スクウェア・エニックスから発売予定のプレイステーション4、Xbox One、PC(Steam)用ソフト『ジャストコーズ4』。E3 2018が開幕した現地時間6月12日、プレゼンテーションとエグゼクティブ・プロデューサーのアダム・デビッドソン氏への合同インタビューの機会を得たので、そこから判明した本作の特徴をまとめてお届けしよう。

エグゼクティブ・プロデューサーのアダム・デビッドソン氏。前作ではシニア・プロデューサーを務めた。氏がかぶっているキャップは“リコ・ロドリゲス”(Rico Rodriguez)の頭文字をデザインしたロゴが。

 本作の主人公リコ・ロドリゲスは、敵対する組織の施設を破壊しまくる、ご存じ“混乱と破壊の英雄”。本作の舞台は南米にある大国ソリス。ここにはリコの知られざる過去が眠っており、彼の危険を描いた物語も注目すべきポイントのひとつとなっている。ソリスはの広さは、前作とさほど大差はないが、高低の差はさらに激しい地形になっており、「平面ではなく立方体のようなマップになっています」(アダム氏)。

 今回、大きな特徴のひとつに挙げられるのは、熱帯雨林や砂漠、雪山など移り変わりの激しい気候を持つこの土地で竜巻などが発生し、戦いがさらにカオスなものになるというところ。この竜巻は、特定のエリアではつねに発生しているという(竜巻が発生しないエリアもある)。また、ストーリー展開上、竜巻が発生した状況で戦うシチュエーションも用意されているとのこと。この竜巻の威力は凄まじく、プレゼンではバスなどが軽々と吹っ飛ばされ、建物や橋が崩壊し、ジャンボジェットクラスの飛行機も竜巻に巻き込まれるという、恐ろしい威力を誇っていた。ちなみに、「竜巻以外にも、砂漠地帯なら砂嵐や熱帯雨林なら豪雨など、地域によって異なる天候の変動が起こります」とのこと。この気候の変化は、リコも影響を受け、砂嵐なら視界が狭まったりするため、「平常時とは異なる攻略方法が求められると思います」。

 また、グラップリングフックのカスタマイズが可能だということも本作の大きな特徴。プレゼンでは、グラップリングワイヤーにブースター(推進力を得るアイテム)やエアリフター(風船のような浮力を得るアイテム)の機能を持たせ、遠方からオブジェクトにエアリフターやブースター、さらにはグレネードを設置し、そのオブジェクトを巨大な武器として利用するといったデモが披露。前作以上に、プレイヤーの創意工夫でオブジェクトを利用したさまざまな破壊が楽しめそうだ。

 ビークル(乗り物)のバリエーションもブルドーザーやクレーンなどの重機のほか、鉄球(乗れる……のか?)なども用意されているという。こうした乗り物も、エアリフターとブースター、グレネードを設置すればメガトン級の兵器に早変わりするのだろう。

 さらに本作では、シリーズ史上、もっとも豊かな生態系が描かれており、PVでは鹿などの姿も確認できるが、「本作では前作の4倍以上の動物のバリエーションを用意しています。我々アバランチスタジオのポリシーとして、見えるものには何かしらインタラクトでき、反応が返ってくる、といった点を大切にしています。動物を見かけたら、思った行動を取ってみてください」とのこと。

 さまざまなパワーアップが図られている本作だが、ゲームエンジンには“APEX Engine”が使われていることがアナウンスされている。本作から使われるこの新ゲームエンジンにより、物理演算能力と描画距離が格段に向上し、『ジャストコーズ4』で体験できる新たなカオス感が実現しているという。

敵はガブリエラ率いる民間軍事組織“ブラックハンド”。

 前作以上の自由度とスペクタクル感、それに伴うカオスな戦闘が楽しめる『ジャストコーズ4』。日本の発売日はまだ未定(海外での発売は2018年の12月4日)だが、『ジャストコーズ』シリーズでしか楽しめないハチャメチャ感がを早く体験したいと思っているのは筆者だけではないはず!