『Forza Horizon 4』と『Ori and the Will of the Wisps』をXbox Showcaseでひと足お先にプレイ、とにかくゲームの醍醐味を感じさせるタイトル【E3 2018】

怒涛のタイトルラッシュで湧いたXbox E3 2018 ブリーフィングから一夜明けて、イベントが開催されたMicrosoft Theaterでは、Xbox Oneタイトルをお披露目するShowcaseイベントが催された。その模様をお届けする。

 怒涛のタイトルラッシュで湧いたXbox E3 2018 ブリーフィングから一夜明けて、イベントが開催されたMicrosoft Theaterでは、Xbox Oneタイトルをお披露目するShowcaseイベントが催された。じつは今年、マイクロソフトはE3の会場ではブースを出展せずに、Microsoft Theaterに試遊台を展開。2018年6月12日、13日(現地時間)はE3のパスを持っている一般来場者に開放することになっている。Xbox E3 2018 ブリーフィングのステージに、やけに試遊台が並んでいるなあ……と思ったら、そういう趣向であったようだ。一般公開される1日前の6月11日に、取材陣に出展タイトルをひと足早く紹介するのが、Showcaseイベントというわけ。

Xbox E3 2018 ブリーフィングまとめ、近年稀にみる怒涛のラインアップに、Xboxというプラットフォームの未来が見えた【E3 2018】

2018年6月10日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスのMicrosoft Theaterにて行われたXbox E3 2018 ブリーフィングの模様をお届けする。

 ちなみに、E3の会場では、マイクロソフトの代わりに……というとなんだが、Mixerが出展する模様。出展内容は不明だが、ゲームの試遊などはないようだ。

 というわけで、Xbox Oneのタイトルが多数出展されたShowcase。もっとも多くの試遊台がさかれていたのが『Forza Horizon 4』で都合20台(!)で展開。それにつぐのが『Ori and the Will of the Wisps』で18台、そして『Tom Clancy’s The Division 2』の14台といったところ。ブリーフィングで披露された『キングダムハーツIII』や『NieR:Automata BECOME AS GODS Edition』、『Jump Force』などもあり、遊び応えのある内容となっていた。

 ということで、記者はおもむろに『Forza Horizon 4』をプレイ。試遊できたのは、秋→冬→春→夏という巡りゆく季節のうつろいの中で、イギリスの田園地帯を駆け抜けるという、おそらくは今回のために用意された試遊バージョンだ。体験版では、マクラーレン・セナ、ダッジ・バイバーACR、ポルシェ・ケイマンGT4の3台から選択可能で、記者は当然のように迷うことなくマクラーレン・セナをチョイス。世界で限定500台しか生産されていない幻のクルマを体感できるのは、まさに『Forza Horizon 4』ならでは。

選ぶなら、やっぱりマクラーレン・セナでしょう!

かっこいい!

 体験版では、四季の変化にしたがって、クルマがチェンジされるようになっている。秋の紅葉が美しいコースをマクラーレン・セナで快適にドライブしたあとは、夕闇迫る白銀の世界をオフロードカーで疾走。そのあとは小雨交じりの春の山道をラリーカーで駆け抜け、最後は照りつける夏の日差しのもとで、ふたたびマクラーレン・セナで疾走することになる。季節による環境の変化は本作の見どころのひとつとなっているが、気候の変化と相まっての、そのエッセンスを凝集したかのような体験版は秀逸。記者は数回この体験版を遊んでしまったのだが、プレイする度に口元がほころんでいる自分に気づいてしまった。さまざまなアシスト機能により、あまりスキルが必要なしに操作できてしまうということも大きいのだろうが、季節の移りゆくさまを感じながら、クルマをかっ飛ばすのは、本当に爽快で気持ちいい! 『Forza Horizon 4』は、超美麗なグラフィックと爽快さがバランスよく調整された、ステキなレースゲームだ。『Forza Horizon 4』は10月2日発売予定。

秋、冬、春、夏と季節の移り変わりを楽しめる。

 もう1本遊んでみたのが、『Ori and the Will of the Wisps』。同作は、2015年に配信された横スクロールアクションゲーム『Ori and the Blind Forest (オリとくらやみの森)』の続編。前作の評価が高かったことからも、次回作が作られたのは自然の流れと言えるかもしれない。前作は、世界中に散らばる少人数のスタッフが、丹精に作り込んだという印象があるが、本作でもその手触りは踏襲されている。

 何よりうれしいのは、その絶妙なゲームバランスだろう。ゲームを進めると、適宜、「ここはどうやって、進めるべきなんだろう?」という箇所に突き当たるが、“何回か試行錯誤して解法を見つける”→“脳内で構築した解法を実現すべく試行錯誤”→“見事突破”という、まさにこれぞゲームの醍醐味とでも言うべき達成感と充実感を味わえるのだ。当然試行錯誤しているあいだはストレスも感じるわけだが、そこに不快さはなく、“つぎへ進みたい”という気持ちに突き動かされるのは、極めて快適な操作性と、先を知りたいというワクワクするような世界観によるものなのだろう。

 ちなみに、超下手っぴな記者は、何回も行き詰まっては、試遊のサポートをしていた開発者の方から見かねて「ここはこうしたほうがいいですよ」というアドバイスをいただき(前述のくだりでいうところの“解法”ですな)、それをなんとか達成すべく脳からたどたどしく指令を出して、度重なる失敗のうえに何とか成功させる……というプロセスをたどっていた。それでもとにかく楽しい! 『Ori and the Will of the Wisps』の試遊は時間単位で区切られていて(おそらく20分程度)、時間が来たら強制的に終了というものだったのだが、「もっと触っていたい」と思わせた。2019年のリリースが楽しみな1作だ。